乙4試験の持ち物と当日の流れ。申し込み・受験料の準備も解説

資格試験

乙4の試験は、勉強さえしていれば当日に難しいことはありません。ただ、持ち物や事前の準備でつまずくと、本来の力を出しきれないことがあります。この記事では、申し込みと受験料の準備から、当日の持ち物、会場での流れまでを、実際に受けた経験と公式の受験案内をもとにまとめます。前日にもう一度見返せるよう、チェックリストも置いておきます。

まず申し込みと受験料を準備する

当日の前に、申し込みと受験料、写真の準備が必要です。ここを早めにすませておくと安心です。

申し込みは電子申請が手軽

申し込みには、電子申請(インターネット)書面申請(願書)の2通りがあります。特にこだわりがなければ、24時間いつでも手続きできる電子申請がおすすめです。

  • 電子申請:消防試験研究センターのホームページから手続きします。受験料を決済すると、試験日のおよそ10日前に「受験票ダウンロード可能メール」が届くので、受験票を自分でA4の普通紙に印刷します(厚紙や拡大・縮小は不可。センターからの郵送はありません)。
  • 書面申請:願書を入手し(中央試験センターや消防署で配布、または郵送で取り寄せ)、郵便局の窓口で受験料を払い込みます(ATMは不可)。受験票は試験日の1週間前までに郵送されます。

申し込み方法や試験日程の詳しい確認は、こちらにまとめています。→ 乙4の試験日程と申し込み方法

受験料はいくら?

乙種(乙4)の受験料は5,300円です(消費税は非課税)。電子申請の場合は、これにシステム利用料160円が別途かかります。支払い方法は、ペイジー・コンビニ決済・クレジットカード・スマホ決済(PayPay、メルペイなど)から選べます。

一度払い込んだ受験料は返金されないので、試験日と種類をよく確認してから手続きしてください。

写真は早めに用意する

意外と見落としがちなのが写真です。受験票には、縦4.5cm×横3.5cmの写真をのり付けする必要があります。これは当日の本人確認と、合格後の免状にそのまま使われます。

  • 受験日前6か月以内に撮影したもの
  • 正面・無帽・無背景
  • のり付けする(セロハンテープは不可

写真を貼った受験票がないと受験できません。会場には写真を撮る機械はないので、前日までに必ず用意しておきましょう。

なお、運転免許証などの本人確認書類は必要ありません。本人確認は、受験票に貼った顔写真で行われます。

当日の持ち物チェックリスト

公式の受験案内で当日の持ち物とされているのは、次の3つだけです。

  • 受験票
  • HBまたはBの鉛筆、またはシャープペンシル(マークシート用。複数本あると安心)
  • プラスチック消しゴム

ボールペンなどでマークすると、機械が読み取れず0点になることがあるので使わないでください。

これに加えて、実際に受けて「持って行ってよかった」と感じたものがこちらです。

  • 腕時計(アナログ推奨。スマホ・スマートウォッチは時計として使えません)
  • 上着(会場の空調対策)
  • 飲み物(試験前の水分補給用)
  • お気に入りの飴やラムネ(直前のリラックス用)
  • 会場までの交通手段のメモ(はじめての会場なら特に。会場に駐車場・駐輪場はないので公共交通機関で)

持ち物で押さえておきたいポイント

腕時計は用意しておく

これは実際に受けて強くおすすめしたい点です。試験中、スマホやスマートウォッチは時計として使えません(電源を切ってカバンにしまうルールです)。会場には時計がありますが、座る席によっては見えにくいことがあります。乙4は時間に余裕のある試験ですが、それでも「あと何分か」を自分で把握できると落ち着いて解けます。シンプルなアナログの腕時計を一つ持って行くと安心です。

上着は一枚あると安心

会場の空調は、自分の席のすぐ近くで効いていることがあります。私が受けたときも、エアコンの風が直接当たって思ったより寒く感じました。体温調節できる上着を一枚持っておくと、寒さで集中が削がれるのを防げます。

小さなリラックスアイテム

これは人によりますが、私はお気に入りの飴を一つ持って行きました。試験直前の緊張を少しほぐすのに役立ちます。気持ちの準備も、意外と大事です。

服装について

服装に決まりはありません。ふだんどおりの、リラックスできる服装で問題ありません。スーツである必要はまったくないです。ポイントは前述のとおり、空調で寒くなっても調節できるようにしておくこと。

会場の雰囲気も少し触れておくと、乙4はTOEICなどに比べて若い人が多い印象で、人数も多くて活気があります。かしこまった空気ではないので、服装で気負う必要はありません。

会場で守るルール

当日の会場では、いくつか守るべきルールがあります。知っておけば戸惑いません。

  • 参考書や法令集の持ち込み・参照はできません(実力勝負です)。
  • 携帯・スマホ・スマートウォッチは電源を切ってカバンへ。時計としても使えません。
  • 会場は全面禁煙です。
  • ごみは各自で持ち帰ります(会場にごみ箱はありません)。
  • 駐車場・駐輪場はありません。公共交通機関で向かいましょう。
  • 試験室内は撮影禁止で、会場内での会話は控えます。

当日のタイムスケジュールと流れ

当日の流れをイメージしておくと、それだけで落ち着けます。

集合時間に遅れない

いちばん大事なのはこれです。受験票に記載された集合時間までに着席します。会場までの移動は余裕をもって計画してください。はじめての会場なら、最寄り駅から会場までのルートも事前に調べておくと安心です。

試験前の説明

着席すると、試験官から受験上の注意などの説明があります。説明そのものは長くありません。資格試験やTOEICを受けたことがある人なら、戸惑うことはまずないはずです。

試験開始から途中退出まで

乙4の試験時間は2時間(120分)。問題は35問の五肢択一です。

試験が始まって35分ほど経つと、途中退出ができるようになります。このころになると、早めに退出する人がちらほら出てきます。ここで焦らないでください。早く出る人ができる人とは限りません。しっかり準備して素早く解いた人もいれば、準備せずに早く出ていく人もいます。まわりのペースは気にせず、自分の見直しに集中しましょう。私自身は時間がかなり余り、何度か見直してから提出しました。

2時間を乗りきるコンディション管理

2時間と聞くと長く感じますが、見直しまで含めると意外とちょうどよい長さです。集中を切らさないために、トイレ・のどの渇き・空腹の対策をしておくのがおすすめです。試験前にトイレと水分補給をすませ、軽く何か食べておくと、最後まで落ち着いて取り組めます。

試験が終わったら

試験が終わったら、あとは結果を待つだけです。合格発表は消防試験研究センターのホームページで確認でき、受験者全員に試験結果通知書も郵送されます。発表日まではそわそわしますが、手応えがあれば、まずはおつかれさまでした。

当日の体験を、勉強の進め方も含めてもっと読みたい人は、合格までの流れをまとめた体験記もどうぞ。

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