造作・システム製品は、システムキッチン・ユニットバス・造作収納・エクステリアの4テーマで整理すると、全体像がつかめます。このページでは、4つの要点、覚える順番、確認問題3問をまとめました。迷ったら、このページに戻ってきてくださいね。
分野の入口:インテリアエレメントでまず押さえること
4つのテーマを比べてみよう
まずは、4つのテーマを表で比べます。
| テーマ | 何を整理するか | 試験での問われ方 |
|---|---|---|
| システムキッチン | レイアウトの6つの型と、冷蔵庫・コンロ・シンクを結ぶ動線の考え方 | 型の名前と特徴、ワークトライアングルの意味を結びつける |
| ユニットバス | サイズ表記(1616など)の読み方、戸建て用とマンション用の違い、バリアフリーの配慮 | 数字が何を表すかと、用途ごとの傾向を答える |
| 造作収納 | 造作収納と置き家具の違い、クローゼット・壁面収納、扉の種類 | 種類と扉の特徴を、場面に当てはめて答える |
| エクステリア | 門まわり・フェンス・アプローチ・カーポート・デッキなどの種類と、材料・手入れ | 種類と内容、天然木・人工木などの特徴を答える |
4つに共通するのは、「種類を名前と特徴で区別する」という見方です。数字の読み方や型の違いを、表にそろえて覚えましょう。
4テーマの要点
システムキッチン:レイアウトの要点
| 型 | 要するに |
|---|---|
| I型 | 一列に並べる。省スペース |
| Ⅱ型 | コンロとシンクを分けて2列にする |
| L型 | L字に組み合わせる。作業動線が短い |
| U型 | L型にキャビネットを足したコの字。作業スペースが広い |
| アイランド型 | どの壁にも接しない独立型。周囲に通路が必要 |
| ペニンシュラ型 | 一辺が壁に接する対面式。半島のように突き出る |
ワークトライアングルは、冷蔵庫・コンロ・シンクの3点を結ぶ三角形で、調理中の動線を表します。3辺の合計は、3.6〜6.6m程度が使いやすい目安とされます(資料によって幅があります)。
ユニットバス:表記と用途の要点
- 4桁の数字は内寸(100mm単位)。1616は1,600×1,600mm
- 坪数は壁を含む外側の広さの呼び方。1616は1坪タイプ
- 戸建て用は正方形に近いサイズ(1616など)、マンション用は奥行きの長いサイズ(1418など)が主流
- バリアフリーは、段差の解消、浴槽のまたぎ高さ、手すり、滑りにくい床がポイント
造作収納:種類と扉の要点
- 造作収納は、場所に合わせてつくり、壁や床に取り付ける。置き家具は、既製品で移動が自由
- 種類は、クローゼット、ウォークインクローゼット、壁面収納など
- 扉は、開き戸(前後にスペースが必要)、折れ戸(折りたたむ。クローゼットに多い)、引き戸(スライド)、引き違い戸(2枚以上を左右に動かす)
エクステリア:種類と材料の要点
- 種類は、門まわり、フェンス・塀、アプローチ、カーポート、デッキ・テラス、サンルームなど
- デッキは、掃き出し窓に連続して設けると、室内とのつながりが生まれる
- ウッドデッキの材料は、天然木(質感が魅力、手入れが必要)と人工木(手入れが少なめ)
覚える順番は、この4ステップ
| 順番 | テーマ | この順番にする理由 |
|---|---|---|
| 1 | システムキッチン | 図でイメージしやすく、型の名前と形を結びつけるだけで進められる |
| 2 | ユニットバス | 数字の読み方が決まっていて、ルールを覚えれば答えられる |
| 3 | 造作収納 | 造作と置き家具の違いと、扉の種類を比べて覚える |
| 4 | エクステリア | 種類が多いので、ここまでの「区別して覚える」見方を使って整理する |
各テーマの記事への案内
詳しい説明は、テーマごとの記事にまとめています。
| テーマ | 記事 | ひとこと紹介 |
|---|---|---|
| システムキッチン | システムキッチンのレイアウト一覧 | 6つの型の違いと、ワークトライアングル |
| ユニットバス | ユニットバスのサイズ表記 | 1616の読み方、戸建て用とマンション用、バリアフリーの配慮 |
| 造作収納 | 造作収納の種類 | クローゼット・壁面収納、扉の種類、置き家具との使い分け |
| エクステリア | エクステリアエレメントの種類 | 門まわり・フェンス・デッキの種類と、材料・手入れ |
試験での問われ方のポイント
造作・システム製品で、特に取り違えやすいのは次の3つです。
- 似た型の区別:アイランド型(どの壁にも接しない)とペニンシュラ型(一辺が壁に接する)、I型とⅡ型
- 数字の意味:ユニットバスの4桁は内寸、坪数は外寸(壁を含む広さ)
- 似た扉の区別:折れ戸(折りたたむ)と引き戸(スライドする)、引き戸と引き違い戸
次に読む
- システムキッチンのレイアウト一覧:まず、6つの型の違いから始めましょう。
確認問題3問
学んだ内容を、3問で確かめてみましょう。答えは折りたたんであります。
問1(システムキッチン)
キッチンの一辺が壁に接し、他の三辺が開いている、半島のように突き出た対面式のレイアウトは、どれでしょう。
- ① アイランド型
- ② U型
- ③ ペニンシュラ型
- ④ Ⅱ型
答えと解説
正解:③
正解の理由:ペニンシュラ型は、一辺が壁に接し、他の三辺が開いた対面式です。半島(ペニンシュラ)のように突き出た形から、この名前がついています。
他の選択肢が違う理由
- ①:アイランド型は、四方どの壁にも接しない独立したキッチンです。壁に接しているかどうかが、取り違えやすいところです。
- ②:U型は、L型にもう1つキャビネットを追加した、コの字の形です。
- ④:Ⅱ型は、コンロとシンクを分けて、2列に配置する形です。
復習先:システムキッチンのレイアウト一覧
問2(ユニットバス)
ユニットバスのサイズ表記についての説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① 「1616」のような4桁の数字は浴室の内寸を表し、坪数は壁を含む外側の広さの呼び方である
- ② 「1616」のような4桁の数字は浴室の外寸を表し、坪数は内寸の呼び方である
- ③ 「1616」のような4桁の数字は浴室の内寸を表し、坪数も内寸を坪で表したものである
- ④ 「1616」のような4桁の数字は、浴槽だけの大きさを表したものである
答えと解説
正解:①
正解の理由:4桁の数字は、壁の厚みを除いた浴室の内寸を、100mm単位で表します。1616は、1,600mm×1,600mmです。坪数は、壁を含む外側の広さの呼び方で、1616は1坪タイプと呼ばれます。
他の選択肢が違う理由
- ②:内寸と外寸が入れ替わっています。取り違えやすいところです。
- ③:4桁の数字が内寸を表す点は合っていますが、坪数は内寸ではなく、壁を含む外側の広さの呼び方です。内寸と外側の広さを混同しやすいところです。
- ④:浴槽ではなく、浴室全体の内寸です。
復習先:ユニットバスのサイズ表記
問3(造作収納)
扉を折りたたんで開け、開閉のスペースが少なくてすむため、クローゼットの扉によく使われる種類は、どれでしょう。
- ① 開き戸
- ② 折れ戸
- ③ 引き戸
- ④ 引き違い戸
答えと解説
正解:②
正解の理由:折れ戸は、扉を折りたたんで開けるため、開閉のスペースが少なくてすみます。クローゼットの扉によく使われます。
他の選択肢が違う理由
- ①:開き戸は、扉を押す・引いて開けるため、扉の前後にスペースが必要です。
- ③:引き戸は、レールの上をスライドして開けます。折りたたむ動きではありません。
- ④:引き違い戸は、2枚以上の扉を左右に動かして開けます。引き戸の一種で、押入れなどの収納に使われます。折りたたむ動きではありません。
復習先:造作収納の種類
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さらに問題を解きたい方は、準備ができ次第、案内します。