ICの仕事と歴史|出題範囲と3つのまとめ・覚える順番

「仕事と歴史」は、ICの一次試験の範囲のうち、公式の分野1〜3(ICの誕生と背景、ICの仕事、インテリアの歴史)にあたります。ICとはどんな仕事か、住まいとインテリアがどう移り変わってきたか、を学ぶ分野です。このサイトでは、仕事・日本・西洋の3つのまとめに分けて整理しています(確認日:2026年11月1日)。

この分野の範囲(公式の審査基準)

協会は、一次試験の9分野のうち、次の3つで、この柱の内容に関する基礎知識を求めています。

公式の分野求められる内容(要点)このサイトのまとめ
1 ICの誕生とその背景誕生の背景となった住まいへの意識の変化、住宅・インテリア産業の発展の経過、その後の産業の進展とICの職域の広がりICの仕事と販売を整理する
2 ICの仕事ICとしての役割、職能、必要な実務内容・手順、職域同上
3 インテリアの歴史古代から現代までの、日本と西洋のインテリアの歴史日本の住まいの歴史を整理する、西洋のインテリア様式を整理する

この分野は、計算や寸法ではなく、用語・年代・人物・様式の名前を結びつけて覚える内容が中心です。一次試験は選択式の知識問題なので、「名前と特徴の組み合わせ」を区別できるようにしておくと、答えやすくなります。

3つのまとめの案内

まとめ主な内容まとめのページ
ICの仕事と販売ICの成り立ち、仕事と職域、販売と流通ICの仕事と販売を整理する
日本の住まいの歴史寝殿造・書院造・数寄屋造、近代以降の住まい日本の住まいの歴史を整理する
西洋のインテリア様式ルネサンスからバウハウスまでの様式の流れ西洋のインテリア様式を整理する

日本と西洋の年表を並べてみよう

日本と西洋の歴史は、別々に覚えるより、同じ世紀に並べて見ると、つながりがつかめます。

10世紀から20世紀までを世紀ごとに、左に日本の住まい、右に西洋の様式を並べた年表。日本は、平安時代の寝殿造、室町時代に生まれ桃山時代に確立した書院造、桃山時代に起源をもつ数寄屋造、明治以降の洋風の取り入れ、1950年代の公営住宅と日本住宅公団。西洋は、15〜16世紀のルネサンス、17世紀のバロック、18世紀のロココと新古典主義、19世紀のアーツ・アンド・クラフツとアール・ヌーヴォー、20世紀のバウハウス。

※時代は、世紀単位の目安です。資料によって、始まりと終わりの年が異なります。

時期日本の住まい西洋の様式
10〜12世紀寝殿造(平安時代)(このサイトでは扱いません)
15〜16世紀書院造が生まれ(室町時代)、室町末〜桃山時代に確立するルネサンス
16〜17世紀数寄屋造の起源(桃山時代)。書院造は江戸時代を通じて受け継がれるバロック(17世紀ごろ)
18世紀―ロココ、新古典主義(後半〜)
19世紀明治以降、洋風の住まいが取り入れられる新古典主義、アーツ・アンド・クラフツ、アール・ヌーヴォー
20世紀1950年代:公営住宅の標準プラン(51C型)、日本住宅公団の設立バウハウス(1919〜1933年)

古代・中世の西洋の様式(ロマネスク、ゴシックなど)は、このサイトでは扱っていません。日本側も、このサイトの年表は平安時代の寝殿造から始めており、古代(竪穴住居など)や鎌倉時代、江戸時代の民家(町家・農家)は扱っていません。審査基準は「古代から現代まで」とされているため、範囲が広い点は、協会の教材で確認してください。

先に一覧表で全体をつかむ順番

歴史の分野は、個別の記事に入る前に、一覧表で全体をつかむと、迷いにくくなります。次の順番がおすすめです。

順番見るもの目的
1西洋インテリア様式の一覧表様式ごとの時代・特徴を、1つの表で比べる
2近代のデザイナーと代表作運動・人物・作品の対応を押さえる
3家具様式の一覧脚や背もたれの形など、家具の特徴と様式を結びつける
4日本の住まいの歴史を整理する(上の年表と、まとめ)寝殿造・書院造・数寄屋造の違いを区別する
5ICの仕事と販売を整理するICの役割と、仕事の流れをつかむ

総合演習へ

この分野の確認は、仕事と歴史の基本確認で行います。一次試験の9分野をまとめて確認する総合演習36問もあります。

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