構造・環境・設備は、ICの一次試験の範囲のうち、公式の分野6(構造・構法と仕上げ)と分野7(環境と設備)にあたります。住まいの「しくみ」を学ぶ分野で、専門用語が多く、建築の知識がない人は、最初が難しく感じるかもしれません(確認日:2026年11月1日)。
この分野は、図で、名前と位置を結びつけながら学ぶと、進めやすくなります。
この分野の範囲(公式の審査基準)
協会の審査基準には、次の内容が示されています。
- 分野6:インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
- 建築の構造・構法
- インテリア(床・壁・天井)の構法
- 造作と造作材
- 機能材料と構法
- 建具
- 仕上げ材と仕上げ
- 分野7:環境と設備に関すること
- 室内環境(熱、湿気、換気・通風、音、光)
- 住宅設備(給排水、換気・空調、自然エネルギー、電気、照明、水回り設備機器)
このサイトでは、これらを、次の4つのまとめに対応させています。
※図は、位置関係をつかむための模式図です。実際の住宅の構造・設備とは異なります。
| 学ぶ順 | まとめ | 対応する審査基準の項目 |
|---|---|---|
| 1 | 構造・構法を整理する | 建築の構造・構法、インテリア(床・壁・天井)の構法、造作と造作材、建具 |
| 2 | 仕上げ材料を整理する | 機能材料と構法、仕上げ材と仕上げ |
| 3 | 環境工学を整理する | 室内環境(熱、湿気、換気・通風、音、光) |
| 4 | 住宅設備を整理する | 住宅設備(給排水、換気・空調、自然エネルギー、電気、照明、水回り設備機器) |
4つのまとめの使い方
どのまとめも、要点の表 → 個別記事 → 確認問題の順で使うと、理解を確かめながら進められます。
- まとめ:テーマ全体の要点と、学ぶ順番を確認します
- 個別記事:まとめから進んで、1つのテーマを詳しく学びます
- 確認問題・練習問題:学んだ内容を問題で確かめます
建築の知識がない人の入り方
専門用語が多い分野なので、次のように進めると、混乱しにくくなります。
| 進め方 | 理由 |
|---|---|
| 図を見ながら、名前と位置を結びつける | 「幅木は壁と床の境」のように、位置とセットで覚えると、入れ替わりにくい |
| 用語は、「何のための部材・設備か」で覚える | 筋かい(水平方向の力に抵抗する)など、はたらきで覚えると、思い出しやすい |
| 身近な住まいで、見つけてみる | 幅木や廻り縁、建具の種類など、住まいの中で確認できるものは多い |
| まとめの要点の表を、先に読む | 全体像をつかんでから、個別記事に進むと、細かい用語の位置づけがわかる |
骨組み(構造・構法)の次に、仕上げ材料、環境、設備と進むと、「骨組みの内側に、何を仕上げて、どんな環境と設備を整えるか」という流れで理解できます。
数値の暗記は一覧表から
この分野には、法規や環境に関わる数値もあります。数字は、文章の中で覚えるよりも、一覧表で確認するほうが整理しやすくなります。
- 法規の数値まとめ:居室の天井高や階段の寸法など、法令の数値の一覧
- 住宅の照度基準の一覧:場所ごとの照度の目安
- ICで先に覚えたい数字:寸法・法規・環境の数字の入口
学習の進め方
ICの勉強全体の順番は、ICはどこから勉強するかで整理しています。この分野は、計画(インテリア計画でまず押さえること)やエレメント(インテリアエレメントでまず押さえること)と並行して学ぶと、住まい全体のつながりがつかめます。
要するに、この分野で学ぶ構造や設備の知識は、リフォームの計画、家具や床・壁の選び方、法規を学ぶときにも出てくる土台になる、ということです。
総合演習へ
分野全体を問題で確認したい方は、構造・環境・設備の基本確認9問が用意されています。9分野を通した問題は、総合演習36問で解けます。
次に読む
- 構造・構法を整理する:最初のまとめです。骨組みの種類と、内側のつくりを整理します。
- ICはどこから勉強するか:学習の順番と、最初の1週間のやることを確認します。
- ICで先に覚えたい数字:数字の一覧への入口です。