ここでは、私が乙4に独学で一発合格したときの全記録を、包み隠さず書きます。何点で受かったのか、どんな順番で勉強したのか、当日はどうだったのか。うまくいったことも、遠回りした失敗も、正直にまとめました。これから受ける人が「これなら自分もいけそう」と思えるように、リアルなところを残しておきます。
なぜ乙4を受けたのか
もともと私は、自分の実力を形にして示せる国家資格が好きでした。その中で乙4を選んだのは、受験者が多く、難易度もそれなりにあるという手応えがちょうどよさそうだったからです。ガソリンスタンドや工場、設備管理など活かせる場面が広いのも魅力でした。特別な受験資格は不要で、誰でも挑戦できます。
申し込み〜試験日を決めるまで
恥ずかしい話ですが、私は最初、乙4は国家資格だから全国一斉に行われると思い込んでいました。実際は都道府県ごとに試験日が違います。そこで、試験の実施回数が多く日程を合わせやすい東京の中央試験センターを選びました。申し込みは電子申請で、手続き自体は数分で終わってあっけないほど簡単でした。
ひとつ役立ったのが、東京では試験当日に免状申請用の書類一式が入った封筒が配布されたことです。これを取っておいたおかげで、合格後の手続きがスムーズでした。申し込みの詳しい流れは乙4の試験日程と申し込み方法にまとめています。
勉強期間と方法(正直な失敗もふくめて)
正直に書くと、私は勉強にほぼ1年かけました。ただ、毎日みっちりやったわけではなく、純粋な勉強時間は月6〜8時間ほど。ブログの準備と並行していたこともあり、勉強と勉強の間隔が空いて、特に法令をすぐ忘れてしまうという悪循環にはまりました。今思えば、時間の長さより「間を空けないこと」がずっと大事でした。まとめてやる派でしたが、スキマ時間で毎日少しずつ触れるべきだったと反省しています。
使った教材はユーキャンの市販テキストを1冊。何冊も広げず、これを軸に繰り返しました。勉強した順番は物理・化学 → 性質・消火 → 法令です。物理・化学は学校の記憶が助けになって得点源になり、法令は最後まで苦手でした。今もう一度やるなら、先に第4類危険物の特徴を軽くつかんでから、3科目を並行して少しずつ、頻出のところを優先して総量を減らします。詳しい進め方は乙4はどこから勉強するか、時間の目安は乙4の勉強時間はどれくらいか、教材選びは乙4の参考書おすすめにまとめました。
試験当日の様子
私は十分に自信がついてから受験したので、一発合格を狙っていました。会場では多少緊張しましたが、問題を解き始めると、思っていたより手が止まりませんでした。乙4は難しい計算がほとんどなく、知っていれば秒で解ける問題も多いからです。結果として、2時間の試験を1時間ほどで解き終え、途中退出しました。
ただ、心残りもありました。法令にはあまり自信が持てなかったことです。しかも乙4は問題用紙を持ち帰れないため、あとから自己採点で確認することもできません。「法令、大丈夫だったかな……」というモヤモヤを抱えたまま、合格発表の日を待つことになりました。
何点で受かったか【全記録】
先に補足しておくと、乙4は生の点数(35問中◯問)や、どの問題を間違えたかまでは分かりません。問題用紙も持ち帰れません。ただ、合否とは別に後日届く試験結果通知書に、科目別の正答率(%)が記載されます。私の正答率はこうでした。乙4は合計点ではなく各科目で60%以上が必要で、1科目でも6割を切ると不合格です。
| 科目 | 私の正答率(結果通知書より) | 手応え |
|---|---|---|
| 法令 | ぎりぎり60% | 一番の不安。ここで落ちていたら不合格だった |
| 物理・化学 | ほぼ満点(高い正答率) | 勉強した分がそのまま結果になった得点源 |
| 性質・消火 | 75% | 覚えることは多いが、やっただけできた |
後日届いた結果通知書で科目別の正答率を見て、やはり法令がぎりぎりだったと分かりました。自信のなかった科目が本当に薄氷だったわけです。逆に、物理・化学と性質・消火で余裕を作れたのが合格につながりました。分野ごとの難易度と、落ちる人の傾向は乙4の合格率と難易度は?【正直レビュー】で詳しく書いています。
合格発表と、そのあとの手続き
合格発表の日は、気になって発表と同時にWebサイトで確認しました。受験番号を探して、自分の番号を見つけたときは、法令の不安を抱えていたぶん、喜びもひとしおでした。モヤモヤしていた時間があったからこそ、合格の実感が強く残っています。
ただ、乙4は合格しただけでは免状が届きません。私は当日もらった封筒の書類で、手数料を振り込み、その領収書を同封して申請しました。免状は申請から約3週間で届きました。この流れは乙4の合格発表・結果確認と免状申請の流れにまとめています。
これから受ける人へ|私が学んだこと
一発合格できたとはいえ、遠回りもたくさんしました。これから受ける人に伝えたいのは、次の3つです。
- 頻出を優先して、勉強の総量を減らす。範囲が広いので、全部を同じ重さでやると終わりません。
- 間を空けない。特に法令は、時間をおくと忘れます。毎日少しでも触れるのが結局の近道です。
- 自信がついてから受ける。私は十分に固めてから受けたので、一発合格できました。
乙4は、正しく準備すれば独学でも十分に受かります。ただ、私のように独学で回り道したくない人や、法令のような苦手分野を効率よく片づけたい人は、通信講座で最短を取るのも合理的です。自分がどちらに向くかは乙4は独学か通信講座か(合格者の正直診断)で切り分けています。ほかの合格者の勉強法は乙4合格者の勉強法を聞いてみたも参考にしてください。
範囲はもう決まっていて、やることは見えています。あなたの合格を応援しています。


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