西洋インテリア様式の一覧表|時代・特徴・覚え方

仕事と歴史

西洋のインテリア様式は、時代の順と、前の様式への反応で整理します。全体の流れは、西洋のインテリア様式を整理するで確認できます。ここでは、様式ごとの特徴を一覧表にまとめました。

様式一覧表

様式・運動時代の目安中心の地域特徴
ルネサンス15〜16世紀ヨーロッパ(イタリアで興った)古典に学ぶ。人間性や自由を重んじ、対称と幾何学的な調和を取り入れた
バロック17世紀ごろヨーロッパ(フランスのルイ14世様式など)豪華で壮麗。金箔、大理石、大胆な光の演出。カトリック教会の権勢を背景にした
ロココ18世紀フランス(ルイ15世の時代)バロックから生まれ、より軽やかで繊細、自由な装飾。貝殻のような曲線の装飾が特徴
新古典主義18世紀後半〜19世紀ヨーロッパ古代ギリシャ・ローマを手本にする。形の明快さ、感情の抑制
アーツ・アンド・クラフツ19世紀後半イギリス(のちに欧米へ)産業化に反発し、職人の手仕事の質と美しさを見直す。中心はウィリアム・モリス
アール・ヌーヴォー19世紀末〜20世紀初頭ヨーロッパ「新しい芸術」。工芸と新しい工業技術の組み合わせ
バウハウス1919〜1933年ドイツ芸術と技術の統合。建築を頂点に、あらゆる造形活動を統合する考え方。近代デザインの基礎
西洋インテリア様式の特徴的な装飾を、オリジナルの簡単な線画で示した図。ルネサンスは半円のアーチと柱、バロックはねじれた柱、ロココは貝殻とC字・S字の曲線、新古典主義は直線の柱と三角形の切妻、アール・ヌーヴォーは植物の茎のような曲線。

覚え方:流れで覚える

様式は、前の様式への反応として覚えると、順番が混ざりにくくなります。

  1. ルネサンス:古典に学び、対称・調和を重んじる
  2. バロック:ルネサンスの調和から、豪華で劇的な方向へ
  3. ロココ:バロックの重厚さから、軽やかで繊細な方向へ
  4. 新古典主義:ロココの装飾性から、古代ギリシャ・ローマの明快さへ
  5. アーツ・アンド・クラフツ:産業化に対して、手仕事を見直す
  6. アール・ヌーヴォー:新しい芸術を、工芸と新しい技術で
  7. バウハウス:芸術と技術を統合し、近代デザインの基礎を築く

取り違えやすいポイント

取り違えやすい点整理
バロックとロココバロックは壮麗・豪華、ロココは繊細・優美・遊び心。ロココはバロックから生まれた
ロココと新古典主義ロココは貝殻などの曲線の装飾、新古典主義は古代の直線的で明快な形
アーツ・アンド・クラフツとバウハウスアーツ・アンド・クラフツは手仕事を見直す運動(19世紀後半・イギリス)。バウハウスは芸術と技術を統合する学校(20世紀・ドイツ)
バウハウスの始まりと終わり1919年にワイマールで設立し、デッサウ、ベルリンと移り、1933年に閉校
バウハウスの校長初代はグロピウス、最後はミース・ファン・デル・ローエ

「どの国で」「どの時代に」「何に反応して」の3点をセットで思い出せるようにしておきましょう。

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