こんにちは、マナです。
「日本酒は身体にいい」と聞いたことはありませんか?
一方で、「お酒は健康に悪いのでは?」と不安に感じる方もいると思います。
日本酒はアルコール飲料ですから、もちろん飲みすぎは禁物です。ですが、適量を守ることで期待されている健康作用もあることが、研究や伝統的な知見からわかっています。
今回は、日本酒の健康効果として語られるポイントと、身体にやさしい正しい飲み方について、落ち着いて整理していきましょう。
1. 日本酒の健康作用として知られていること
日本酒には、米・米麹・発酵の過程で生まれるさまざまな成分が含まれています。これらの成分が体に良い影響を与える可能性があると報告されています。
① 血流サポートへの期待
日本酒に含まれるフェルラ酸やアデノシンは、血管の働きをサポートする可能性があるとされています。血流がスムーズになることで、生活習慣病リスクの低減に役立つ可能性があると研究報告もあります。
ただし、これは「適量の場合」に限られます。飲みすぎれば当然、逆効果になります。
② アミノ酸によるリラックス効果
日本酒にはアミノ酸やGABA(ギャバ)が含まれています。これらは神経の緊張を和らげる働きがあるとされ、穏やかなリラックス効果が期待されています。
一日の終わりに少量の日本酒をゆっくり味わう時間は、精神的な余裕を取り戻すきっかけにもなります。
③ 酒粕由来の栄養成分
日本酒の副産物である酒粕には、食物繊維やペプチド、ビタミン類が含まれています。酒粕甘酒や粕汁が健康食として注目されているのも、そのためです。
日本酒そのものだけでなく、発酵文化全体に健康的な側面があることも、日本酒の魅力のひとつと言えるでしょう。
2. 正しい飲み方のポイント
健康的に楽しむためには、「量」と「飲み方」がとても重要です。
① 目安は1日1合まで
一般的に、日本酒の適量は1日180ml(1合程度)とされています。これは純アルコール量で約20g前後にあたります。
毎日それ以上を習慣的に飲むと、肝臓への負担が蓄積してしまいます。さらに週に2日の休肝日を設けることが理想的です。
② 和らぎ水を取り入れる
日本酒と一緒に飲む水を「和らぎ水」と呼びます。アルコールには利尿作用があるため、水分補給はとても重要です。
日本酒と同量程度の水をゆっくり飲むことで、アルコールの分解がスムーズになり、翌日の負担も軽減できます。
③ 空腹時は避ける
空腹時の飲酒はアルコールの吸収が早くなります。タンパク質や脂質を含む食事と一緒に、ゆっくり楽しむことが大切です。
日本酒は「食中酒」として優秀なお酒です。料理と合わせることで、身体への負担も軽減できます。
3. 日本酒のカロリーと体質について
日本酒1合(180ml)のカロリーは約200kcal前後。決して低カロリーではありませんが、特別高いわけでもありません。
問題になりやすいのは、お酒そのものよりも一緒に食べる料理です。揚げ物や高脂質の料理と組み合わせると、総摂取カロリーが大きく増えてしまいます。
また、日本人はALDH2という酵素の働きが弱い体質の方も多く、お酒の強さには個人差があります。顔が赤くなりやすい方は無理をしないことが大切です。
まとめ
日本酒は、適量を守ればリラックスや血流サポートなどの可能性が期待されているお酒です。ただし、あくまで「節度ある楽しみ方」が前提です。
量を守り、和らぎ水を取り入れ、食事とともにゆっくり味わう。これが、日本酒と長く付き合うための基本姿勢です。
日本酒は、正しく楽しめば、暮らしを彩る心強い存在になります。
甘く弾けるスパークリング、やさしい低アルコール、季節ごとの楽しみ方──。
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「日本酒のある暮らし」カテゴリでは、初心者にもやさしく、日本酒の魅力をひとつずつ解説しています。


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