床と壁の3つのテーマ(カーペット・床材・壁紙)から、4択のオリジナル問題を7問用意しました。まず自分で答えを考えてから、「答えと解説」を開いて確認しましょう。間違えた問題は、解説の復習先へ戻ると定着しやすくなります。
このテーマのまとめ:床と壁を整理する
問題の進め方
- 1問ずつ、選択肢を読んで答えを決めてから解説を開く
- 正解でも、「他の選択肢が違う理由」まで読む
- 間違えた問題は、復習先の記事を読み返してからもう一度解く
問1(カーペットの種類と製法)
カーペットの種類のうち、20〜30色ほどの糸を使って、多色の柄を表現でき、カットパイルのみで表現するものは、どれでしょう。
- ① ウィルトンカーペット
- ② アキスミンスターカーペット
- ③ タフテッドカーペット
- ④ ニードルパンチカーペット
答えと解説
正解:②
正解の理由:アキスミンスターは、機械織りのカーペットで、多くの色の糸を使って、多色の柄を表現できる点が特徴です。
他の選択肢が違う理由
- ①:ウィルトンも織りカーペットですが、特徴は、密度が高く耐久性にすぐれる点です。多色の柄が特徴なのは、アキスミンスターです。入れ替えやすいので注意しましょう。
- ③:タフテッドは、基布にパイル糸を刺す製法です。織りではないので、アキスミンスターのような、多色の柄を表現する織りの特徴とは別のものです。
- ④:ニードルパンチは、繊維を針で突いて絡ませる製法です。織りではなく、糸の色数で柄を表現する作り方でもありません。
復習先:カーペットの種類と製法
問2(パイルの形状)
パイルの形状についての説明として、一般的な傾向に合うものは、どれでしょう。
- ① ループパイルは、パイルの先端を切りそろえたもので、やわらかい手触りである
- ② カットパイルは、パイルの先端が輪になっていて、耐久性と歩行性にすぐれる
- ③ カット&ループパイルは、ループだけでできていて、柄は単純になる
- ④ ループパイルは、パイルの先端が輪になっていて、耐久性と歩行性にすぐれる
答えと解説
正解:④
正解の理由:ループパイルは、先端を輪の形にしたパイルです。耐久性と歩行性にすぐれ、ごみが入りにくいとされます。
他の選択肢が違う理由
- ①:先端を切りそろえたのは、カットパイルです。やわらかい手触りは、カットパイルのほうが上です。
- ②:先端が輪になっているのは、ループパイルです。カットとループの説明が入れ替わっています。
- ③:カット&ループは、カットとループを組み合わせたものです。立体的な柄や複雑なデザインを表現しやすい形状です。
復習先:カーペットの種類と製法
問3(フローリング)
複合フローリングの説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① 合板などの基材の表面に、突板や化粧シートをはったものが多く、品質が安定し、変形や伸縮が少ない
- ② ひき板を基材にした、厚さの方向が1層のものをいい、一般に無垢材と呼ばれる
- ③ 表面に塩化ビニルのシートをはった、クッション性のある床材をいう
- ④ 稲わらを圧縮して作った芯材に、い草の表をつけたものをいう
答えと解説
正解:①
正解の理由:複合フローリングは、単層フローリング以外のものです。合板などの基材の表面に、天然木の薄板(突板)や化粧シートをはったものが多く、品質が安定し、変形や伸縮が少ない点が特徴です。
他の選択肢が違う理由
- ②:これは、単層フローリング(無垢)の説明です。単層と複合の説明が入れ替わっています。
- ③:これは、クッションフロアの説明です。フローリングとは別の床材です。
- ④:これは、稲わら床を使った畳の説明です。
復習先:フローリング・畳・床タイルの種類
問4(床衝撃音)
集合住宅で、子どもが飛び跳ねたときのような、重くて鈍い音を示す記号は、どれでしょう。
- ① LL
- ② L-45
- ③ LH
- ④ LL-45
答えと解説
正解:③
正解の理由:床衝撃音は、軽くて硬い音の「軽量床衝撃音(LL)」と、重くて鈍い音の「重量床衝撃音(LH)」に分けます。子どもが飛び跳ねる音は、重量床衝撃音の例です。
他の選択肢が違う理由
- ①:LLは、スリッパの音や、物を落とした音のような、軽くて硬い音(軽量床衝撃音)です。
- ②:「L-45」は、遮音等級の表し方の例です。数字が小さいほど、遮音性能が高いとされます。音の種類を示す記号ではありません。
- ④:「LL-45」は、軽量床衝撃音について、目安として使われることが多いとされる遮音等級の表し方です。音の種類を示す記号ではありません。
復習先:フローリング・畳・床タイルの種類
問5(畳の構成と畳床)
畳の構成と畳床の種類についての説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① 稲わらを圧縮して縫い合わせた畳床は、重いが、湿気を吸ったり吐いたりする力にすぐれる
- ② 建材畳床(ボード床)は、稲わらを圧縮して縫い合わせた、昔ながらの畳床である
- ③ ポリスチレンフォームを使った畳床は、重く、湿気を吸ったり吐いたりする力にすぐれる
- ④ 畳縁は、畳の芯になる部分で、弾力やかさを出す
答えと解説
正解:①
正解の理由:稲わら床(わら床)は、稲わらを圧縮して縫い合わせた、昔ながらの畳床です。重いですが、湿気を吸ったり吐いたりする力にすぐれます。
他の選択肢が違う理由
- ②:稲わらを圧縮して縫い合わせたのは、稲わら床です。建材畳床は、木材チップなどから作ったボードを使う畳床で、断熱性にすぐれる点が特徴です。
- ③:ポリスチレンフォームを使った畳床は、軽くて断熱性にすぐれますが、湿気を吸う力は劣るとされます。重さと湿気の性質が逆です。
- ④:畳の芯になる部分は、畳縁ではなく畳床です。畳縁は、畳表の端をおさえて、畳床に縫いつける布です。
復習先:フローリング・畳・床タイルの種類
問6(機能性壁紙)
クローゼットや玄関などで、湿気を吸ったり吐いたりして、結露やカビを抑えることが期待される機能性壁紙は、どれでしょう。
- ① 消臭壁紙
- ② 汚れ防止壁紙
- ③ 抗菌壁紙
- ④ 吸放湿(調湿)壁紙
答えと解説
正解:④
正解の理由:吸放湿(調湿)壁紙は、湿気を吸ったり吐いたりして、結露やカビを抑えることが期待される壁紙です。クローゼット、玄関、洗面所などに向きます。
他の選択肢が違う理由
- ①:消臭壁紙は、たばこやペット、トイレなどの生活臭を吸着・分解する壁紙です。
- ②:汚れ防止壁紙は、表面の加工で、汚れがつきにくく、拭き取りやすい壁紙です。
- ③:抗菌壁紙は、表面に付着した細菌の増殖を抑える壁紙です。湿気を調整する働きの説明ではありません。
復習先:壁紙(クロス)の種類
問7(防火材料の壁紙)
防火材料の壁紙についての説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① 国土交通大臣の認定は、下地との組み合わせで受けていることが多く、認定された方法で施工する必要がある
- ② 壁紙だけで認定されるので、下地は何を使ってもよい
- ③ 防火材料の壁紙に、国土交通大臣の認定を受けた製品はない
- ④ 防火材料は、燃えにくい順に、難燃材料、準不燃材料、不燃材料の順である
答えと解説
正解:①
正解の理由:防火材料の壁紙には、国土交通大臣の認定を受けた製品があります。認定は、下地との組み合わせで受けていることが多く、認定された下地・工法と違う施工をすると、防火材料として認められない場合があります。
他の選択肢が違う理由
- ②:壁紙だけで決まるとは限りません。下地との組み合わせで認定を受けているため、下地は何でもよいとはいえません。
- ③:国土交通大臣の認定を受けた、防火材料の壁紙があります。
- ④:順番が逆です。燃えにくい(性能が高い)順は、不燃材料、準不燃材料、難燃材料です(まとめの確認問題で扱った順番です)。
復習先:壁紙(クロス)の種類
次のステップ
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