家具の6つのテーマ(椅子・ソファ、ベッド、収納家具、構造と継手、材料と塗装、オーナメント)から、4択のオリジナル問題を7問用意しました。まず自分で答えを考えてから、「答えと解説」を開いて確認しましょう。間違えた問題は、解説の復習先へ戻ると定着しやすくなります。
このテーマのまとめ:家具を整理する
問題の進め方
- 1問ずつ、選択肢を読んで答えを決めてから解説を開く
- 正解でも、「他の選択肢が違う理由」まで読む
- 間違えた問題は、復習先の記事を読み返してからもう一度解く
問1(椅子・ソファ)
前後に揺れる椅子、ロッキングチェアを見分けるポイントとして、正しいものはどれでしょう。
- ① 脚の下に、湾曲した板がある
- ② 脚がなく、畳や床に直接置く
- ③ 背もたれに傾斜があり、1人掛けである
- ④ 積み重ねて収納できる
答えと解説
正解:①
正解の理由:ロッキングチェアは、脚の下に湾曲した板があり、前後に揺れる椅子です。脚の下の湾曲した板が、見分けるポイントです。
他の選択肢が違う理由
- ②:脚がなく、畳や床に直接置くのは、座椅子です。
- ③:背もたれに傾斜があり、休息や歓談に向く1人掛けの椅子は、ラウンジチェア(イージーチェア)です。揺れる仕組みではありません。
- ④:積み重ねて収納できるのは、スタッキングチェアです。
復習先:椅子とソファの種類と名称
問2(ベッド)
マットレスの説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① ボンネルコイルは、コイルを1つずつ小さな袋に入れて並べた構造である
- ② ポケットコイルは、らせん状のバネを連結した構造である
- ③ ポケットコイルは、コイルを1つずつ袋に入れて並べ、体の形に合わせて沈み、横揺れが少ない
- ④ ノンコイルは、らせん状のバネを連結した構造である
答えと解説
正解:③
正解の理由:ポケットコイルは、コイルを1つずつ小さな袋に入れて並べる構造です。コイルが独立して動くので、体の形に合わせて沈み、横揺れが少なくなります。隣で寝る人の動きが気になる場合に向くと説明されます。
他の選択肢が違う理由
- ①:袋に入れて並べるのは、ポケットコイルです。ボンネルコイルは、らせん状のバネを連結する構造です。取り違えやすいところです。
- ②:らせん状のバネを連結するのは、ボンネルコイルです。
- ④:ノンコイルは、三次元スプリング構造体やウレタンなど、コイルを使わない構造です。
復習先:ベッドとマットレスのサイズ一覧
問3(構造と継手)
引き出しや箱の角に使われ、両方の端に凹凸をつくって噛み合わせる接合はどれでしょう。形を蟻(あり)の形にすると、抜けにくくなります。
- ① ダボつぎ
- ② 組みつぎ
- ③ ちぎり
- ④ 雇いざね
答えと解説
正解:②
正解の理由:組みつぎは、両方の端に凹凸をつくって噛み合わせる接合で、引き出しや箱に使われます。凹凸を蟻の形(奥が広がる形)にすると、抜けにくくなります。
他の選択肢が違う理由
- ①:ダボつぎは、両方の材に穴をあけ、丸棒(ダボ)を差し込む接合です。板どうしの接合や、量産家具に使われます。
- ③:ちぎりは、接合を補強する方法の一つで、接合の形そのものの名前ではありません。
- ④:雇いざねも、補強の方法の一つです。
復習先:家具の構造と継手
問4(構造と継手)
材の端を45度に切って合わせるため、端面(木口)が見えない接合はどれでしょう。
- ① 相欠きつぎ
- ② 大入れつぎ
- ③ ほぞつぎ
- ④ 留つぎ
答えと解説
正解:④
正解の理由:留つぎは、材の端を45度に切って合わせる接合です。端面が見えないので見た目がきれいで、額縁や箱に使われます。接着する面が小さく、強度はやや劣ります。
他の選択肢が違う理由
- ①:相欠きつぎは、両方の材を、厚みの半分ずつ欠き取って組む接合です。取り違えやすいところです。
- ②:大入れつぎは、一方の材に溝を掘り、もう一方の端を差し込む接合です。
- ③:ほぞつぎは、一方に穴(ほぞ穴)、もう一方に突起(ほぞ)をつくって差し込む接合です。
復習先:家具の構造と継手
問5(材料と塗装:材料)
天然木を薄くスライスして、合板などに貼った材料はどれでしょう。
- ① 集成材
- ② 突板(天然木化粧合板)
- ③ プリント合板
- ④ MDF(中密度繊維板)
答えと解説
正解:②
正解の理由:突板は、天然木を薄くスライスして、合板などに貼ったものです。研磨・塗装すると、天然木に近い風合いになります。
他の選択肢が違う理由
- ①:集成材は、細長い木材を貼り合わせて、板状にした天然木です。薄くスライスして貼るものではありません。
- ③:プリント合板は、合板に印刷した紙を貼ったものです。見た目は木目でも、天然木ではありません。取り違えやすいところです。
- ④:MDFは、木の繊維を、接着剤とともに高温・高圧で板にしたものです。
復習先:家具の材料と塗装
問6(材料と塗装:塗装)
木にしみ込ませて仕上げるため、膜をつくらず、木目と手触りが生きる塗装はどれでしょう。
- ① ウレタン塗装
- ② ラッカー塗装
- ③ オイル仕上げ
- ④ ワックス
答えと解説
正解:③
正解の理由:オイル仕上げは、植物性のオイルを木にしみ込ませる仕上げで、膜をつくりません。木目と手触りが生き、傷はヤスリとオイルで補修できます。水に弱く、塗り直しが必要です。
他の選択肢が違う理由
- ①:ウレタン塗装は、樹脂の硬い膜で表面を覆います。水・熱・傷に比較的強い反面、一度傷がつくと目立ちやすく、補修が難しくなります。膜をつくる点が、オイルと逆です。
- ②:ラッカー塗装は、樹脂を揮発性の溶剤で薄めて、薄く塗り重ねます。乾きが早い塗装です。
- ④:ワックスは、蜜蝋などで、表面にツヤと保護をつくる仕上げです。「木にしみ込ませて仕上げる」説明にあてはまるのは、オイル仕上げです。
復習先:家具の材料と塗装
問7(オーナメント)
木版画は、版画の4種類のうち、どの版にあたるでしょう。
- ① 凸版
- ② 凹版
- ③ 平版
- ④ 孔版
答えと解説
正解:①
正解の理由:凸版は、凸部(出ている部分)にインクをのせて刷る版で、代表的な技法が木版画とリノカットです。
他の選択肢が違う理由
- ②:凹版は、凹部(彫った溝)にインクを詰めて刷る版です。代表的な技法は銅版画で、木版画と入れ替えやすいところです。
- ③:平版は、平らな面で、水と油の反発を利用して刷る版です。代表的な技法はリトグラフです。
- ④:孔版は、版に開けた穴からインクを通して刷る版です。代表的な技法はシルクスクリーンです。
次のステップ
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