ICの仕事の分野は、成り立ち(なぜ生まれたか)・仕事と職域(何をするか)・販売と流通(どう届けるか)の3テーマで整理すると、全体像がつかめます。このページでは、3つの要点、業務の流れ、確認問題3問をまとめました。迷ったら、このページに戻ってきてくださいね。
分野の入口:ICの仕事と歴史でまず押さえること
3つのテーマを比べてみよう
まずは、3つのテーマを表で比べます。
| テーマ | 何を整理するか | 試験での問われ方 |
|---|---|---|
| ICの成り立ち | 資格が生まれた背景、インテリア産業の流れ、協会の沿革 | 背景の流れの説明と、年と出来事の結びつけ |
| 仕事と職域 | 業務の流れ、働く場所、設計者・施工者との分担 | 業務の順番、職域と仕事の区別 |
| 販売と流通 | 流通経路、販売形態、見積り・契約・発注・納品・アフター | 流通経路と業務の流れの区別、各段階の内容 |
この3つは、「ICが生まれた背景 → ICの仕事 → 商品を届ける流れ」という順でつながっています。
ICの成り立ち・職域・販売の要点
成り立ちの要点
- 住宅の量が充足し(総務省統計局の資料では、1978年に住宅数が充足)、住まいの質やインテリアへの関心が高まった
- ICの資格認定試験は、1983年に始まった(協会の発表)
- 協会は、1978年に任意団体として発足し、1983年に社団法人、2012年に公益社団法人になった
- ICは、インテリア商品の選択・配置について、生活者に提案・助言する専門職
仕事と職域の要点
※図は、協会の講座資料の7段階を、模式的に示したものです。会社や商品、工事の有無によって流れは異なります。
- 職域は、住宅会社、メーカー、販売店、不動産、設計事務所、フリーランスなど、広い
- 設計者、施工者、納入業者などと連携して進める
販売と流通の要点
- 流通経路は、商品がメーカーから生活者に届くまでの道筋(家具の一例では、メーカー → 問屋 → 小売店 → 生活者の形が見られるとされる)
- 販売形態は、商品を売る場の種類(専門店、大型小売店、ショールームなど。家具の一例)
- 販売の場で特に関わるのは、7段階のうち、実施計画・見積り・契約 → 各種監理・手配(発注・納品)→ 引渡し・アフターフォロー(アフターサービス)
覚える順番は、この3ステップ
| 順番 | テーマ | この順番にする理由 |
|---|---|---|
| 1 | ICの成り立ち | 「なぜICがあるのか」がわかると、仕事の役割がつかみやすい |
| 2 | 仕事と職域 | 業務の流れを、段階の順番で覚える |
| 3 | 販売と流通 | 業務の流れの後半(見積り・契約以降)と、流通の仕組みを、詳しく整理する |
各テーマの記事への案内
詳しい説明は、テーマごとの記事にまとめています。
| テーマ | 記事 | ひとこと紹介 |
|---|---|---|
| 成り立ち | ICが生まれた背景 | 時代背景、インテリア産業の流れ、協会の年表 |
| 仕事と職域 | ICの仕事と職域 | 業務の7段階、職域、他職種との分担 |
| 販売と流通 | 販売と流通の流れ | 流通経路、販売形態、見積り・契約・発注・アフター |
試験での問われ方のポイント
ICの仕事の分野で、特に取り違えやすいのは次の3つです。
- 年と出来事の対応:協議会の発足(1978年)と、社団法人化・資格試験の開始(1983年)
- 業務の順番:提案・調整のあとに、見積り・契約。そのあとに手配、引渡し
- 流通経路と業務の流れの混同:商品が届く道筋と、依頼者と進める手順は別のもの
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確認問題3問
学んだ内容を、3問で確かめてみましょう。答えは折りたたんであります。
問1(成り立ち)
インテリア産業協会と、ICの資格に関する次の記述のうち、正しいものはどれでしょう。
- ① 1978年に、インテリア産業協議会(任意団体)が発足した
- ② 1983年に、公益社団法人に移行した
- ③ 2012年に、ICの資格認定試験が始まった
- ④ 1978年に、ICの資格認定試験が始まった
答えと解説
正解:①
正解の理由:協会は、1978年にインテリア産業協議会(任意団体)として発足しました。1983年に社団法人となり、ICの資格認定試験も始まりました。2012年に公益社団法人に移行しています。
他の選択肢が違う理由
- ②:公益社団法人への移行は、1983年ではなく2012年です。1983年は、社団法人になった年です。
- ③:2012年は、公益社団法人に移行した年です。資格認定試験が始まったのは1983年です。
- ④:1978年は、協議会が発足した年です。資格認定試験の開始とは別の出来事です。
復習先:ICが生まれた背景
問2(業務の流れ)
協会の講座資料の7段階で、「実施計画・見積り・契約」の直前にあたる段階は、どれでしょう。
- ① カウンセリング
- ② 提案・調整
- ③ 各種監理・手配
- ④ 引渡し・アフターフォロー
答えと解説
正解:②
正解の理由:7段階は、ヒアリング・事前調査、カウンセリング、イメージの具体化、提案・調整、実施計画・見積り・契約、各種監理・手配、引渡し・アフターフォローの順です。提案・調整のあとに、実施計画・見積り・契約に進みます。
他の選択肢が違う理由
- ①:カウンセリングは、2番目の段階です。提案の前の、生活像や好みを整理する段階です。
- ③:各種監理・手配は、契約のあとの段階です。
- ④:引渡し・アフターフォローは、最後の段階です。
復習先:ICの仕事と職域
問3(販売と流通)
「流通経路」の説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① 商品が、メーカーから生活者に届くまでの道筋
- ② ICが、依頼者と進める手順
- ③ 商品を売る場の種類
- ④ 契約を結ぶ方法
答えと解説
正解:①
正解の理由:流通経路は、メーカーから問屋、小売店などを経て、生活者に届くまでの道筋です。
他の選択肢が違う理由
- ②:依頼者と進める手順は、「業務の流れ」です。流通経路とは別のものです。
- ③:商品を売る場の種類は、「販売形態」です(専門店、大型小売店、ショールームなど)。
- ④:契約の結び方は、流通経路の説明ではありません。
復習先:販売と流通の流れ
練習問題へ
さらに問題を解きたい方は、テーマ別の練習問題が用意されています。
このテーマの練習問題:ICの仕事の練習問題