照明の3つのテーマ(器具・光源・照明方式)から、4択のオリジナル問題を7問用意しました。まず自分で答えを考えてから、「答えと解説」を開いて確認しましょう。間違えた問題は、解説の復習先へ戻ると定着しやすくなります。
このテーマのまとめ:照明を整理する
問題の進め方
- 1問ずつ、選択肢を読んで答えを決めてから解説を開く
- 正解でも、「他の選択肢が違う理由」まで読む
- 間違えた問題は、復習先の記事を読み返してからもう一度解く
問1(照明器具)
天井から吊り下げて使い、ダイニングテーブルの上などに取り付けることが多く、器具そのものがインテリアのアクセントになる照明器具は、どれでしょう。
- ① シーリングライト
- ② ダウンライト
- ③ ペンダントライト
- ④ ブラケットライト
答えと解説
正解:③
正解の理由:ペンダントライトは、天井から吊り下げる器具です。ダイニングテーブルの上やカウンター、吹き抜けなどに使い、器具そのものがアクセントになります。
他の選択肢が違う理由
- ①:シーリングライトも天井側の器具ですが、天井に直接取り付ける点が違います。吊り下げません。
- ②:ダウンライトは、天井に埋め込む器具です。器具が天井に隠れ、天井面がすっきり見えます。
- ④:ブラケットライトは、壁に取り付ける器具です。
復習先:照明器具の種類一覧
問2(照明器具)
壁に取り付けて、壁に陰影ができ、狭い場所にも付けやすい照明器具は、どれでしょう。多くは直付けで、工事が必要です。
- ① ブラケットライト
- ② シャンデリア
- ③ ダウンライト
- ④ シーリングライト
答えと解説
正解:①
正解の理由:ブラケットライトは、壁に取り付ける器具です。壁に陰影ができ、狭い場所にも付けやすい特徴があります。多くは直付けで、工事が必要です。
他の選択肢が違う理由
- ②:シャンデリアは、装飾性が高く、天井から吊り下げる(または天井に直付けする)器具です。
- ③:ダウンライトは、天井に埋め込む器具です。
- ④:シーリングライトは、天井に直接取り付ける器具です。壁に取り付ける器具ではありません。
復習先:照明器具の種類一覧
問3(色温度)
次の光源色の区分を、色温度の低い(赤みのある)ほうから高い(青みのある)ほうへ並べたものは、どれでしょう。(白色は除きます)
- ① 昼光色 → 昼白色 → 温白色 → 電球色
- ② 電球色 → 昼白色 → 温白色 → 昼光色
- ③ 温白色 → 電球色 → 昼白色 → 昼光色
- ④ 電球色 → 温白色 → 昼白色 → 昼光色
答えと解説
正解:④
正解の理由:色温度は、低いほど赤みやオレンジ色、高いほど青白い光になります。低い順に、電球色、温白色、昼白色、昼光色です。
他の選択肢が違う理由
- ①:順番が逆です。昼光色は、青みがかった白で、色温度が最も高い区分です。
- ②:温白色と昼白色が入れ替わっています。
- ③:電球色と温白色が入れ替わっています。電球色は、オレンジ色で温かみのある、最も色温度の低い区分です。
復習先:光源と色温度・演色性
問4(演色性)
演色性についての説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① 色温度が高いほど、演色性も高くなる
- ② 平均演色評価数(Ra)は、100に近いほど、基準の光で見たときと色の見え方が近いことを表す
- ③ 演色性は、光そのものの色(赤みか青みか)を表す
- ④ 演色性は、K(ケルビン)の単位で表す
答えと解説
正解:②
正解の理由:演色性は、照明が物の色の見え方に与える影響のことで、数値で表したものが演色評価数です。平均演色評価数(Ra)は、100に近いほど、基準の光で見たときと色の見え方が近いことを表します。
他の選択肢が違う理由
- ①:色温度と演色性は、別の性質です。「色温度が高い=演色性が高い」ではありません。
- ③:光そのものの色(赤みか青みか)を表すのは、色温度です。演色性は、照らされた物の色の見え方です。
- ④:K(ケルビン)は色温度の単位です。演色性は、Raなどの評価数で表します。
復習先:光源と色温度・演色性
問5(配光)
目安として、半直接照明形と半間接照明形の違いについて、正しいものはどれでしょう。
- ① 半直接照明形は上向きの光が多く、半間接照明形は下向きの光が多い
- ② 半直接照明形は下向きの光が多く、半間接照明形は上向きの光が多い
- ③ どちらも上下の光が同じくらいで、光の色で区別する
- ④ 半直接照明形は上向きがほぼ100%、半間接照明形は下向きがほぼ100%である
答えと解説
正解:②
正解の理由:配光は、器具の上向きと下向きの光の割合で分けます。半直接照明形は、下向光束が90〜60%と多く、上向きは10〜40%です。半間接照明形は、上向光束が60〜90%と多く、天井や壁の反射で照らします。
他の選択肢が違う理由
- ①:上向きと下向きが入れ替わっています。下向きが多いのは半直接、上向きが多いのは半間接です。
- ③:上下の光が同じくらい(40〜60%ずつ)なのは、全般拡散照明形です。配光は、光の色ではなく、光の向きの割合で分けます。
- ④:「ほぼ100%」に近いのは、直接照明形(下向き90〜100%)と間接照明形(上向き90〜100%)です。
復習先:照明方式(全般・局部・間接)
問6(照明方式と配光)
次のうち、照らす範囲と役割で分ける考え方(全般照明・局部照明など)にあてはまるものは、どれでしょう。
- ① 局部照明
- ② 半間接照明形
- ③ 全般拡散照明形
- ④ 直接照明形
答えと解説
正解:①
正解の理由:局部照明は、作業をする範囲や特定の対象だけを照らす方式で、照らす範囲と役割で分ける考え方にあたります。
他の選択肢が違う理由
- ②・③・④:半間接照明形、全般拡散照明形、直接照明形は、器具の上向きと下向きの光の割合で分ける配光の分類です。このサイトの記事では、範囲と役割で分ける照明方式とは分けて整理しています(資料によって用語の使い方が違う場合があります)。名前に「全般」「直接」「間接」が入っていても、分け方の基準が違います。
復習先:照明方式(全般・局部・間接)
問7(一室多灯)
住宅の照明計画で、「一室多灯」の説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① 1つの照明で、部屋全体を照らす考え方
- ② 作業をする面だけを明るくして、周辺は照らさない考え方
- ③ 光源を天井や壁に隠して、反射光だけで部屋を照らす手法
- ④ 1つの部屋に複数の照明を組み合わせて、場面に合わせて切り替えられるようにする考え方
答えと解説
正解:④
正解の理由:一室多灯は、複数の照明を組み合わせて、調理、食事、団らん、くつろぎなど、場面ごとに切り替えられるようにする考え方です。全般照明と局部照明を、組み合わせて使います。
他の選択肢が違う理由
- ①:1つの照明で部屋全体を照らす「一室一灯」の説明です。一室多灯とは反対の考え方です。
- ②:タスク・アンビエント照明では、作業面を明るくしつつ、周辺も安全・快適に必要な明るさを確保します。周辺を照らさないわけではありません。
- ③:光源を隠して使う手法は、建築化照明の説明です。
復習先:照明方式(全般・局部・間接)
次のステップ
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