色彩の4つのテーマ(マンセル・PCCS・色の効果・配色)から、4択のオリジナル問題を7問用意しました。まず自分で答えを考えてから、「答えと解説」を開いて確認しましょう。間違えた問題は、解説の復習先へ戻ると定着しやすくなります。
このテーマのまとめ:色彩を整理する
問題の進め方
- 1問ずつ、選択肢を読んで答えを決めてから解説を開く
- 正解でも、「他の選択肢が違う理由」まで読む
- 間違えた問題は、復習先の記事を読み返してからもう一度解く
問1(マンセル表色系)
明度6.5の無彩色(灰色)を、マンセル記号で表したものとして正しいものはどれでしょう。
- ① N 6.5
- ② N 6/5
- ③ R 6.5/0
- ④ N 0/6.5
答えと解説
正解:①
正解の理由:無彩色には色相も彩度もないので、「N」に明度だけを書きます。明度が6.5なら「N 6.5」です。
他の選択肢が違う理由
- ②:「6/5」は、スラッシュの右(彩度)に5があるように読めてしまいます。無彩色に彩度の数字は書きません。
- ③:Rは赤の色相記号です。色みのない灰色には使いません。
- ④:明度が0(黒)になり、右の数字も彩度の位置です。順番も意味も合いません。
復習先:マンセル表色系
問2(PCCS)
PCCSで、明度が高く彩度が低い、淡い印象のトーンはどれでしょう。
- ① ビビッド(v)
- ② ダーク(dk)
- ③ ペール(p)
- ④ ディープ(dp)
答えと解説
正解:③
正解の理由:ペール(p)は「薄い・淡い」トーンで、トーン図では上(明るい)で左寄り(彩度が低い)に位置します。
他の選択肢が違う理由
- ①:ビビッド(v)は、もっとも鮮やかなトーンです。彩度が高い側にあります。
- ②:ダーク(dk)は、暗いトーンです。明度が低い側にあります。
- ④:ディープ(dp)は、濃く深みのあるトーンで、彩度が高く明度は低めです。
復習先:PCCSのトーン
問3(PCCS)
PCCSの色相の説明として、正しいものはどれでしょう。
- ① 色相を24に分け、赤・黄・緑・青の4色を基本にしている
- ② 色相を10に分け、それぞれを0〜10で細分している
- ③ 色相を12に分け、トーンと同じ数で並べている
- ④ 色相は有彩色にも無彩色にも、同じように割り当てられている
答えと解説
正解:①
正解の理由:PCCSの色相は24に分けられています。赤・黄・緑・青の4色を基本に、それぞれの心理補色を輪の向かい側に置き、間を細かく分けたものです。
他の選択肢が違う理由
- ②:10の色相を、それぞれ0〜10で細分するのは、マンセル表色系の考え方です。
- ③:トーンの数は12ですが、色相の数とは別の話です。色相は24です。
- ④:無彩色には色相がありません。色相は、有彩色に割り当てられます。
復習先:PCCSのトーン
問4(色の効果)
灰色の小さな四角を、黒い背景と白い背景の上にそれぞれ置いたところ、黒い背景のほうが明るく見えました。この現象はどれでしょう。
- ① 明度対比
- ② 彩度対比
- ③ 補色対比
- ④ 面積効果
答えと解説
正解:①
正解の理由:変わって見えたのは「明るさ」です。背景が暗いと中の色は明るく、背景が明るいと暗く見える現象を、明度対比といいます。
他の選択肢が違う理由
- ②:彩度対比は、背景の鮮やかさによって、中の色の鮮やかさが違って見える現象です。
- ③:補色対比は、補色どうしを並べると、おたがいが鮮やかに見える現象です。
- ④:面積効果は、色を使う面積の大きさによって見え方が変わる現象です。
復習先:色の心理効果と対比
問5(色の効果)
小さな色見本で選んだ壁紙を広い壁に貼ったところ、見本よりも明るく鮮やかに感じられました。この現象に最も近いものはどれでしょう。
- ① 進出効果
- ② 面積効果
- ③ 補色対比
- ④ 収縮効果
答えと解説
正解:②
正解の理由:同じ色でも、面積が大きくなると明るく鮮やかに見える傾向があります。これを面積効果といいます。
他の選択肢が違う理由
- ①:進出効果は、暖色や明るい色が近くに見える、距離の感じ方の話です。
- ③:補色対比は、補色どうしを並べたときに、おたがいが鮮やかに見える現象です。
- ④:収縮効果は、寒色や暗い色が小さく見える、大きさの感じ方の話です。
復習先:色の心理効果と対比
問6(配色)
配色の型の説明として正しいものはどれでしょう。
- ① 同一色相配色は、色相環で向かい合う色を使う配色である
- ② 類似色相配色は、色相環で近い位置の色を使う配色である
- ③ 対照色相配色は、色相が同じで明るさだけを変える配色である
- ④ 同一色相配色は、色相環でもっとも離れた色を使う配色である
答えと解説
正解:②
正解の理由:類似色相配色は、黄と黄緑のように、色相環で近い位置にある色を組み合わせる配色です。
他の選択肢が違う理由
- ①:色相環で向かい合う色を使うのは、対照色相配色(補色を含む)です。
- ③:色相が同じで明るさなどを変えるのは、同一色相配色です。
- ④:色相環で離れた色を使うのは、対照色相配色です。同一色相配色は、同じ色相を使います。
復習先:配色の基本
問7(配色)
配色の解説でよく紹介される目安として、インテリアの床・壁・天井のように最も面積の大きい部分に使う色と、その面積比の組み合わせとして、最も適切なものはどれでしょう。
- ① ベースカラー・約70%
- ② アソートカラー・約70%
- ③ アクセントカラー・約5%
- ④ ベースカラー・約5%
答えと解説
正解:①
正解の理由:床・壁・天井のように、空間の最も大きな面積を占める色がベースカラーで、面積の目安は約70%です。なお、この比率は「よく使われる目安」で、決まった数値ではありません。
他の選択肢が違う理由
- ②:アソートカラーは、家具や建具などに使う中くらいの面積の色で、目安は約25%です。
- ③:アクセントカラーは、クッションや小物などに少量使う色で、目安が約5%なのは合っていますが、最も面積の大きい部分には使いません。
- ④:ベースカラーなのは合っていますが、約5%は面積が小さすぎます。
復習先:配色の基本
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