造作・システム製品の4つのテーマ(システムキッチン、ユニットバス、造作収納、エクステリア)から、4択のオリジナル問題を7問用意しました。まず自分で答えを考えてから、「答えと解説」を開いて確認しましょう。間違えた問題は、解説の復習先へ戻ると定着しやすくなります。
このテーマのまとめ:造作・システム製品を整理する
問題の進め方
- 1問ずつ、選択肢を読んで答えを決めてから解説を開く
- 正解でも、「他の選択肢が違う理由」まで読む
- 間違えた問題は、復習先の記事を読み返してからもう一度解く
問1(システムキッチン)
キッチンの「ワークトライアングル」が表すものとして、正しいものはどれでしょう。
- ① 冷蔵庫・コンロ・シンクの3点を結ぶ三角形で、調理中の動線
- ② 家族が日常的に移動する経路で、起きてから寝るまでの動き
- ③ お客さんを案内する経路で、玄関からLDKへの動き
- ④ キッチンに4方向の通路が必要になる、独立した配置
答えと解説
正解:①
正解の理由:ワークトライアングルは、冷蔵庫・コンロ・シンクの3点を結ぶ三角形で、調理中の動線を表します。3点がバランスよく配置されていると、作業がしやすくなります。
他の選択肢が違う理由
- ②:家族が日常的に移動する経路は、生活動線です。ワークトライアングルは、調理中の動線に限った考え方です。
- ③:お客さんを案内する経路は、来客動線です。
- ④:四方どの壁にも接しない、独立したキッチンの配置は、アイランド型です。レイアウトの型の話で、動線の考え方とは別です。
補足:3辺の長さの目安は、資料によって数値が異なります。数値は目安で、法令などの決まりではないため、この問題では問いません。
復習先:システムキッチンのレイアウト一覧
問2(システムキッチン)
キッチンのレイアウトと、その特徴の組み合わせとして、正しいものはどれでしょう。
- ① I型:コンロとシンクを分けて、2列に配置する
- ② L型:L型にもう1つキャビネットを追加した形で、作業スペースを広くとれる
- ③ U型(コの字型):L型にもう1つキャビネットを追加した形で、作業スペースを広くとれる
- ④ Ⅱ型:コンロ・シンクなどが一列に並び、壁付けが一般的である
答えと解説
正解:③
正解の理由:U型(コの字型)は、L型にもう1つキャビネットを追加した形で、作業スペースを広くとれます。
他の選択肢が違う理由
- ①:コンロとシンクを分けて2列に配置するのは、Ⅱ型(2列型・セパレート型)です。I型は、一列に並びます。
- ②:L型は、シンクとコンロをL字に組み合わせる形で、作業動線が短くなります。キャビネットを1つ追加した形は、U型です。
- ④:コンロ・シンクなどが一列に並び、壁付けが一般的なのは、I型です。
復習先:システムキッチンのレイアウト一覧
問3(ユニットバス)
高齢者や、介助が必要な人にも使いやすい浴室にするための配慮として、正しいものはどれでしょう。
- ① 出入口に段差をつけて、水が脱衣室に流れ出ないようにする
- ② 浴槽を床に埋め込む形にして、またぐ高さを低くする
- ③ 洗い場の床を、見た目を優先して、光沢のある材料にする
- ④ 手すりは、浴槽の出入りのためだけに設ける
答えと解説
正解:②
正解の理由:浴槽を床に埋め込む形にすると、浴槽をまたぐ高さが低くなり、出入りがしやすくなります。出入口の段差の解消、手すり、滑りにくい床なども、バリアフリーの配慮です。
他の選択肢が違う理由
- ①:出入口の段差は、なくす(または小さくする)のが配慮です。つまずきを防ぎます。
- ③:洗い場の床は、滑りにくい材料にします。見た目を優先して滑りやすくするのは、配慮に合いません。
- ④:手すりは、浴槽の出入りだけでなく、洗い場での立ち座りのためにも設けます。
復習先:ユニットバスのサイズ表記
問4(ユニットバス)
戸建て用とマンション用のユニットバスについて、傾向として、正しいものはどれでしょう。
- ① 戸建て用は奥行きの長い1418が主流で、マンション用は正方形に近い1616が主流である
- ② 戸建て用は高さを低めにしたものが多く、マンション用は天井が高めのものが多い
- ③ マンション用は、くつろげる空間を重視し、選択肢が多い
- ④ 戸建て用は正方形に近い1616や1818が主流で、マンション用は奥行きの長い1418が主流である
答えと解説
正解:④
正解の理由:戸建て用は、1616や1818のような正方形に近いサイズが主流で、天井が高めのものが多い傾向です。マンション用は、1418のような奥行きの長いサイズが主流で、高さを低めにしたものが多い傾向です。
他の選択肢が違う理由
- ①:戸建て用とマンション用が入れ替わっています。取り違えやすいところです。
- ②:高さの傾向も入れ替わっています。戸建て用は天井が高め、マンション用は低めです。
- ③:くつろげる空間を重視し、選択肢が多いのは、戸建て用です。マンション用は、限られた空間を効率よく使うことを優先します。
補足:あくまで傾向で、近年はマンション用でも戸建て用に近い仕様のシリーズが出ています。
復習先:ユニットバスのサイズ表記
問5(造作収納)
造作収納の特徴として、正しいものはどれでしょう。
- ① 固定されないので、移動や模様替えがしやすい
- ② 設置場所に合わせて自由に設計でき、デッドスペースを減らせる
- ③ 購入から設置までが早く、費用が安くすむ
- ④ 固定しないと、地震のときに倒れる心配がある
答えと解説
正解:②
正解の理由:造作収納は、空間や用途に合わせて製作し、壁や床と一体になるように取り付けます。寸法を設置場所に合わせて自由に設計でき、デッドスペースを減らせます。
他の選択肢が違う理由
- ①:造作収納は、固定されるため、移動や撤去が難しくなります。移動しやすいのは、置き家具です。
- ③:造作収納は、打ち合わせや製作に時間がかかり、費用が高くなりやすい傾向です。購入から設置が早いのは、置き家具です。
- ④:壁や床に固定する造作収納は、転倒を防ぎやすい特徴があります。固定しないと倒れる心配があるのは、置き家具です。
復習先:造作収納の種類
問6(エクステリア)
表札・ポスト・インターホン・照明を1本にまとめた門柱は、どれでしょう。
- ① 門扉
- ② アプローチ
- ③ 機能門柱
- ④ カーポート
答えと解説
正解:③
正解の理由:機能門柱は、表札・ポスト・インターホン・照明を1本にまとめた門柱です。門まわりの要素の一つです。
他の選択肢が違う理由
- ①:門扉は、開き戸と引き戸がある、出入口の扉です。門柱とは別の要素です。取り違えやすいところです。
- ②:アプローチは、門扉から玄関ポーチまでの通路です。
- ④:カーポートは、駐車のための屋根つきのスペースです。
復習先:エクステリアエレメントの種類
問7(エクステリア)
ウッドデッキの材料のうち、人工木(樹脂と木粉を混ぜたもの)の特徴として、正しいものはどれでしょう。
- ① 腐りにくく手入れが少なくてすむが、天然木より熱くなりやすく、濡れると滑りやすい
- ② 干割れやささくれが起こりやすく、定期的な塗り替えが必要である
- ③ 質感が魅力で、天然木よりも手入れが少なくてすむ
- ④ 水が染み込みやすく、腐りやすい
答えと解説
正解:①
正解の理由:人工木は、腐りにくく、水が染み込みにくいため、手入れが少なくてすみます。一方で、天然木より熱くなりやすく、濡れると滑りやすい特徴があります。汚れは水洗いで落とせます。
他の選択肢が違う理由
- ②:干割れやささくれが起こりやすく、定期的な手入れが必要なのは、天然木です。
- ③:質感が魅力なのは天然木です。手入れが少なくてすむのは人工木で、特徴が混ざっています。
- ④:人工木は、水が染み込みにくい材料です。
補足:手入れの頻度は、製品や環境によって違います。
復習先:エクステリアエレメントの種類
次のステップ
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