住宅の照度基準の一覧|部屋・生活行為別の推奨照度

構造・環境・設備

確認日:2026年11月1日。 照度の数値は、規格の改正や版によって変わることがあります。このページの数値は学習の目安として使い、受験する年度の公式教材や、最新の規格で必ず確認してください。

照度は、環境・設備の分野で出てくる数値の一つです。分野の全体は、環境のまとめで整理します。

照度とは

照度は、光を受ける面の明るさを表す量で、単位はlx(ルクス)です。1m²の面が1lm(ルーメン)の光束で照らされるときの照度が1lxにあたります。

照度の基準は、部屋や、そこでの生活行為ごとに「このくらいの明るさが望ましい」という値で示されます。

住宅の推奨照度(生活行為・場所別)

次の表は、住宅の照度基準のうち、主な場所を抜き出したものです。

場所生活行為推奨照度(lx)
居間手芸・裁縫1,000
書斎、子供部屋・勉強室勉強・読書・PC作業750
居間読書500
寝室読書、化粧、姿見300
ダイニングキッチン食卓、調理台、流し台300
居間団らん、娯楽200
ダイニングキッチンレンジ、PC作業200

数値は推奨照度で、法令が義務づけている最低値ではありません。

部屋全体(全般)の推奨照度

作業をするのではなく、部屋全体を照らすときの照度は、手元の作業より低く示されています。

場所全般照明の推奨照度(lx)
ダイニングキッチン、書斎、応接間、和室、子供部屋100
便所75
居間、廊下・階段50
寝室20

居間の全般は50lxですが、団らんは200lx、読書は500lxです。部屋全体の明るさだけでは足りない作業は、手元を照らす照明で補う、という考え方につながります。照明の種類は、照明を整理するで確認できます。

照度の段階

照度の数値は、1,000、750、500、300、200のように、約1.5倍の刻みで並んでいるとされます。

照度と輝度の違い

どちらも「明るさ」を表しますが、見ている対象が違います。

量何の明るさか単位
照度光を受ける面の明るさ(面に入射する光)lx(lm/m²)
輝度光る面や反射する面を、見る方向から見たときの明るさ。まぶしさに関係するcd/m²

輝度が周囲より著しく高いものが視野にあると、不快感や見えにくさを生むグレアが起こります。照度は「面がどれだけ照らされているか」、輝度は「目にどれだけまぶしく見えるか」と区別しましょう。

光の量を表す単位は、混ざりやすいので、あわせて確認します。

量単位
光束(光源が出す光の量)lm
光度(光の強さ)cd
照度lx
輝度cd/m²

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