インテリアコーディネーター二次試験とは|内容・時間・合格率

IC資格試験の二次試験は、プレゼンテーション(図面と着彩)と論文を、180分で解答する筆記式の試験です。2025年度の二次試験の合格率は56.6%ですが、受験者に一次免除の人が含まれるため、一次と同じ感覚では比べられません(確認日:2026年11月1日)。この記事では、二次試験の内容と時間、解答のポイント、準備の考え方を整理します。

二次試験の内容と時間

二次試験の概要は、次のとおりです。

項目内容
試験科目プレゼンテーション・論文
方式筆記式(試験会場で受験)
試験時間180分(事前説明の15分は別)
受験できる人一次試験に合格した人(一次免除の期間中の人を含む)
試験地全国12地域

※数値の性質:協会が公表している実施内容です。年度によって変わることがあります。

協会が示す審査の範囲は、「インテリア計画の提案に関すること」です。審査基準は、次のとおりです(協会の審査基準より)。

  • プレゼンテーション:与えられた課題について、与条件を理解したうえでインテリア計画を行い、図面作成や着彩によって必要な情報をわかりやすく表現し、伝える能力があること
  • 論文:与えられた課題について、ICとして課題を理解し、判断したうえで、的確な解答を文章で明確に表現する能力があること

要するに、「依頼の条件を読み取って、図面と文章で提案できるか」を問う試験です。

事前説明の15分と試験の180分を縦の時間軸に並べ、開始から120分までと終了5分前以降は退出できないことを示した図。

※時刻は、過去の年度の受験要項と問題用紙にある開始時刻(12時30分)にもとづく例です。年度によって変わることがあります。

解答の形式と、協会の解説が示す解答のポイント

二次試験の問題用紙には、課題Ⅰ(プレゼンテーション)と課題Ⅱ(論文)があります。どちらも、未記入の解答欄が生じないよう、時間配分に注意することが問題用紙に書かれています。

プレゼンテーションで求められる図面は、年度によって変わります。協会が公開している解説では、次のようになっています。

年度プレゼンテーションの解答
2024年度平面図、立・断面図
2025年度平面図、仕上げ表、インテリアパース

また、2025年度の解説では、解答ごとに次の観点がポイントとして示されています。これは採点基準そのものではありません。

解答解説が示すポイント
平面図与条件の理解、図面による表現、着彩による表現、インテリアの計画
仕上げ表インテリアの計画
インテリアパース図面による表現、着彩による表現、インテリアの計画

論文は、設問で示された観点ごとに段落を分けて、550〜600字で書く形で出題されています(2022・2023・2025年度の問題用紙。2024年度は未確認)。字数などの条件は、年度によって変わることがあるため、受験する年度の問題用紙で確認してください。

協会は、過去の二次試験の問題用紙や解説を、公式サイトで公開しています。実際の形式は、そちらで確認しましょう。

二次試験の合格率

二次試験の合格率は、2025年度が56.6%(受験者2,870名、合格者1,623名)、2023年度が56.9%でした。一次試験の34.0%(2025年度)より高く見えますが、二次試験の受験者には、すでに一次に合格していて二次だけを受ける人(一次免除の人)が含まれます。同じ人たちの合格率ではないため、「二次は簡単」とは言えません。

くわしい数字と読み方は、ICの合格率と難易度で整理しています。

一次の勉強と並行して準備したいこと

二次試験は、一次試験とは別の力(図面・着彩・論文)が必要です。一次試験の合否通知から二次試験までは、例年1か月に満たないため、一次の結果を待ってから始めると、準備の時間が短くなります。

準備の内容は、大きく次の3つに分けられます。

準備すること内容詳しい記事
道具をそろえる使える道具は、協会が問題用紙で決めています二次試験の道具と教材
製図の練習平面図などの図面の描き方と、着彩の練習製図の基礎
論文の型課題を読み取り、決められた字数でまとめる練習二次試験の論文

あわせて、協会が公開している過去の問題用紙と解説で、形式を確認しておくとよいでしょう。

テーマの事前公表について

2026年度の二次試験から、プレゼンテーション課題のテーマが、11月中旬に受験者マイページで公表される予定です。論文課題のテーマは、これまでと同様に事前の公表はありません(出典:協会「第44回(2026年度)受験要項」)。公表されたテーマの使い方と備え方は、二次試験のテーマの事前公表で整理しています。

詳しい対策記事

二次試験の対策記事は、次のとおりです。

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