インテリアコーディネーターの勉強時間は?独学の目安と計画

資格試験

ICの勉強時間には、協会が示した公式の目安はありません。民間の通信講座の目安は200〜300時間ほどで(ユーキャン・アガルートの講座案内。確認日:2026年11月1日)、このサイトでは「一次試験に300時間」を基準にすることをおすすめしています。経験や前提によって増減するので、このページでは目安の読み方と、具体的な計画の例を紹介します。

試験の全体像:インテリアコーディネーター試験とは

必要時間の目安(出典つきの幅)

合格までに必要な勉強時間として、民間の講座が示している目安は次のとおりです。

出典示している目安前提として書かれていること
ユーキャン(通信講座)の解説記事200〜300時間合格に必要な勉強時間の目安
アガルート(通信講座)の解説記事300時間初心者の場合。1日1〜2時間なら、半年から1年ほどかかる

※数値の性質:民間の講座が示す目安です。協会が公表した数字ではなく、合格を保証するものでもありません。

つまり、200〜300時間は「ひとつの目安の幅」として受け止め、自分の状況に合わせて調整していく数字です。

目安の前提条件

目安の時間は、次のような前提で変わります。

  • 初心者かどうか:アガルートの300時間は、初心者の場合の目安として書かれています
  • すでに知っている分野があるか:建築や色彩などの経験・知識がある人は、その分野を短くできます。目安として、得意な分野は計画の半分の時間で一度通し、練習問題で8割取れたら次へ進む使い方がおすすめです(このサイトの提案)
  • 一次だけか、二次まで含めるか:次の節を参照してください

独学だと、「自分は経験者だから短くてよい」と思い込みやすいところです。まず範囲全体を一周して、自分の得意・不得意を確かめてから、時間を調整するのが安全です。

一次と二次の時間の内訳

一次と二次の配分にも公式の目安はありません。このサイトでは、学習計画の仮置きとして一次に約300時間、二次に約100時間をおすすめします。標準時間ではないので、進み具合を見て2〜3週間ごとに見直してください。一次試験を受けてから12月上旬の二次の本番までは2か月ほどなので、週12時間ほどを見込んでおくと安心です。一次の前から、製図に月数時間でも触れておくと、二次の立ち上がりが楽になります。

なお、前掲の民間講座が示す200〜300時間については、二次試験まで含むかどうかが講座の案内からは読み取れません。大切なのは、一次と二次は求められる力が違うことです。一次は選択式の学科、二次はプレゼンテーション(図面)と論文という筆記式の試験なので、二次の準備は別に時間を確保する必要があります。二次については、二次試験の全体像で整理しています。

目安を日数に直してみる

目安の時間を、1日に使える時間で割ると、必要な日数がわかります。次の表は、休まず勉強した場合の単純計算です。

目安の時間1日1時間1日2時間1日3時間
200時間200日(約6.5か月)100日(約3.3か月)約67日(約2.2か月)
300時間300日(約10か月)150日(約5か月)100日(約3.3か月)

※計算値です。実際には、休む日や復習の時間が入るため、もう少し長くなります。

試験までの日数から逆算して、毎日どれくらいの時間が必要かを考える、という使い方ができます。日程は、IC試験の日程と申し込み方法で確認してください。

このサイトの提案:社会人の6か月プラン(一次試験)

公式の目安はありませんが、計画がないと始めにくいので、このサイトとしての一つの例を示します。目安は300時間、平日1時間×5日+休日3時間×2日=週11時間で、約6か月です。一次試験(9月中旬〜10月中旬)から逆算すると、3月ごろに始める計算になります。

時期学ぶこと時間の目安入口
1〜2か月目インテリア計画/インテリアエレメント約90時間インテリア計画、インテリアエレメント
3か月目構造・環境・設備約50時間構造・環境・設備
4か月目製図・表現/法規約50時間製図・表現と法規
5か月目仕事と歴史+数字の総復習約50時間仕事と歴史、先に覚えたい数字
6か月目練習問題と弱点の見直し約60時間優先して覚えたいテーマ

※時間の配分は、このサイトの学習順(勉強は何から?)に合わせた提案で、公式の出題配分にもとづくものではありません。建築や色彩の知識がある人は、その分野を短くして構いません。遅れたときの立て直し方は、独学の週間スケジュールで紹介しています。

配分・優先順位・週の計画について

分野ごとの時間配分は、上の「6か月プラン」の表がこのサイトのおすすめです。公式の出題配分は公表されていないので、苦手な分野に時間を足す形で調整してください。優先順位と週ごとの計画は、独学の週間スケジュールで紹介しています。

一次試験の範囲は、協会が9つの分野で定めています。範囲の広さを知るために、まずは各分野の入口を見ておきましょう。

時間が足りないときの考え方としては、範囲から外れたところを広げすぎず、公式の範囲の中で、基本から順に固めていくのが基本です。勉強の始め方は、ICはどこから勉強するかで整理しています。

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