一次試験の教材は、公式のハンドブック、過去問題集、市販のテキストの3種類に分けて考えると選びやすくなります。選ぶときは、書名よりも「版(改訂年)」を確認してください。協会は2027年1月にICハンドブックの改訂版を発行する予定で、2027年度の試験から内容が順次出題に反映される予定です(確認日:2026年11月1日)。
試験の全体像:インテリアコーディネーター試験とは
教材の種類と、確認できた例
教材は大きく3種類に分けられます。ここでは、書名・版・発行元を公式の資料や出版社のページなどで確認できたものだけを例として挙げます。特定の本をすすめるものではありません。
| 種類 | 確認できた例 | 発行元 | 確認できたこと |
|---|---|---|---|
| 公式のハンドブック | インテリアコーディネーターハンドブック 統合版(上巻・下巻) | インテリア産業協会(編集・発行) | 協会が編集・発行する公式の書籍。2027年度に向けた改訂版が予定されている(次の節) |
| 過去問題集 | インテリアコーディネーター1次試験 過去問題徹底研究(上巻・下巻) | ハウジングエージェンシー | 出版社のサイトでシリーズを確認。2026年版(上巻・下巻)が2026年3月に発売されたことを書店のページで確認 |
| 市販のテキスト | インテリアコーディネーター合格テキスト | エクスナレッジ | 出版社のサイトでシリーズを確認。第4版が2025年2月に発売されたことを書店のページで確認 |
※価格は書店や時期によって変わるので、購入の前に各社のページで確認してください。
公式のハンドブックと市販書の違い
- 公式のハンドブック:試験を実施する協会が編集・発行する公式の書籍です
- 市販書:出版社が、試験範囲をわかりやすく整理したり、問題を集めたりしたものです。どこに重点を置くか、どんな図や解説を入れるかは、本ごとに違います
つまり、公式のハンドブックは「協会が編集・発行する公式の書籍」、市販書は「学びやすく工夫された本」と考えると、使い分けやすくなります。試験範囲の基準になるのは、協会が示す審査基準です。
2027年度に向けた注意:ハンドブックの改訂
協会は2026年6月30日に、ICハンドブックの改訂版について次のように発表しました(いずれも予定です)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行時期 | 2027年1月 |
| 定価(予定) | 上巻・下巻 各4,950円(税込) |
| 内容 | 現行の統合版を基礎に、主に法令や規格の改正、現状のインテリア動向とそぐわない箇所を改訂 |
| 出題への反映 | 2027年度(第45回)の一次試験から順次反映する予定。2026年度の試験には影響しない |
| 現行の統合版を持っている人へ | 法令や規格の情報を更新した追補情報を、2027年4月ごろに協会のホームページで公開する予定 |
※数値の性質:協会が公表した予定です。予告なく変更されることがあります。
2027年度の試験を受ける予定の人は、教材を買う前に、改訂版が発行されたかどうかを確認しましょう。法令や規格は改正されることがあるため、古い版の記載が、試験のときには変わっている可能性があります。
選ぶときの基準
教材を選ぶときは、次の点を確認してみましょう。
- 版(改訂年)が新しいか:法令・規格の記載は、版によって違うことがあります。年度版のある過去問題集は、どの年度の問題までを収録しているかも確認します
- 現在の試験の形式に合っているか:一次試験は2023年度からCBT方式(120分・36問)です。2022年度までは、マークシート方式(160分・50問)でした。形式の古い問題集を使うときは、この違いに気をつけましょう
- 図が多いか:寸法や構造、家具の形など、図で見たほうがわかりやすい分野が多いためです
- 解説の厚さが自分に合っているか:初めて学ぶ人は、用語の説明が丁寧な本のほうが続けやすいでしょう
- 持ち運びやすさ:どこで勉強するかによって、大判か、軽いものかを選びます
書店で、自分の苦手な分野の解説を少し読み比べてから選ぶのも、おすすめです。
過去問題集の使い方
過去問題集は、範囲を一度学んだあとに使うと効果的です。
- 先に、公式のハンドブックや市販のテキストなどで、分野ごとの範囲を一周する
- 分野ごとに問題を解く
- 解説を読み、間違えた問題は、該当する分野に戻って確認する
- 正解した問題も、他の選択肢がなぜ違うのかを確認する
問題を解くだけで終わらせずに、「なぜその答えになるのか」まで読むことが、知識の定着につながります。
このサイトとの併用法
このサイトは、独学を支える解説・一覧・確認問題です。教材を1つ決めて、次のように併用してみましょう。
- 教材で範囲を学ぶ:メインの教材で、分野ごとの範囲を学びます
- このサイトで整理する:分野ごとのまとめと個別記事で、要点を整理します(例:色彩を整理する)
- 確認問題で確かめる:まとめの末尾の確認問題や、テーマ別の練習問題(例:色彩の練習問題)で、理解を確かめます
二次試験用の教材
二次試験(プレゼンテーションと論文)の教材や道具については、二次試験の道具と教材で扱います。二次試験の全体像は、二次試験の全体像で確認できます。
確認日と更新について
この記事の書籍の情報は、2026年11月1日に確認しました。教材の改訂や新版の発売によって変わるため、年度ごとに更新します。
次に読む
- 社会人が独学で合格する週間スケジュールと遅れたときの立て直し方
- ICの勉強時間の目安と計画の立て方:必要な勉強時間の考え方を確認します。
- ICはどこから勉強するか:学習の順番と、最初の1週間のやることを確認します。


コメント