ICの求人と年収|勤務先・年収の目安・未経験からの入り方

資格試験

ICの年収は、国の統計では平均539.6万円(令和7年賃金構造基本統計調査。厚生労働省の職業情報提供サイトに掲載)と示されています。ただし、この数字はIC専用のものではなく、資格を取れば得られる金額でもありません。この記事では、年収の数字の読み方、勤務先、未経験からの入り方、資格の評価のされ方を整理します(確認日:2026年11月1日)。

試験の全体像:インテリアコーディネーター試験とは

先に押さえたい3点

  • 年収の出典は、公的統計(厚生労働省)に限っています。求人サイトや転職サイトの平均値は、集計の方法がサイトごとに違うため、この記事では使いません
  • 国の統計の職業分類は「その他のデザイナー」で、ICだけの数字ではありません
  • 資格は就職や収入を約束するものではありません。合否の情報は、合格率と難易度で確認できます

年収の目安と出典

厚生労働省の職業情報提供サイト(愛称:job tag)には、「インテリアコーディネーター」の職業ページがあります。掲載されている主な数字は、次のとおりです。

項目数字調査名・調査年
平均年収539.6万円令和7年賃金構造基本統計調査
平均年齢39.1歳令和7年賃金構造基本統計調査
月額求人賃金26.8万円令和7年度ハローワーク求人統計
就業者数201,100人令和2年国勢調査

※数値の性質:いずれも、職業分類「その他のデザイナー」に対応する統計上の値で、IC専用の数字ではありません。

数字を読むときの注意

  1. IC専用の統計ではありません。同サイトは、この職業を「その他のデザイナー」という職業分類に位置づけ、「『統計データ』は、必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません」と注記しています
  2. 平均は、個人の収入を示しません。勤務先の種類、雇用形態、経験年数、地域によって、金額は変わります
  3. 月額求人賃金は、ハローワークの求人票に書かれた賃金の統計で、実際の平均月給ではありません。この金額を12倍しても、年収とは言えません(賞与や手当の扱いが一致しないため)
  4. 統計は毎年更新されます。最新の数字は、job tagの職業ページで確認してください

主な勤務先

仕事の内容や職域の分類は、ICの仕事と職域で整理しています。この記事では、求人を探すときの視点だけを書きます。

job tagは、ICの就業の仕方として、住宅関連企業、工務店、インテリア関係企業などに就職して経験を積むのが一般的、と説明しています。また、専門知識と技術を身につけ、独立してフリーで働く人もいる、とも書かれています。

求人票では、同じ「インテリアコーディネーター」という名前でも、仕事の中心が違うことがあります。次の点を確認すると、入社後の食い違いを減らせます。

確認すること見るポイント
仕事の中心商品の提案・販売が中心か、設計や工事の調整が中心か、ショールームでの接客が中心か
雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイトなど。給与の水準や手当の有無が変わる
資格の扱い応募条件(必須か、歓迎か)、資格手当の有無
経験の扱い未経験可か、研修があるか
給与の内訳基本給、賞与、手当、残業代の扱い

※この表は、このサイトの整理です。公的な基準ではありません。

未経験からの入り方

job tagには、入職時の学歴や資格として、特に学歴や資格は必要とされない、との説明があります。つまり、ICの資格がなくても、この職業に就くことはできます。

一方で、同サイトは、関連資格として「インテリアコーディネーター」「インテリアプランナー」を挙げ、取得していると就職で有利な場合があるとしています。また、建築や設計と密接に関係しているため、建築士などの資格を取ると仕事の幅が広がる、とされています。

未経験から入るときの考え方を、このサイトの整理として示します。

  1. 経験を積める職場を探す:資格より先に、実務を経験できる環境があるかを見ます
  2. 勉強と並行して応募する:資格の取得中でも、学習中であることを伝えられます。学習の進め方は、何から勉強するかで整理しています
  3. ほかの資格との関係を知る:建築士やキッチンスペシャリストなどとの違いは、資格の比較で確認できます

資格の評価のされ方

資格の評価は、職場によって違います。確認できる範囲では、次のように整理できます。

  • 国の職業情報では、資格は必須ではなく、あると有利な場合があるという位置づけです
  • ICは、国が免許を交付する資格ではなく、公益社団法人インテリア産業協会が認定する資格です
  • 資格を持っていることと、業務の経験があることは、別に評価されます。求人の条件も、職場ごとに違います

資格だけで就職や年収アップが決まるわけではありません。このサイトでは、資格を「知識を体系的に学んだ証明」と考え、就職活動では、学んだ内容を生かした提案例(部屋のプランや配色案など)とあわせて見せることをおすすめします。

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