ICの仕事と歴史の3つのテーマ(ICの仕事と販売・日本の住まいの歴史・西洋のインテリア様式)から、4択のオリジナル問題を9問用意しました。テーマ別の練習問題とは別の問題です。2つ以上のテーマを組み合わせた問題(問1・問2・問3・問6)も入れています。まず自分で答えを考えてから、「答えと解説」を開いて確認しましょう。
分野の入口:ICの仕事と歴史でまず押さえること
出題テーマの一覧
| 問 | テーマ | 種類 |
|---|---|---|
| 問1 | 日本の住まい × 西洋様式 | 組み合わせ |
| 問2 | 日本の住まい × 西洋様式 | 組み合わせ |
| 問3 | 日本の住まい × ICの成り立ち | 組み合わせ |
| 問4 | 日本の住まい | 単独 |
| 問5 | ICの仕事 | 単独 |
| 問6 | 日本の住まい × 西洋様式 | 組み合わせ |
| 問7 | 西洋様式(家具) | 単独 |
| 問8 | 西洋様式(デザイナー) | 単独 |
| 問9 | 日本の住まい | 単独 |
オリジナルの学習用問題です。本番の出題形式とは異なる場合があります。年代は、資料によって多少の幅があるため、「目安」の範囲で出題しています。
問題の進め方
- 1問ずつ、選択肢を読んで答えを決めてから解説を開く
- 正解でも、「他の選択肢が違う理由」まで読む
- 間違えた問題は、復習先の記事を読み返してからもう一度解く
問1(日本の住まい × 西洋様式)
次のうち、同じ時期(15〜16世紀ごろ)の日本の住まいと、西洋の様式の組み合わせとして、正しいものはどれでしょう。
- ① 日本:寝殿造 西洋:ルネサンス
- ② 日本:書院造 西洋:ルネサンス
- ③ 日本:数寄屋造 西洋:ロココ
- ④ 日本:寝殿造 西洋:バロック
答えと解説
正解:②
正解の理由:書院造は、室町時代に生まれ、室町末から桃山時代に確立した、武家の住宅です。西洋では、15〜16世紀にルネサンスの時代でした。
他の選択肢が違う理由
- ①・④:寝殿造は、平安時代(10〜12世紀)の貴族の住宅です。時期が合いません。
- ③:数寄屋造は、桃山時代から江戸時代の初めにかけて生まれた様式です。ロココは18世紀の様式で、時期が合いません。
問2(日本の住まい × 西洋様式)
年表で、19世紀の日本と西洋の動きを並べた組み合わせとして、正しいものはどれでしょう。
- ① 日本:寝殿造が成立する 西洋:アーツ・アンド・クラフツ
- ② 日本:日本住宅公団が設立される 西洋:バウハウスが設立される
- ③ 日本:書院造が確立する 西洋:ロココの全盛期になる
- ④ 日本:明治以降、洋風の住まいが取り入れられる 西洋:アーツ・アンド・クラフツやアール・ヌーヴォーが起こる
答えと解説
正解:④
正解の理由:日本では、明治以降に洋風の住まいが取り入れられました。西洋では、19世紀後半のアーツ・アンド・クラフツ、19世紀末のアール・ヌーヴォーなどが起こりました。
他の選択肢が違う理由
- ①:寝殿造の成立は平安時代で、19世紀ではありません。
- ②:日本住宅公団の設立は1955年、バウハウスの設立は1919年で、どちらも20世紀の出来事です。同じ時期ではなく、19世紀の組み合わせでもありません。
- ③:書院造が確立したのは桃山時代ごろで、ロココは18世紀です。
問3(日本の住まい × ICの成り立ち)
次の4つの出来事を、古い順に並べたものはどれでしょう。
- A:日本住宅公団が設立された
- B:nDK・nLDKの間取りが、公団住宅から民間の住宅へ広がった
- C:インテリア産業協議会(任意団体)が発足した
- D:ICの資格認定試験が始まった(協会の発表による)
選択肢:
- ① A → B → C → D
- ② B → A → C → D
- ③ A → C → B → D
- ④ A → B → D → C
答えと解説
正解:①
正解の理由:Aの日本住宅公団の設立は1955年、Bのnのつく間取りの広がりは1960年代以降、Cのインテリア産業協議会の発足は1978年、DのICの資格認定試験の開始は1983年です。
他の選択肢が違う理由
- ②:nDKの間取りは、公団住宅から広がりました。公団の設立(1955年)が先です。AとBが入れ替わっています。
- ③:協議会の発足(1978年)は、1960年代以降のnDKの広がりより、あとです。BとCが入れ替わっています。
- ④:資格認定試験の開始(1983年)は、協議会の発足(1978年)より、あとです。CとDが入れ替わっています。
問4(日本の住まい)
寝殿造、書院造、数寄屋造の柱についての組み合わせとして、正しいものはどれでしょう。
- ① 寝殿造:角柱、書院造:丸柱、数寄屋造:丸太や面皮材
- ② 寝殿造:丸太や面皮材、書院造:丸柱、数寄屋造:角柱
- ③ 寝殿造:丸柱、書院造:角柱、数寄屋造:丸太や面皮材
- ④ 寝殿造:丸柱、書院造:丸太や面皮材、数寄屋造:角柱
答えと解説
正解:③
正解の理由:寝殿造は丸柱、書院造は角柱、数寄屋造は丸太や面皮(めんかわ)材を使います。
他の選択肢が違う理由
- ①・②・④:3つの様式の柱が、入れ替わっています。書院造は、角柱で格式を重んじ、数寄屋造は、素材を生かした丸太や面皮材を使うと、特徴とセットで覚えると区別できます。
復習先:寝殿造・書院造・数寄屋造の違い
問5(ICの仕事)
ICの業務の流れを7段階に整理したとき、最初の4段階を順に並べたものはどれでしょう。
- ① カウンセリング → ヒアリング・事前調査 → イメージの具体化 → 提案・調整
- ② ヒアリング・事前調査 → 提案・調整 → イメージの具体化 → カウンセリング
- ③ ヒアリング・事前調査 → イメージの具体化 → カウンセリング → 提案・調整
- ④ ヒアリング・事前調査 → カウンセリング → イメージの具体化 → 提案・調整
答えと解説
正解:④
正解の理由:7段階は、ヒアリング・事前調査、カウンセリング、イメージの具体化、提案・調整、実施計画・見積り・契約、各種監理・手配、引渡し・アフターフォローの順です。最初の4段階では、要望を聞き取り、生活像や好みを整理し、イメージにして見える形にしてから、提案・調整に進みます。
他の選択肢が違う理由
- ①:最初の段階は、ヒアリング・事前調査です。カウンセリングが先ではありません。
- ②:提案・調整は4番目です。イメージの具体化とカウンセリングのあとです。
- ③:カウンセリングは2番目、イメージの具体化は3番目です。入れ替わっています。
復習先:ICの仕事と職域
問6(日本の住まい × 西洋様式)
20世紀前半(1910〜30年代ごろ)の、日本と西洋の動きを並べた組み合わせとして、最も適切なものはどれでしょう。
- ① 日本:書院造が確立する 西洋:アーツ・アンド・クラフツが起こる
- ② 日本:居間中心型が広まる 西洋:ロココが全盛期になる
- ③ 日本:居間中心型が広まる 西洋:バウハウスが活動する
- ④ 日本:nDK型が公団住宅から広まる 西洋:アール・ヌーヴォーが起こる
答えと解説
正解:③
正解の理由:日本では、大正から戦前にかけて、洋風の居間を平面の中心に置く居間中心型が広まりました。西洋では、バウハウス(1919〜1933年)が、芸術と技術の統合をめざした造形学校として活動しました。
他の選択肢が違う理由
- ①:書院造の確立は桃山時代ごろ、アーツ・アンド・クラフツは19世紀後半です。どちらも20世紀前半ではありません。
- ②:ロココは18世紀の様式で、20世紀前半ではありません。
- ④:nDK型が公団住宅から広まったのは戦後(1955年の公団設立以降)で、アール・ヌーヴォーは19世紀末です。
問7(西洋様式・家具)
フランスの家具様式と、対応する様式(運動)の組み合わせとして、正しいものはどれでしょう。
- ① ルイ14世様式:ロココ、ルイ15世様式:バロック、ルイ16世様式:新古典主義
- ② ルイ14世様式:バロック、ルイ15世様式:ロココ、ルイ16世様式:新古典主義
- ③ ルイ14世様式:新古典主義、ルイ15世様式:バロック、ルイ16世様式:ロココ
- ④ ルイ14世様式:バロック、ルイ15世様式:新古典主義、ルイ16世様式:ロココ
答えと解説
正解:②
正解の理由:ルイ14世様式はバロック、ルイ15世様式はロココ、ルイ16世様式は新古典主義にあたります。ルイ15世様式は、細く軽やかな曲線の脚、ルイ16世様式は、直線が主になる点が特徴です。
他の選択肢が違う理由
- ①・③・④:王の名前と様式が、入れ替わっています。時代の順(バロック → ロココ → 新古典主義)で、ルイ14世、15世、16世と並べて覚えると区別できます。
復習先:家具様式の一覧、西洋インテリア様式の一覧表
問8(西洋様式・デザイナー)
《いちご泥棒》などの壁紙やテキスタイルで知られ、産業化に反発して、職人の手仕事を見直した運動の中心人物は、だれでしょう。
- ① ミース・ファン・デル・ローエ
- ② ヘリット・リートフェルト
- ③ ウィリアム・モリス
- ④ アルヴァ・アアルト
答えと解説
正解:③
正解の理由:ウィリアム・モリスは、イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動の中心人物で、壁紙やテキスタイルを手がけました。
他の選択肢が違う理由
- ①:ミース・ファン・デル・ローエは、ドイツのバウハウスの最後の校長で、バルセロナチェアで知られます。
- ②:リートフェルトは、オランダのデ・ステイルの人物で、レッド・ブルー・チェアで知られます。
- ④:アアルトは、フィンランドの建築家・デザイナーで、パイミオのアームチェアで知られます。
復習先:近代のデザイナーと代表作
問9(日本の住まい)
書院造と数寄屋造の代表例の組み合わせとして、正しいものはどれでしょう。
- ① 書院造:二条城の二の丸御殿、数寄屋造:桂離宮
- ② 書院造:桂離宮、数寄屋造:二条城の二の丸御殿
- ③ 書院造:曼殊院小書院、数寄屋造:慈照寺(銀閣寺)東求堂の同仁斎
- ④ 寝殿造:二条城の二の丸御殿、書院造:桂離宮
答えと解説
正解:①
正解の理由:二条城の二の丸御殿は書院造、桂離宮は数寄屋造の代表例です。
他の選択肢が違う理由
- ②:書院造と数寄屋造が、入れ替わっています。
- ③:曼殊院小書院は数寄屋造、慈照寺(銀閣寺)東求堂の同仁斎は書院造の例で、逆になっています。
- ④:二条城の二の丸御殿は、寝殿造ではなく書院造です。桂離宮は、書院造ではなく数寄屋造です。
復習先:寝殿造・書院造・数寄屋造の違い
結果の見方
9問のうち、正解の数の目安は次のとおりです。これは学習用の目安で、合格ラインではありません。
| 正解数 | 目安 |
|---|---|
| 7〜9問 | 基本は身についています。テーマ別の練習問題で、弱いところを確認しましょう |
| 4〜6問 | 間違えたテーマのまとめを読み返してから、もう一度解きましょう |
| 0〜3問 | まとめから、順に読み直しましょう |
間違えたテーマは、次のまとめで確認できます。
| テーマ | 該当する問 | まとめ | テーマ別の練習問題 |
|---|---|---|---|
| ICの仕事と販売 | 問3・問5 | ICの仕事と販売を整理する | ICの仕事と販売の練習問題 |
| 日本の住まいの歴史 | 問1・問2・問3・問4・問6・問9 | 日本の住まいの歴史を整理する | 日本の住まいの歴史の練習問題 |
| 西洋のインテリア様式 | 問1・問2・問6・問7・問8 | 西洋のインテリア様式を整理する | 西洋のインテリア様式の練習問題 |
次のステップ
- 分野の入口に戻る:ICの仕事と歴史でまず押さえること
- インテリア計画の基本確認9問:インテリア計画の基本確認9問
- インテリアエレメントの基本確認9問:インテリアエレメントの基本確認9問
- オリジナル総合演習36問:インテリアコーディネーター総合演習36問


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