最新の2025年度は、一次試験の合格率が34.0%、二次試験が56.6%、最終合格率が25.4%でした。最終合格は約4人に1人です。一次と二次の合格率を掛けても最終合格率にならないのは、それぞれの数字の「分母」が違うからです(確認日:2026年11月1日)。
出典:インテリア産業協会「2025年度(第43回)インテリアコーディネーター資格試験の結果について」(2026年3月2日)、同「2024年度(第42回)…の結果について」(2025年3月5日)ほか、各年度の協会の結果発表と事業報告
試験の全体像:インテリアコーディネーター試験とは
最新年度(2025年度)の合格率
インテリア産業協会が発表した、2025年度(第43回)の結果です。
| 区分 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格率の分母 |
|---|---|---|---|---|
| 一次試験 | 6,023名 | 2,049名 | 34.0% | 一次試験を受けた人(基本タイプと一次先取りタイプ) |
| 二次試験 | 2,870名 | 1,623名 | 56.6% | 二次試験を受けた人(一次免除の人を含む) |
| 最終(資格取得) | 6,387名 | 1,623名 | 25.4% | 基本タイプの一次受験者5,210名+二次タイプの受験者1,177名 |
※数値の性質:協会が発表した実績値です。二次試験の合格率は、合格者数を受験者数で割った値(1,623÷2,870)です。
過去数年の推移(2021〜2025年度)
2021年度から2025年度までの合格率を、表と図にまとめます。
| 年度 | 一次の合格率 | 二次の合格率 | 最終の合格率 | 最終の受験者数 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年度 | 32.8% | — | 23.5% | 9,935名 |
| 2022年度 | 34.2% | 57.8% | 24.5% | 8,943名 |
| 2023年度 | 35.0% | 56.9% | 24.9% | 8,156名 |
| 2024年度 | 33.1% | 55.5% | 24.9% | 7,101名 |
| 2025年度 | 34.0% | 56.6% | 25.4% | 6,387名 |
※2021年度の二次の合格率は、受験者数の公表値が見つからなかったため「—」としています。2022年度の二次の合格率は、協会の事業報告にある二次受験者数(3,795名)と合格者数(2,193名)から計算した値です。
※2022年度までの一次試験はマークシート方式(160分・50問)、2023年度からはCBT方式(120分・36問)です。試験の形式が変わっているため、年度を比べるときは注意してください。
一次×二次が最終合格率にならない理由
「一次が34%、二次が57%なら、最終は約19%のはず」と考えたくなります。実際に掛け算をすると、34.0% × 56.6% ≈ 19.2% です。ところが、実際の最終合格率は25.4%でした。
食い違う理由は、3つの合格率で「分母」が違うからです。
- 一次の分母には、一次だけを受ける人(一次先取りタイプ)も含まれます
- 二次の分母には、前の年度までに一次に合格し、二次だけを受ける人(一次免除の人)も含まれます
- 最終合格率の分母は、基本タイプで一次を受けた人と、二次タイプで受けた人の合計です
たとえば2025年度の二次試験は、対象者が3,454名(基本タイプの一次合格者1,914名+二次タイプ1,540名)で、実際に受験したのは2,870名でした。このように、二次試験の受験者は、同じ年度の一次試験の受験者とは別の集団を含んでいます。
要するに、3つの数字は同じ人たちを追いかけた数字ではない、ということです。最終合格率を知りたいときは、掛け算で出さずに、協会が発表している最終合格率(25.4%)を見ましょう。
他の資格との難易度の比べ方
合格率は、受ける人の層や試験の形式によって変わります。そのため、合格率が近い資格どうしを並べても、難しさをそのまま比べることはできません。資格の比較は、建築士・キッチンスペシャリストなどとの比較で比べています。
合格率から読み取れること・読み取れないこと
読み取れること
- 最終合格率は、2021〜2025年度の5年間で23.5〜25.4%の範囲に収まっています
- 最終の受験者数は、2021年度の9,935名から2025年度の6,387名へと減っています
- 一次試験と二次試験は、試験の内容が違います(一次は選択式の学科、二次はプレゼンテーションと論文の筆記式)
読み取れないこと
- 独学でつまずきやすい点:協会は不合格の理由を公表していませんが、このサイトでは、範囲が広くて計画が崩れる、数字の暗記が後回しになる、本番の時間配分を練習していないの3つに特に注意することをおすすめします
独学で進めるときの注意として、一次と二次は求められる力が違うので、一次の知識問題の勉強とは別に、二次の準備が必要になります。二次試験については、二次試験の全体像で整理しています。
何点で受かるか
合格点(合格ライン)と目標の立て方は、ICは何点で受かる?合格ラインの考え方で説明しています。
次に読む
- 受験タイプと受験料の選び方:3つの受験タイプの違いと、費用の考え方を確認します。
- ICは何点で受かる?合格ラインの考え方
- ICの勉強時間の目安と計画の立て方:必要な勉強時間の考え方を学びます。


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