ボディケアの基本は、泡でやさしく洗い、入浴後は早めに(目安は10分以内)保湿すること。ハンドケアの基本は、手を洗ったあとや水仕事のあとに、その都度クリームを塗ることです。体や手は顔より皮脂が少ない部位があり、乾燥しやすい点が共通しています。(確認日:2026年11月3日)
このテーマのまとめ:ボディ・ヘア・ネイルの基本まとめ|歯のケアも
顔のお手入れは毎日していても、体や手は後回しになりがちですよね。基本の洗い方と保湿の手順を整理しましょう。
ボディの皮膚の特徴(顔との違い)
体の皮膚は、顔より皮脂腺が少ない部位があり、乾燥しやすいことがあります。皮脂腺が少ないのは、腕や脚(すね)、ひじ・ひざなどです。手のひらと足の裏(かかとを含む)には皮脂腺がありません。皮脂腺から出る皮脂は、肌の表面で皮脂膜をつくって水分の蒸発を防ぐため、少ない部位ほど乾燥しやすくなります。かかとは、皮脂腺がないことに加えて角層が厚く、体重もかかるため、かたくなりやすい部位です。
部位ごとの構造の比較は、1級の身体の皮膚の特徴で扱います。
部位別のケア
| 部位 | 洗い方 | 保湿のポイント |
|---|---|---|
| 腕・脚(すね) | 泡を手でのせる程度に。こすりすぎない | 乾燥しやすいので、入浴後は早めに保湿する |
| ひじ・ひざ | やさしく洗う | 角質が固くなりやすい。保湿をこまめに重ねる |
| かかと | やさしく洗う | 皮脂腺がなく、角層が厚い。保湿をこまめに重ねる |
| 胸・背中 | 泡でやさしく洗う。洗い残し・すすぎ残しに注意 | 皮脂が多めの部位。乾燥を感じるときは、入浴後に保湿する |
洗い方の基本は、洗浄料をよく泡立てて、手や綿のタオルで軽く洗うことです。ナイロンタオルや硬いタオルでゴシゴシこすると、バリア機能を傷めて乾燥しやすくなります。熱すぎるお湯も、皮脂を落とすので避けて、ぬるめのお湯にします。
保湿の基本は、入浴後に早めにボディクリームなどを塗ることです。入浴直後は一時的に水分が増えますが、皮脂やうるおい成分も流れているため、その後は入浴前より乾燥しやすくなります。そのため早めに(目安は10分以内)保湿します。
ハンドケアの手順
手は、皮脂の分泌が少なく、紫外線や乾燥の影響を受けやすい部位です。指先のかさつきや皮むけは、手荒れの初期のサインです。
- 手を洗ったら、水分をやさしく拭き取ります。
- 適量のハンドクリームを手のひらに取り、手の甲・指・指の間・爪のまわりまで、こすらずに塗り広げます。
- クリームのぬるつきがなくなるまで、やさしくなじませます。
- 手洗いや水仕事のあとは、その都度塗り直します。
量が少なすぎると、塗りムラやこすれの原因になります。製品に書かれた量を確かめて、必要な量を使います。
間違いがちなポイント
- ナイロンタオルでゴシゴシ洗う:泡でやさしく洗います。
- 入浴後、しばらくたってから保湿する:早めに(目安は10分以内)保湿します。
- ハンドクリームを一度塗って終わりにする:手洗いや水仕事のあとは、その都度塗ります。
- ハンドクリームを少量だけ塗り伸ばす:塗りムラが出ます。必要な量を使います。
- ひじ・ひざ・かかとを放置する:ひじ・ひざは皮脂腺が少なく、かかとは皮脂腺がなく角層が厚い部位です。こまめに保湿します。
手荒れ、ひび割れ、あかぎれが続くときは、市販の化粧品に頼らず、医療機関に相談してください。製品の成分や剤型は、1級のボディ・ハンドケア化粧品で扱います。

