肌は、毎日の生活習慣の影響を受けます。このまとめでは、睡眠・食事と飲み物・運動・入浴の4つを整理します。睡眠は寝入りばなの深い眠り、食事は栄養素と水分、運動は筋肉とリンパの流れ、入浴は湯温と入浴後の保湿がキーワードです。(確認日:2026年11月3日)
この分野の入口:2級のメイク・生活習慣の出題範囲と覚える順番|3つのまとめ
生活習慣は、「これだけで肌が決まる」というものではありません。一つひとつの役割を、無理なく整理していきましょう。
個別記事の要点と問われ方
| 記事 | 要点 | 取り違えやすい点 |
|---|---|---|
| 睡眠と美肌 | 成長ホルモンは細胞の修復や新陳代謝にかかわり、眠りについてから最初の深いノンレム睡眠で多く分泌される。メラトニンは暗くなると分泌され、強い光で抑えられる | 分泌が多い時(寝入りばなの深い眠り)。「22〜2時」という言い方と、時刻より深い眠りが大切という説明の区別 |
| 食事と飲み物の美容 | ビタミンA・B2・B6・C、亜鉛は皮膚や粘膜の健康維持を助ける。ビタミンC・Eは抗酸化作用をもつ。飲み物は水分を基本にする | 水溶性(C・B群)と脂溶性(A・E)。カフェイン・アルコールは利尿作用がある |
| 運動と美容 | 筋肉の動きがリンパの流れを支える。研究で、有酸素運動も筋トレも皮膚の弾力の指標を改善したと報告。屋外運動は紫外線対策が必要 | 有酸素運動と筋トレ(無酸素運動)の分類。研究結果は化粧品の効能ではない |
| 入浴と美容 | お湯は40℃前後、入浴時間は10〜15分程度が一般的な目安。入浴後は乾燥しやすいので早めに保湿する | 熱いお湯や長風呂は乾燥の原因。体はこすらずやさしく洗う |
確認問題3問
この3問は、このまとめの要点を確認するための抽出問題です。全論点を確認するものではありません。7問の練習問題は生活習慣美容・マッサージ 練習問題にあります。
問1 睡眠と成長ホルモンの説明として、適切なものはどれか。
- 成長ホルモンは、眠りにつく直前の浅い眠りのときに多く分泌される
- 成長ホルモンは、明け方のレム睡眠のときに多く分泌される
- 成長ホルモンの分泌は、22時から2時のあいだに眠ることで決まり、それ以外の時間に眠ると分泌されにくい
- 成長ホルモンは、眠りについてから最初の深いノンレム睡眠で多く分泌される
答えと解説
答え:4
- 正解の理由:成長ホルモンは、眠りについてから最初に訪れる深いノンレム睡眠で多く分泌されます。細胞の修復や新陳代謝にかかわるホルモンです。
- 1:浅い眠りではなく、深い眠りのときです。
- 2:多く分泌されるのは、寝入りばなの深い眠りです。明け方ではありません。
- 3:分泌は時計の時刻だけで決まるのではなく、眠りの深さと入眠からの時間に左右される、と近年は説明されています。
復習:睡眠と美肌
問2 栄養素の説明として、正しいものはどれか。
- ビタミンCは脂溶性ビタミンで、油と一緒にとらないと吸収されない
- ビタミンEは水溶性ビタミンで、水にさらすと失われやすい
- ビタミンCは水溶性で熱に弱く、コラーゲンがつくられるときにも必要である
- ビタミンAは水溶性で、皮膚や粘膜の健康維持には関わらない
答えと解説
答え:3
- 正解の理由:ビタミンCは水溶性で、水洗いや加熱で失われやすい栄養素です。皮膚や粘膜の健康維持を助け、コラーゲンがつくられるときにも必要です。
- 1:ビタミンCは水溶性です。脂溶性なのはビタミンAとEです。
- 2:ビタミンEは脂溶性で、油と相性がよい栄養素です。
- 4:ビタミンAは脂溶性で、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
復習:食事と飲み物の美容
問3 入浴と肌の説明として、適切なものはどれか。
- 42℃以上の熱いお湯に短時間つかるのが、乾燥を防ぐ入浴の目安である
- お湯の温度は40℃前後、入浴時間は10〜15分程度が一般的な目安で、入浴後は早めに保湿する
- 入浴直後は肌がうるおっているので、保湿は翌朝まで待ってよい
- 体はナイロンタオルでしっかりこするほうが、乾燥しにくい
答えと解説
答え:2
- 正解の理由:湯温は40℃前後、入浴時間は10〜15分程度が一般的な目安です。入浴後は皮脂やうるおいが流れ、乾燥が進みやすいため、早めに保湿します。
- 1:42℃以上の高温は体への負担が大きく、乾燥対策にも向きません。
- 3:入浴直後のうるおいは一時的です。その後に乾燥が進むため、時間をあけずに保湿します。
- 4:ゴシゴシこすると肌への刺激になります。手のひらや柔らかいタオルでやさしく洗います。
復習:入浴と美容

