顔のマッサージの基本は、筋肉・ツボ・リンパの位置を押さえることです。表情筋は皮膚につく筋肉、ツボは骨のくぼみなどの目印で位置を覚える刺激点、リンパは顔の内側から外側、耳の前から鎖骨へ流す、と整理します。どれも肌をこすらず、摩擦を減らして行うのが共通の注意点です。効果の感じ方には個人差があります。(確認日:2026年11月3日)
この分野の入口:2級のメイク・生活習慣の出題範囲と覚える順番|3つのまとめ
個別記事の要点と問われ方
| 記事 | 要点 | 取り違えやすい点 |
|---|---|---|
| 顔の筋肉 | 表情筋は皮膚につき、顔面神経に支配される。前頭筋=眉を上げる、皺眉筋=眉を寄せる、眼輪筋=まぶたを閉じる、大頬骨筋=口角を引き上げる、口輪筋=唇を閉じる | 咬筋は表情筋ではなく咀嚼筋。眼輪筋・口輪筋の「輪」は周りを囲む形。筋肉を鍛えればたるみが治る、とは言えない |
| 美容のツボ | 睛明=目頭、攅竹=眉頭、太陽=眉尻と目尻の中間(ややこめかみ寄り)、迎香=小鼻の外側。気持ちよい強さで数秒押して離す | 名前と位置の対応。効果や疾病の改善は断定しない |
| リンパとマッサージ | リンパ液は中央のポンプがなく、リンパ管の収縮や筋肉の動きで流れ、鎖骨のあたりで静脈に合流する。顔の内側から外側へ、耳の前から鎖骨へ流す。クリームやオイルで摩擦を減らす | 流れる方向。脂肪が減る・恒久的に引き上がる・毒素が出る、とは約束できない |
確認問題3問
この3問は、このまとめの要点を確認するための抽出問題です。全論点を確認するものではありません。7問の練習問題は生活習慣美容・マッサージ 練習問題にあります。
問1 顔の筋肉の説明として、正しいものはどれか。
- 眼輪筋は目の周りを囲み、まぶたを閉じる働きをもつ
- 咬筋は表情筋の一つで、眉を上げる働きをもつ
- 口輪筋は頬骨から口角に伸び、口角を引き上げる働きをもつ
- 前頭筋は眉を内側に寄せて、眉間に縦じわをつくる
答えと解説
答え:1
- 正解の理由:眼輪筋は目の周りを輪の形で囲み、まぶたを閉じたり、まばたきをしたりする筋肉です。
- 2:咬筋は噛むための咀嚼筋で、表情筋ではありません。眉を上げるのは前頭筋です。
- 3:頬骨から口角に伸び、口角を引き上げるのは大頬骨筋です。口輪筋は口の周りを囲み、唇を閉じる筋肉です。
- 4:眉を内側に寄せ、眉間に縦じわをつくるのは皺眉筋です。前頭筋は眉を上げ、額に横じわをつくります。
復習:顔の筋肉
問2 顔のツボの位置の説明として、正しいものはどれか。
- 迎香は目頭のくぼみにある
- 攅竹は小鼻のすぐ外側にある
- 睛明は眉頭のくぼみにある
- 太陽は眉尻と目尻の中間から、ややこめかみ寄りにある
答えと解説
答え:4
- 正解の理由:太陽は、眉尻と目尻の中間から、ややこめかみ寄りにあるツボです。
- 1:目頭のくぼみにあるのは睛明です。迎香は小鼻のすぐ外側です。
- 2:小鼻のすぐ外側にあるのは迎香です。攅竹は眉頭のくぼみにあります。
- 3:眉頭のくぼみにあるのは攅竹です。睛明は目頭のくぼみにあります。
復習:美容のツボ
問3 リンパとマッサージの説明として、正しいものはどれか。
- リンパ液は、心臓のポンプで押し出されて流れる
- 顔のマッサージは、鎖骨から顔の外側へ向かって、逆向きに流すのが基本である
- リンパ液はリンパ管の収縮や筋肉の動きなどで流れ、最終的に鎖骨のあたりで静脈に合流する
- 素肌のまま強めの力でマッサージするほうが、リンパの流れがよくなり、肌への負担も少ない
答えと解説
答え:3
- 正解の理由:リンパ系には心臓のような中央のポンプがなく、リンパ管自体の収縮と、筋肉の動きなどで流れます。最終的に鎖骨のあたりで太いリンパ管に合流し、静脈に注がれます。
- 1:心臓のポンプで流れるのは血液です。リンパ液は別のしくみで流れます。
- 2:向きが逆です。顔の内側から外側へ、耳の前から首、鎖骨へ流すのが基本です。
- 4:素肌のまま強い力で行うと摩擦が肌の負担になります。クリームやオイルで滑りをよくし、ゆっくり行います。
復習:リンパとマッサージ
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- 練習問題:生活習慣美容・マッサージ 練習問題|7問
- 続き:顔の筋肉|表情筋の名前と働き

