1級のボディ・ヘア・香り分野から、基本的な論点を9問、4択で抽出しました。この9問は、分野全体から抽出した問題で、全論点の確認ではありません。3つのまとめの練習問題と、あわせて使ってください。(確認日:2026年11月3日)
この分野の入口:1級のボディ・ヘア・香りの出題範囲と覚える順番|3つのまとめ
問題の進め方
- まず、答えを見ずに9問を解きます
- 「答えと解説」を開いて、正解と、ほかの選択肢が違う理由を確認します
- 間違えた問題は、解説の「復習」の記事にもどって確認します
- 数値を問う問題は、「目安として」と問題文に書いています
第1問〜第9問
第1問 皮膚の部位と特徴の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 手のひら — 皮脂腺が多く、角層が薄い
- すね — 皮脂腺が少なく、乾燥しやすい
- 背中 — 皮脂腺がなく、エクリン腺だけが分布する
- まぶた — 角層が厚く、全身で最も厚い皮膚である
答えと解説
答え:2
- 正解の理由:すねは皮脂腺が少なく、皮脂膜ができにくいため、乾燥しやすい部位です。
- 1:手のひらには皮脂腺がなく、角層は厚い部位です。
- 3:背中は皮脂腺が多く、皮脂分泌が盛んな部位です。
- 4:まぶた・目もとは皮膚が薄い部位です。
復習:身体の皮膚の特徴
第2問 ボディ保湿剤の剤型の説明として、正しいものはどれか。
- ボディローション — 油分が最も多く、こっくりしている
- ボディオイル — 水分が主体で、さらっとしている
- ボディクリーム — ローションとミルクの中間の油分である
- ボディミルク — ローションとクリームの中間で、乳液状である
答えと解説
答え:4
- 正解の理由:ボディミルクは、油分が少ないローションと、油分が多いクリームの中間にあたる、乳液状の剤型です。
- 1:油分が最も多いのは、ボディクリームです。ローションは水分が多く軽い剤型です。
- 2:オイルは油分が主体で、水分が主体なのはローションです。
- 3:クリームは、3つの中で最も油分が多い剤型です。
復習:ボディ・ハンドケア化粧品
第3問 髪とpHの説明として、正しいものはどれか。
- 髪は弱酸性(pH4.5〜5.5付近)で安定し、アルカリ性に傾くとキューティクルが開きやすくなる
- 髪はアルカリ性で最も安定し、酸性に傾くとキューティクルが開く
- 髪のキューティクルは、酸性のときに最も開きやすい
- pHは髪の状態に影響しない
答えと解説
答え:1
- 正解の理由:髪は弱酸性で安定しています。アルカリ性に傾くと、キューティクルが開き、髪がきしみやすくなります。
- 2:髪が安定するのはアルカリ性ではなく、弱酸性です。
- 3:アルカリ性に傾いたときに、キューティクルが開きやすくなります。
- 4:pHは、キューティクルの開閉やきしみに影響します。
第4問 洗い流さないトリートメントの説明として、正しいものはどれか。
- 洗浄成分を主成分とし、頭皮の汚れを落とす製品である
- パーマ剤の1剤として使い、髪の形を変える製品である
- ドライヤーの熱や乾燥から髪を守り、まとまりを出す目的で使われ、オイルやミルクなどの形状がある
- 使用後は、洗い流してから髪を乾かす製品である
答えと解説
答え:3
- 正解の理由:洗い流さないトリートメントは、タオルドライ後のぬれた髪などに使い、熱や乾燥から髪を守り、まとまりを出す目的で使われます。オイル、ミルク、クリーム、ミスト、ジェルなどの形状があります。
- 1:頭皮や髪の汚れを落とすのは、シャンプーです。
- 2:髪の形を変えるのは、パーマ剤の役割です。
- 4:洗い流さないタイプなので、使用後に洗い流す必要はありません。
復習:ヘアケア化粧品
第5問 手の爪が伸びる速さの目安として、正しいものはどれか。
- 1日に約1mm
- 1日に約0.1mm
- 1か月に約1cm
- 1週間に約3mm
答えと解説
答え:2
- 正解の理由:手の爪は、1日に約0.1mm(1か月で約3mm前後)伸びるのが目安です。足の爪は、手の爪より遅く伸びます。
- 1:約10倍の値で、爪の成長としては速すぎます。
- 3:1か月に約1cmは、毛髪の伸びる速さの目安です。
- 4:1日に換算すると約0.4mmで、爪の目安より速い値です。
第6問 動物由来の天然香料として、正しい組み合わせはどれか。
- ムスク・ローズ
- シベット・ラベンダー
- カストリウム・ベルガモット
- ムスク・アンバーグリス
答えと解説
答え:4
- 正解の理由:動物由来の天然香料は、ムスク、シベット、カストリウム、アンバーグリスの4種類です。ムスクとアンバーグリスは、どちらも動物性です。
- 1:ローズは植物性の天然香料です。
- 2:ラベンダーは植物性の天然香料です。
- 3:ベルガモットは、柑橘類の植物から得る植物性の天然香料です。
復習:嗅覚のしくみと香料の種類
第7問 フレグランスの説明として、正しいものはどれか。
- 賦香率が高いほど、香りが濃く、持続時間も長くなる傾向がある
- オーデコロンは、4種類のうち最も賦香率が高い
- 賦香率の区分は、法律で厳密に決められている
- 最初に感じる香りを、ラストノートという
答えと解説
答え:1
- 正解の理由:賦香率が高いほど香りが濃く、持続時間も長くなる傾向があります。
- 2:オーデコロンは最も賦香率が低い種類です。
- 3:香水の分類に法律による規制はなく、メーカーによって基準が異なることもあります。
- 4:最初に感じる香りはトップノートで、ラストノートは最後に残る香りです。
復習:フレグランス化粧品
第8問 フッ化物配合の歯みがき剤の説明として、正しいものはどれか。
- 基本成分のみで構成される、化粧品歯磨剤に分類される
- エナメル質を溶かす成分で、むし歯の原因になる
- 医薬部外品で、「むし歯の発生及び進行の予防」の効能が認められている
- 6歳未満の子どもには、高濃度のタイプの使用が勧められている
答えと解説
答え:3
- 正解の理由:フッ化物を配合した歯みがき剤は医薬部外品で、効能として「むし歯の発生及び進行の予防」が認められています。
- 1:基本成分のみの製品が化粧品で、フッ化物などの薬用成分を加えると医薬部外品です。
- 2:フッ化物は、再石灰化を助け、歯質を強くする働きがあります。
- 4:1,000ppmを超え1,500ppm以下の高濃度タイプは、厚生労働省の通知と日本歯磨工業会の自主基準により、「6歳未満の子供への使用を控える」旨の注意表示が求められます。使用が勧められているわけではありません。
第9問 サプリメントの法令上の位置づけとして、正しいものはどれか。
- 医薬部外品に分類される
- 食品として扱われ、「サプリメント」という言葉に法律上の定義はない
- 医薬品のような効能をうたっても、薬機法の対象にならない
- 保健機能食品でなくても、機能を自由に表示できる
答えと解説
答え:2
- 正解の理由:サプリメントは食品として扱われ、「サプリメント」「健康食品」という言葉に法律上の定義はありません。
- 1:サプリメントは食品で、医薬品や医薬部外品ではありません。
- 3:食品が医薬品のような効能をうたうと、薬機法上の無承認医薬品として扱われます。
- 4:機能を表示できるのは、特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品の保健機能食品だけです。
復習:サプリメントの基本
復習先
- ボディ:ボディケア化粧品まとめ
- ヘア・ネイル:ヘアケア・ネイル化粧品まとめ
- 香り・オーラルケア・サプリ:香り・オーラルケア・サプリまとめ

