この分野は、しくみ→製品の順で学ぶと整理しやすくなります。香りは嗅覚のしくみから香料とフレグランスへ、口は歯の構造から歯みがき剤と洗口液へ、サプリメントは食品としての位置づけと保健機能食品の3区分へと進みます。(確認日:2026年11月3日)
この分野の入口:1級のボディ・ヘア・香りの出題範囲と覚える順番|3つのまとめ
香り・オーラルケア・サプリメントは、どれも「体のしくみ」を知ってから「製品の区分や成分」を覚える、という同じ流れで学べます。
しくみ→製品の順に学ぶ
| 分野 | しくみ | 製品・区分 |
|---|---|---|
| 香り | 嗅覚のしくみ、香料の分類 | フレグランス(賦香率、ノート) |
| 口 | 歯の構造、むし歯と歯周病 | 歯みがき剤(化粧品と医薬部外品)、洗口液 |
| サプリメント | 食品としての位置づけ | 保健機能食品の3区分 |
個別記事の要点と問われ方(表)
| 記事 | 要点 | 取り違えやすい点 |
|---|---|---|
| 嗅覚のしくみと香料の種類 | 嗅覚受容体は嗅上皮の嗅神経細胞にあり、ヒトで約400種類。情報は嗅球から大脳辺縁系へ。香料は天然(動物性・植物性)と合成、組み合わせた調合香料 | 動物性の天然香料は4種類。調合香料は由来とは別の軸 |
| フレグランス化粧品 | 賦香率の高い順に、パルファン、オードパルファン、オードトワレ、オーデコロン。香りはトップ→ミドル→ラストと変化する | 賦香率が高いほど濃く、持続時間も長い。ラストノートはベースノートとも呼ぶ |
| 歯の構造と機能 | 外側からエナメル質→象牙質→歯髄。脱灰と再石灰化。むし歯は歯そのもの、歯周病は歯を支える組織 | エナメル質は人体で最も硬い。歯肉炎は戻せるが、歯周炎は戻すのが難しい |
| オーラルケア製品 | 基本成分のみなら化粧品、薬用成分を加えれば医薬部外品。薬用成分の代表はフッ化物 | 清掃剤は研磨、発泡剤は泡立ち。効能は化粧品が「ムシ歯を防ぐ」、医薬部外品が「むし歯の発生及び進行の予防」と書き分けられる |
| サプリメントの基本 | サプリメントは食品。保健機能食品は特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品 | 個別許可はトクホだけ。栄養機能食品は自己認証、機能性表示食品は届出 |
確認問題3問
この3問は、このまとめの要点を確認するための抽出問題です。全論点を確認するものではありません。7問の練習問題は香り・オーラルケア・サプリ 練習問題にあります。
問1 においを感じるしくみの説明として、正しいものはどれか。
- においの分子は、鼻腔の上部にある嗅上皮の嗅神経細胞の嗅覚受容体に結合する
- においの分子は、舌の味蕾で受け取られ、嗅球に伝わる
- 嗅覚受容体は、鼻の皮膚の表皮にあり、真皮に信号を送る
- においの情報は、嗅球を通らずに直接、視床に伝わる
答えと解説
答え:1
- 正解の理由:においの分子は、鼻腔上部の嗅上皮にある嗅神経細胞の嗅覚受容体に結合し、その信号が嗅球に伝わります。
- 2:味蕾は味を感じる器官です。においは嗅上皮で受け取ります。
- 3:嗅覚受容体は、鼻の皮膚ではなく、嗅上皮の嗅神経細胞にあります。
- 4:においの情報は嗅球に伝わり、視床を介さずに大脳辺縁系などにつながる点が、他の感覚との違いです。
復習:嗅覚のしくみと香料の種類
問2 保健機能食品の説明として、正しいものはどれか。
- 栄養機能食品は、個別に国の審査を受け、許可を得る
- 機能性表示食品は、事業者が消費者庁に届け出るもので、国は安全性・機能性の審査をしていない
- 特定保健用食品は、届出だけで販売でき、国の審査はない
- 保健機能食品は、病気の治療をうたう表示ができる
答えと解説
答え:2
- 正解の理由:機能性表示食品は届出制で、事業者の責任で表示します。国の審査は行われません。
- 1:個別に国の審査を受けて許可を得るのは、特定保健用食品です。栄養機能食品は規格基準に合えば自己認証です。
- 3:特定保健用食品は個別許可制で、国が効果と安全性を審査します。
- 4:保健機能食品でも、病気の治療をうたう表示はできません。
復習:サプリメントの基本
問3 歯みがき剤の区分の説明として、正しいものはどれか。
- 薬用成分を配合したものは化粧品歯磨剤である
- 基本成分のみのものは医薬部外品歯磨剤である
- 基本成分のみのものは化粧品歯磨剤で、基本成分に薬用成分を加えたものは医薬部外品歯磨剤である
- すべての歯みがき剤は、医薬品として分類される
答えと解説
答え:3
- 正解の理由:基本成分(清掃剤・湿潤剤・発泡剤・粘結剤・香味剤など)のみのものは化粧品、フッ化物などの薬用成分を加えたものは医薬部外品に区分されます。
- 1:薬用成分を配合すると、医薬部外品の区分になります。
- 2:基本成分のみのものは、化粧品です。
- 4:歯みがき剤は、医薬品ではなく、化粧品か医薬部外品に区分されます。
復習:オーラルケア製品

