ツボは、東洋医学で体の表面にあるとされる刺激点です。顔のツボは、骨のくぼみや、目・眉・小鼻などの目印から位置を覚えます。押し方の基本は、気持ちよい強さで、5〜10秒ほどかけて押して離すを数回くり返すことです。感じ方や効果には個人差があり、病気の改善をうたうものではありません。(確認日:2026年11月3日)
このテーマのまとめ:筋肉・ツボ・リンパまとめ|マッサージの基本
顔のツボは、目頭や眉頭など目印がはっきりしているので、図と一緒に位置を確認します。
顔のツボの一覧(名前と位置)
| 名前(読み) | 位置 |
|---|---|
| 睛明(せいめい) | 目頭のくぼみ(目頭と鼻の間) |
| 攅竹(さんちく) | 眉頭のくぼみ(眉の内側の端) |
| 太陽(たいよう) | 眉尻と目尻の中間から、ややこめかみ寄り |
| 迎香(げいこう) | 小鼻のすぐ外側(小鼻の横のくぼみ) |
美容やマッサージの解説では、このほかに、頬の下関・頬車、下唇の下の承漿、目の下の四白、頬骨の際の巨髎、目尻の外側の瞳子髎なども紹介されます。
位置の覚え方は、「目頭→眉頭→眉尻と目尻の間→小鼻」と、顔の上から下へ順にたどる方法です。
押し方の基本
- 指の腹を使い、くぼみに当てます。
- 気持ちよい強さで、5〜10秒ほどかけてゆっくり押し、ゆっくり離します。
- これを2〜3回くり返します。
目のまわりは皮膚が薄くデリケートです。骨のふちに沿って、やさしく押しましょう。強い痛みが出る強さは必要ありません。
注意点
- 効果は断定しない:ツボ押しの感じ方や効果には個人差があります。病気の診断や治療ではなく、疾病の改善をうたう表現はしません。
- 避けるとき:痛みが強いとき、赤み・かゆみ・発疹・傷があるとき、気分が悪くなったときは行いません。症状が続くときは、医療機関に相談しましょう。
- 表現のルール:ツボを刺激するマッサージ料などを紹介する場合も、化粧品の効能の範囲を超える表現はできません(化粧品の効能の範囲)。
試験での問われ方(取り違えやすい点)
混同しやすいので、次のポイントを押さえておきましょう。
- 名前と位置の対応:睛明=目頭、攅竹=眉頭、太陽=眉尻と目尻の中間(ややこめかみ寄り)、迎香=小鼻のすぐ外側。
- 押し方:気持ちよい強さで、数秒かけて押して離す。強く押し続けるものではありません。
- 効果の考え方:感じ方には個人差があり、病気の治療を目的としたものではありません。

