化粧水は水分を補う、乳液は水分と油分の両方を補う、クリームは油分が多めで水分の蒸発を防ぐのが基本の役割です。使う順番は「化粧水→(美容液)→乳液→クリーム」で、水分を補ってから、油分でフタをするイメージです。(確認日:2026年11月3日)
このテーマのまとめ:スキンケアの基本まとめ|クレンジングからUVまで
化粧水・乳液・クリームは、それぞれの役割がわかると、使う順番の理由も理解できます。
3つの役割の違い
| 化粧水 | 乳液 | クリーム | |
|---|---|---|---|
| 含まれるもの | 水分が主体 | 水分と油分を乳化したもの | 乳液より油分が多め |
| 主な役割 | 洗顔後の肌に水分と水溶性の成分を補い、肌を整える | 水分と油分を補い、水分の蒸発を防ぐ | 油分の膜で、うるおいや成分を長くとどめる |
| 使い心地の傾向 | みずみずしい | 軽くのびる | 濃厚でしっとり |
乳化とは、要するに、水と油が混ざり合った状態のことです。乳液やクリームは、この乳化したものです。
化粧水だけで終えると、補った水分が蒸発しやすくなります。そのため、乳液やクリームでフタをする、と考えます。
使う順番と理由
基本の順番は、次のとおりです。
- 化粧水(水分を補い、肌を整える)
- 美容液(使う場合)
- 乳液(水分と油分を補う)
- クリーム(油分で、うるおいをとどめる)
水分を先に補い、油分を後にのせると、水分の蒸発を防ぎやすくなります。ただし、導入美容液のように、化粧水より前に使うものもあります。順番は、製品の使用方法を優先します。
適量とつけ方
- 量:製品に書かれた使用量を守ります。記載がないときの目安として、化粧水は500円玉大とする解説があります。量が少ないと、手やコットンが肌をこすって摩擦になります。
- 手でつける場合:手のひらに広げて温め、顔全体にやさしくなじませます。最後に手のひらで包むように押さえる「ハンドプレス」をします。
- コットンでつける場合:多めに含ませ、こすらず滑らせます。往復させず、顔の中心から外側へなじませます。強くたたきません。
- 細かい部分:小鼻のまわり、目尻、口角などは、指の腹で忘れずになじませます。
手とコットンは、どちらが優れているということはありません。肌が敏感なときは、刺激の少ない手でつける方法が向いています。
間違いがちなポイント
- 化粧水だけで終える:水分が蒸発しやすくなります。乳液やクリームでフタをします。
- 順番を逆にする:油分の膜を先に作ると、あとの水分がなじみにくくなります。基本は水分→油分です。
- コットンに少量しか含ませない:摩擦の原因になります。
- パシパシ強くたたく:刺激になります。やさしく押さえます。
- 製品の指示を見ない:ふき取り化粧水や導入美容液など、使い方が違うものがあります。
化粧水や乳液で赤み・かゆみが出たときは、使用をやめて医療機関に相談してください。成分や剤型のくわしい違いは、1級のスキンケア化粧品の種類で扱います。

