洗顔は、汗や余分な皮脂、ほこりなどの汚れを洗い流すお手入れです。ポイントは、たっぷりの泡で、こすらずに洗うことと、体温より少し低いぬるま湯(32〜34℃前後が目安)ですすぐことです。(確認日:2026年11月3日)
このテーマのまとめ:スキンケアの基本まとめ|クレンジングからUVまで
洗顔の手順を、順に説明します。
洗顔の役割
洗顔は、汗やほこり、余分な皮脂など、洗顔料の泡で落とす汚れを洗い流すお手入れです。メイクをした日は、先にクレンジングでメイクを落としてから洗顔します。洗顔のあとの肌は乾きやすいため、すぐに化粧水・乳液・クリームで保湿します。
洗顔料の種類
| 種類 | 特徴の傾向 | 使うときのポイント |
|---|---|---|
| 固形せっけん | 泡立ててから使う | ネットなどで泡立て、泡で洗う |
| 洗顔フォーム(クリーム・ペースト) | チューブなどから出して泡立てる | 手のひらやネットで、きめ細かい泡にする |
| 泡で出てくるタイプ | はじめから泡の状態で出てくる | 泡立ての手間が少ない。泡をつぶさないようにのせる |
| パウダー | 粉を水でといて泡立てる | 製品の使用方法に従って泡立てる |
洗浄成分のくわしい違い(せっけん系・合成界面活性剤系など)は、1級の洗浄料・クレンジング料の処方で扱います。
正しい洗顔の手順
- 手を洗う:手の汚れや雑菌が顔に移るのを防ぎます。
- ぬるま湯で顔をぬらす:熱すぎず冷たすぎない温度にします。
- 洗顔料をよく泡立てる:きめ細かく、ふんわり形が残るくらいが目安です。泡が肌との間のクッションになり、摩擦をやわらげます。
- 泡をのせて、転がすように洗う:皮脂の多いTゾーンから泡をのせ、手が直接肌に触れないように、泡を転がして顔全体に広げます。
- ぬるま湯でていねいにすすぐ:手にためたぬるま湯で、何度も繰り返します。
- タオルで押さえるように水分を取る:ゴシゴシこすらず、清潔なタオルをやさしく当てます。
お湯の温度とすすぎ
温度の目安は32〜34℃前後(体温より少し低い、触って「ぬるい」と感じる程度)です。資料によっては32〜36℃とするものもあり、幅のある目安として覚えます。
| 温度 | 起こりやすいこと |
|---|---|
| 熱すぎる | 肌に必要な皮脂まで洗い流しやすく、乾燥につながる |
| 冷たすぎる | 皮脂汚れが落ちにくく、汚れが残りやすい |
| ぬるま湯 | 皮脂汚れが落ちやすく、肌への刺激が少ない |
皮脂は約30℃から溶け出す、とされています。そのため、ぬるま湯で皮脂汚れは落とせます。
すすぎ残しやすいのは、生え際、フェイスライン、小鼻のわき、あごの下です。洗顔料が残ると、肌への刺激になります。シャワーを顔に直接当てると水圧が負担になるため、手にためたお湯ですすぎます。
間違いがちなポイント
- 泡立てずに、肌の上で洗顔料をのばす:摩擦と洗い残しの原因になります。先に泡立ててからのせます。
- 指や手で、こすって洗う:泡を転がすように洗います。
- 熱いお湯や冷たい水で洗う:どちらも避けて、ぬるま湯にします。
- すすぎが足りない:生え際やフェイスラインのすすぎ残しに注意します。
- 洗いすぎる:必要な皮脂まで落とすと乾燥につながります。回数は肌の状態に合わせ、肌が乾いてつっぱるときは、製品の使用方法の範囲で見直します。
洗顔後に赤みやかゆみが続くときは、使用をやめて医療機関に相談してください。

