品質と安全性 練習問題|7問

化粧品のルール(1級)

使用期限と保管、不良品への対応、回収、肌トラブル、官能評価を確かめる7問です。(確認日:2026年11月3日)

このテーマのまとめ:化粧品の品質と安全性まとめ|トラブルと官能評価

問題の進め方

  • この7問は、このテーマの抽出問題です。全ての論点の確認ではありません
  • 4択で、正解は1つです。まず答えを選んでから、折りたたみの「答えと解説」を開きましょう
  • 間違えた問題は、解説のリンクから記事に戻って復習するのがおすすめです

第1問

開封後の化粧品の使用期間について、正しいものはどれか。

① 法令で、全ての化粧品について「開封後6か月」と決められている ② 法令で、開封後も製造後3年までは使えると決められている ③ 法令で一律の月数は決まっておらず、メーカーの案内と保管条件を優先する ④ 欧州のPAO表示が、日本の法令で全製品に義務づけられている

答えと解説

正解:③

正解の理由:開封後の使用期間は、法令で一律には決まっていません。メーカーの案内(容器・外箱・ウェブサイトなど)と保管条件を優先します。

他の選択肢: – ①②は、法令に一律の月数や期間が決まっているとする点が誤りです。3年の話は、未開封で適切に保管された場合の考え方です。 – ④の開封後の月数を示すPAO表示は、日本では法令で全製品に義務づけられておらず、メーカーが自主的に載せる場合があります。

復習先:化粧品の品質と使用期限

第2問

化粧品の保管方法として、適切なものはどれか。

① 直射日光、高温多湿、温度変化の激しい場所を避け、蓋をしっかり閉めて保管する ② 浴室など湿気のある場所でも、蓋を閉めていれば品質は変わらない ③ 冷蔵庫に入れれば、何年でも品質が保たれる ④ 使いかけの化粧品は、別の容器に移し替えて保管するのがよい

答えと解説

正解:①

正解の理由:直射日光、高温多湿、温度変化の激しい場所を避け、使ったあとは蓋をしっかり閉めるのが基本です。

他の選択肢: – ②は、高温多湿を避ける原則に反します。蓋を閉めていても、湿気や温度変化は品質に影響します。 – ③は、冷蔵庫に入れれば期間を問わず保たれるとする点が誤りです。出し入れによる温度変化の影響もあり、保管の条件は製品の案内に従います。 – ④は、移し替えの際に微生物が混入しやすく、容器の表示(製造番号や注意事項)も失われます。

復習先:化粧品の品質と使用期限

第3問

化粧品に分離や異臭などの異変に気づいたときの対応の順番として、最も適切なものはどれか。

① 少量を肌に試す → 異常がなければ使い続ける → 異常があればメーカーに連絡する ② 使用をやめる → 製品と外箱を手元に残す → 購入先やメーカーの窓口に連絡する ③ 使用をやめる → 製品と外箱を捨てる → 同じ製品を買い直す ④ メーカーに連絡する → 返事が来るまで使い続ける → 異常があれば使用をやめる

答えと解説

正解:②

正解の理由:変質のサインに気づいたら、まず使用をやめます。製品や外箱は、原因の確認や相談に使えるよう手元に残し、購入先やメーカーの窓口に連絡します。

他の選択肢: – ①④は、変質の疑いがある製品を使い続ける手順で、先に使用をやめる点が抜けています。 – ③は、製品と外箱を捨てると、原因の確認や相談に必要な情報が失われます。

復習先:化粧品の不良品とトラブル

第4問

消費者ホットライン「188」の説明として、正しいものはどれか。

① 消費者庁の化粧品専用の窓口に直接つながる ② 国民生活センターが製品の回収を直接行う窓口につながる ③ 化粧品メーカーの相談窓口につながる ④ 最寄りの消費生活相談窓口を案内する

答えと解説

正解:④

正解の理由:消費者ホットライン188は、局番なしの番号に電話すると、最寄りの消費生活相談窓口を案内してもらえる仕組みです。

他の選択肢: – ①は、化粧品専用の窓口ではありません。商品・サービス全般の相談を受け付ける窓口の案内です。 – ②は、188は回収を行う窓口ではなく、相談窓口の案内です。回収は製造販売業者が行います。 – ③は、メーカーの窓口は製品の容器や外箱などに載っている別の連絡先です。188は消費生活相談窓口を案内します。

復習先:化粧品の不良品とトラブル

第5問

化粧品の回収に関する記述として、正しいものはどれか。

① 回収を命じる規定は、薬機法第68条の11である ② 回収の報告は、製造販売業者ではなく、販売店が行う ③ 製造販売業者が回収に着手したときは、厚生労働大臣に報告する(薬機法第68条の11) ④ 回収の報告の根拠は、薬機法第66条である

答えと解説

正解:③

正解の理由:製造販売業者が回収に着手したときは、その旨と回収の状況を厚生労働大臣に報告します(薬機法第68条の11)。

他の選択肢: – ①は誤りです。回収などを命じる規定は第70条で、第68条の11は回収の報告の規定です。 – ②は誤りです。報告するのは、回収を行う製造販売業者です。 – ④は誤りです。第66条は誇大広告等の禁止で、回収の報告の根拠ではありません。

復習先:化粧品の不良品とトラブル

第6問

染毛剤の皮膚アレルギー試験と、医療機関で行うパッチテストの違いとして、正しいものはどれか。

① どちらも同じ目的と方法で、行う場所だけが違う ② 前者は使用者が染毛前に自分で行う試験で、後者は医師が原因を調べるために行う検査である ③ 前者は医師が行い、後者は使用者が自分で行う ④ 前者は染毛のあとに行い、後者は染毛の前に行う

答えと解説

正解:②

正解の理由:染毛剤の皮膚アレルギー試験は、使用者が染毛の前に(2日前、毎回)自分で行う試験です。医療機関のパッチテストは、医師が原因として疑われる物質を調べる検査で、区別されます。

他の選択肢:①は、目的も行う人も違うため誤りです。③④は、行う人や時期が逆になっています。

復習先:化粧品と肌トラブル

第7問

官能評価の分析型と嗜好型の説明として、正しいものはどれか。

① 分析型は訓練を受けたパネルで製品の特性を調べ、嗜好型は一般消費者に近いパネルで好みを調べる ② 分析型は、一般消費者の好みを調べるため、パネルの能力による選抜は行わない ③ 分析型と嗜好型は、同じパネルが同時に行うのが原則である ④ 嗜好型は、製品の特性を客観的に調べるため、訓練を受けたパネルが必要である

答えと解説

正解:①

正解の理由:分析型は、感覚の鋭さを確かめた訓練を受けたパネルで、製品の特性を調べます。嗜好型は、一般消費者の好みを代表するパネルで、好ましさを調べます。

他の選択肢: – ②は、嗜好型の説明を分析型に当てはめています。分析型は特性を調べるため、感覚の鋭さを確かめてパネルを選びます。 – ③は誤りです。分析型と嗜好型は目的が違うため、原則として使い分けます。 – ④は、分析型の説明を嗜好型に当てはめています。嗜好型は好みを調べるため、一般消費者に近いパネルを選びます。

復習先:化粧品の官能評価

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