効能の範囲、広告のルール、景品表示法、ステマ規制、化粧品基準を確かめる7問です。(確認日:2026年11月3日)
このテーマのまとめ:化粧品の表示と広告まとめ|全成分表示と56の効能
問題の進め方
- この7問は、このテーマの抽出問題です。全ての論点の確認ではありません
- 4択で、正解は1つです。まず答えを選んでから、折りたたみの「答えと解説」を開きましょう
- 間違えた問題は、解説のリンクから記事に戻って復習するのがおすすめです
第1問
次のうち、化粧品の効能の範囲56項目に含まれる表現はどれか。
① 爪の割れを治す ② 爪にうるおいを与える ③ 爪を速く伸ばす ④ 巻き爪を改善する
答えと解説
正解:②
正解の理由:爪に関する効能は、「爪を保護する」「爪をすこやかに保つ」「爪にうるおいを与える」の3項目です。
他の選択肢:①は「治す」が医薬品の表現、③④は56項目にない効能で、いずれも範囲外です。
復習先:化粧品の効能の範囲
第2問
効能の範囲の通知の注記・取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
① 「皮膚」と「肌」は、使い分けてはならない ② 56項目のうち、その製品に当てはまらないものも、全て表示できる ③ 「補い保つ」は、「補う」だけにすることはできない ④ 「補い保つ」は、「補う」あるいは「保つ」との効能でも可とされる
答えと解説
正解:④
正解の理由:通知の注1で、「補い保つ」は「補う」あるいは「保つ」でも可とされています。
他の選択肢: – ①は誤りです。注2で、「皮膚」と「肌」の使い分けは可とされています。 – ②は誤りです。表示できるのは、その製品に当てはまる効能に限られます。 – ③は、注1と逆の記述です。
復習先:化粧品の効能の範囲
第3問
薬機法第66条(誇大広告等)に関する記述として、正しいものはどれか。
① 医師その他の者が効能などを保証したものと誤解されるおそれがある記事も、第1項に該当するものとされる ② 承認前の化粧品の広告を禁止する規定である ③ 違反したときの課徴金は、売上額の3%が原則である ④ 対象は、医薬品と医療機器の名称・効能に限られる
答えと解説
正解:①
正解の理由:第66条第2項は、医師その他の者が効能・効果・性能を保証したものと誤解されるおそれがある記事も、第1項(虚偽・誇大な広告の禁止)に該当するとしています。
他の選択肢: – ②は、第68条(承認前の医薬品、医療機器、再生医療等製品の広告の禁止)の内容です。化粧品は第68条の対象に含まれません。 – ③は誤りです。薬機法の課徴金は売上額の4.5%が原則です。3%は景品表示法の率です。 – ④は誤りです。第66条の対象には、医薬部外品、化粧品、再生医療等製品も含まれ、「何人も」が対象です。
復習先:化粧品の広告ルール
第4問
医薬品等適正広告基準における、医師などの推薦に関する考え方として、正しいものはどれか。
① 事実であれば、自由に広告に使ってよい ② 医師の推薦は認められないが、美容師の推薦は自由に使える ③ 医薬関係者、美容師、学会などの推薦・公認は、事実であっても原則として認められない ④ 学会の推薦であれば、推薦文を広告に載せてよい
答えと解説
正解:③
正解の理由:医薬関係者、美容師、病院、学会などが推薦・指定・公認している旨の広告は、事実であっても原則として認められません。
他の選択肢:①②④は、事実であれば使える、または一部の推薦なら使えるとする点が誤りです。
復習先:化粧品の広告ルール
第5問
ステルスマーケティング規制の説明として、正しいものはどれか。
① 薬機法第66条に基づいて、2021年に始まった ② 景品表示法第5条第3号に基づく告示で、2023年10月1日に施行された ③ 景品表示法第5条第1号の優良誤認表示にあたる ④ 特定商取引法第12条に基づいて、2022年に始まった
答えと解説
正解:②
正解の理由:ステマ規制は、景品表示法第5条第3号に基づく告示「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」で、2023年10月1日に施行されました。
他の選択肢: – ①は、薬機法ではなく景品表示法の告示です。 – ③は、第5条第1号(優良誤認)ではなく、第3号(指定告示)です。 – ④は、特定商取引法は関係しません。
復習先:SNS・PRのルール
第6問
化粧品の効能が、実際よりも著しく優れていると消費者に誤認される表示にあたるものはどれか。
① 優良誤認表示(景品表示法第5条第1号) ② 有利誤認表示(景品表示法第5条第2号) ③ ステマ告示による不当表示 ④ 特定商取引法の最終確認画面の表示違反
答えと解説
正解:①
正解の理由:品質・効能などの内容が、実際より著しく優良と誤認される表示は、優良誤認表示です。
他の選択肢: – ②は、価格や取引条件が実際より著しく有利と誤認される表示です。 – ③は、事業者の表示であることが判別しにくい表示です。 – ④は、通信販売の申込み段階の表示の問題です。
復習先:景品表示法・特商法と化粧品
第7問
化粧品基準で、化粧品に配合できる防腐剤について、正しい記述はどれか。
① ネガティブリストで、載っていない防腐剤は自由に配合できる ② 別表第1に載っているもの以外は配合できない ③ 別表第2に配合量の上限が示されたものだけが使える ④ 別表第3に載っている防腐剤だけを配合できる(ポジティブリスト)
答えと解説
正解:④
正解の理由:防腐剤は、別表第3に載っているものだけを配合できるポジティブリスト方式です。
他の選択肢: – ①は、防腐剤はネガティブリストではなくポジティブリストです。 – ②の別表第1は、配合してはならない成分のリストです。 – ③の別表第2は、防腐剤・紫外線吸収剤・タール色素以外の成分の、配合量の上限を示すリストです。
復習先:化粧品基準
復習先
- 効能:化粧品の効能の範囲|56項目の覚え方
- 広告:化粧品の広告ルール、景品表示法・特商法と化粧品、SNS・PRのルール
- 表示と成分:化粧品の表示事項、全成分表示の読み方、化粧品基準

