ベースメイクテクニック|骨格と立体感の作り方

メイク・生活習慣(2級)

骨格を生かすベースメイクの基本は、光で高く見せ、影で引き締めることです。ハイライトは高く見せたい所、シェーディングは引き締めたい所に置き、ファンデーションは顔の中心部に薄く塗ると、メリハリのある立体感が出ます。この記事では、光と影の考え方と、肌悩み別のコンシーラーの色選びを整理します。(確認日:2026年11月3日)

このテーマのまとめ:骨格に合わせたメイクまとめ|ベース・ポイント・色

下地・ファンデーション・コンシーラーの基本の手順はベースメイクの基本にまとめています。ここでは、その先の「骨格に合わせた応用」を扱います。

顔の骨格と光と影

「ベースメイクで骨格が変わるの?」と思いますよね。実際に形が変わるわけではなく、明るい色は前に出て高く広く見え、暗い色は奥に引いて低く引き締まって見えるという、目の錯覚を使います。要するに、「明るい所は目立ち、暗い所は目立たない」ということです。

  • 下地は顔全体に塗り、ファンデーションは顔の中心部に薄く塗ります。
  • 外側との境目は、スポンジやブラシでぼかして自然なグラデーションにします。
  • 塗った所と塗らない所に色と質感の差が生まれ、立体感とフェースラインの引き締めにつながります。

ハイライトとシェーディングの位置

汎用の顔のイラスト。頬骨の高い位置にハイライト、生え際・頬骨の下・耳の前からあごにかけてのフェースラインにシェーディングを置く位置を示している。
役割置く場所の例
ハイライト光を集めて、高く・明るく見せる頬骨の高い位置
シェーディング影をつくって、引き締めと奥行きを出す生え際、頬骨の下、耳の前からあごにかけてのフェースライン

「ハイライトで高さを足し、シェーディングで引き締めを足す」と覚えると、取り違えにくくなります。

顔型によって、ハイライト・シェーディング・チークを置く位置は変わります。丸顔と面長では位置がまるで違うため、顔型別のチークはチーク・リップのテクニックで整理しています。

肌悩み別のカバー

悩みの色に合わせて、コンシーラーの色を選びます。ポイントは、色の関係です。青みは補色のオレンジ系、茶色の色素沈着はイエロー系、赤みはグリーン系で打ち消します。補色とは、色相環で向かい合う色の組み合わせのことです(くわしくはパーソナルカラーの基本の色の三属性で整理しています)。

悩み原因とされるものコンシーラーの色の考え方
青ぐま血行不良(寝不足など)オレンジ系(青の補色で打ち消す)
茶ぐま色素沈着イエロー系
黒ぐまたるみによる影肌より明るめの色で影をやわらげる
赤みのあるニキビ跡赤みグリーン系(赤の補色)

形状も悩みに合わせます。スティックなどの固形タイプは、密着度とカバー力が高く、濃いシミやニキビ跡のように、気になる所をピンポイントで隠すのに向きます。チップやリキッドタイプはのびがよく、動きの多い目元や口元、広い範囲に向きます。

くまの種類はくまの種類、シミはシミの種類とできるしくみで整理しています。肌荒れや炎症があるときは、無理に隠そうとせず、症状が続くときは使用をやめて医療機関に相談しましょう。

試験での問われ方(取り違えやすい点)

混同しやすいので、次の違いを覚えておきましょう。

  • 役割:ハイライトは「高く・明るく」、シェーディングは「引き締め・奥行き」。逆にしないようにします。
  • くまの色と原因:青ぐま=血行不良(オレンジ系)、茶ぐま=色素沈着(イエロー系)、黒ぐま=たるみによる影。原因と色をセットで区別します。
  • 赤みの打ち消し:赤みにはグリーン系。補色(向かい合う色)の関係で考えます。
  • ファンデーションの範囲:顔の中心に薄く、外側は境目をぼかします。

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