くまの種類|青ぐま・茶ぐま・黒ぐまの違い

皮膚と肌悩み(2級)

くまは、目の下の皮膚が暗く見える状態で、原因によって青ぐま(血行不良)・茶ぐま(色素沈着)・黒ぐま(たるみによる影)の3つに分けて説明されます。目の下の皮膚はとても薄く、原因が重なっていることも多いので、見分け方は目安として使い、続く場合は医療機関に相談してください。(確認日:2026年11月3日)

このテーマのまとめ:肌悩みの原因とお手入れまとめ|8つの悩み

「くま」と一言でいっても、疲れ顔に見える原因はさまざまですよね。色の違いに注目すると、整理しやすくなります。

くまの種類と原因

目の下の3種類のくまを並べた模式図。青ぐまは青みがかって見え、皮膚を横に引っ張ると薄くなる。茶ぐまは茶色く見え、引っ張っても変わらない。黒ぐまは目の下のふくらみによる影。診断ではなく目安であることを注記している。
種類見え方原因背景
青ぐま青っぽく、青黒く見える血行不良目の下の皮膚が薄く、血流がとどこおると、血液の色が透けて見える。寝不足、冷え、目の疲れなどが背景
茶ぐま茶色っぽく見える色素沈着摩擦や紫外線などでメラニンが増える。目をこする習慣、強いクレンジングなどが背景
黒ぐま影のように黒っぽく見えるたるみ加齢などで目の下がたるみ、ふくらみの影ができる

目の下に限らず、皮膚が薄い部位は、血管の色や影が見えやすくなります。複数の原因が重なっていることも珍しくありません。

見分け方(診断ではなく目安)

自分で確かめるときの目安は次のとおりです。あくまで目安で、診断ではありません。

試し方変化傾向
指で目の下を軽く横に引っぱる薄くなる青ぐまの傾向
同じく引っぱる変わらない茶ぐまの傾向
目の下を温める明るくなる血行不良(青ぐま)の傾向

見分けがつかないとき、くまが急に濃くなったとき、片側だけのとき、目の周りの腫れやかゆみを伴うときは、自己判断せず、医療機関に相談してください。

種類別のお手入れとメイクでのカバー

種類お手入れの方向メイクでのカバーの考え方
青ぐま温めて血行を促す(ホットタオルなど)、やさしいマッサージ、睡眠、冷え対策青の補色になるオレンジ系のコンシーラーで目立ちにくくする
茶ぐま摩擦を避ける、紫外線対策、メイクをやさしく落とすイエロー系のコンシーラーで色をなじませる
黒ぐま保湿と紫外線対策でハリを保つ。化粧品だけで目立たなくするのは難しい影をやわらげる明るめの色を使う

青ぐまの血行を促すケアは、入浴と美容、睡眠と美肌、リンパとマッサージで、メイクはベースメイクテクニックとベースメイクの基本で確認できます。茶ぐまのメラニンについては、シミの種類とできるしくみが関連します。

化粧品の表示では、くまが「消える」「治る」といった言い切りはできません。化粧品が言える効能の範囲(56項目)と、メイクで目立たなくみせる効果は区別されます(化粧品の効能の範囲)。

試験での問われ方(取り違えやすい点)

区別して覚えたいのは、次の点です。

  • 青ぐま:原因は血行不良です。目の下の皮膚が薄く、血液の色が透けて見えます。
  • 茶ぐま:原因は色素沈着です。摩擦や紫外線などでメラニンが増えます。
  • 黒ぐま:原因はたるみで、影のように見えます。
  • 見分け方:皮膚を引っぱって薄くなれば青ぐま、変わらなければ茶ぐまの目安です。
  • コンシーラーの色:青ぐまにはオレンジ系、茶ぐまにはイエロー系が目安です。
  • 診断はしない:見分け方は目安です。続くときは医療機関に相談します。

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