肌の劣化要因 練習問題|7問

皮膚と肌悩み(2級)

肌を劣化させる要因の記事で学んだ内容を、4択7問で確認できます。すべてこのサイトのオリジナル問題です。正解は1つで、答えと解説は折りたたんであるので、考えてから開いてください。(確認日:2026年11月3日)

このテーマのまとめ:肌を劣化させる要因まとめ|外的・内的と酸化・糖化

問題の進め方

  • この7問は、肌を劣化させる要因の記事から選んだ抽出問題で、全論点の確認ではありません。糖化の論点は、分野全体の基本確認問題で出題しています
  • まとめの確認問題とは、別の角度から出題しています
  • 解説には、正解の理由、ほかの選択肢が違う理由、復習先の記事を書いています
  • 間違えた問題は、復習先の記事に戻って、表で区別を確かめてみましょう

第1問〜第7問

第1問 外的要因に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 空気が乾燥すると、角層の水分が蒸発しにくくなる
  2. 花粉は自然界にあるものなので、PM2.5が付着しても、影響は変わらない
  3. PM2.5の周りに付着した物質が、肌の酸化や炎症に関わるとされる
  4. 外的要因は、日々の対策では、影響を減らすことができない
答えと解説

答え:3

  • 正解の理由:PM2.5の周りには、有害な物質が付着していて、肌を酸化させたり、炎症を起こしたりする原因になるとされます。
  • 1:空気が乾燥すると、角層の水分は蒸発しやすくなります。
  • 2:花粉や黄砂にPM2.5が付着すると、アレルギー反応を起こしやすくなるとされます。
  • 4:外的要因は、洗浄、保湿、紫外線対策などの日々の対策で、影響を減らしやすい要因です。

復習:肌を劣化させる外的要因

第2問 紫外線の説明として、正しいものはどれか。

  1. UVAは波長が長く真皮まで届き、UVBは主に表皮に作用する
  2. UVBは波長が長く、真皮の奥まで届く
  3. UVCは、地表に最も多く届く
  4. UVAは、日焼けで赤くなるサンバーンを起こす作用が、UVBより強い
答えと解説

答え:1

  • 正解の理由:波長が長いUVAは、肌の奥の真皮まで届きます。UVBは主に表皮に作用します。
  • 2:UVBは、UVAより波長が短く、主に表皮に作用します。
  • 3:UVCは、オゾン層などで吸収され、地表には届きません。
  • 4:サンバーン(赤くなる日焼け)を起こす作用が強いのは、UVBです。

復習:紫外線と肌

第3問 サンバーンとサンタンの説明として、正しいものはどれか。

  1. サンタンは日焼け直後に起こる赤い炎症で、サンバーンは数日後の褐色の色素沈着である
  2. サンバーンもサンタンも、どちらも肌が赤くなる炎症の反応である
  3. サンバーンは、UVCによって起こる
  4. サンバーンは日焼けで赤くなる炎症の反応で、サンタンは数日後から始まる褐色の色素沈着である
答えと解説

答え:4

  • 正解の理由:サンバーンは、日焼けで肌が赤くなる炎症の反応です。サンタンは、その数日後から始まる褐色の色素沈着です。
  • 1:サンバーンとサンタンの説明が入れ替わっています。
  • 2:サンタンは、赤い炎症ではなく、色素沈着です。
  • 3:UVCは地表に届きません。サンバーンの主な原因は、UVBです。

復習:紫外線と肌

第4問 加齢による肌の変化の説明として、正しいものはどれか。

  1. 加齢により、ターンオーバーの周期は短くなる
  2. 加齢により、コラーゲンやエラスチンが減り、ハリと弾力が低下する
  3. 加齢により、皮脂の分泌は増え、バリア機能の障害が生じにくくなる
  4. 加齢は、外的要因に分類される
答えと解説

答え:2

  • 正解の理由:加齢にともなって、真皮のコラーゲンやエラスチンが減り、ハリと弾力が低下します。
  • 1:加齢にともなって、ターンオーバーは長くなる(遅くなる)傾向があります。
  • 3:加齢にともなって、皮脂の分泌は減り、バリア機能の障害が生じやすくなります。
  • 4:加齢は、体の内側から起こる内的要因です。

復習:肌を劣化させる内的要因、真皮の構造

第5問 女性ホルモンと肌の説明として、正しいものはどれか。

  1. プロゲステロンが増える黄体期(月経前)は、皮脂が増えて、ニキビや肌荒れが起こりやすいとされる
  2. エストロゲンは、排卵のあとにだけ分泌される
  3. 月経期は2つのホルモンがどちらも高く、肌が安定しやすい
  4. ホルモンの変化による肌の傾向は、すべての人に同じように現れる
答えと解説

答え:1

  • 正解の理由:プロゲステロン(黄体ホルモン)は排卵のあとに増え、月経前は皮脂が増えて、ニキビや肌荒れが起こりやすいとされます。
  • 2:エストロゲンは、排卵の前に増えてピークになり、排卵のあとにも小さく増えます。
  • 3:月経期は、2つのホルモンがどちらも低く、乾燥しやすく敏感に傾きやすいとされます。
  • 4:変化の出方には個人差が大きく、同じ人でも毎回同じとは限りません。

復習:ホルモンバランスと肌

第6問 自律神経に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 交感神経が優位になると、心拍がゆっくりになり、腸の動きが促される
  2. 副交感神経は、緊張や興奮のときに優位になる
  3. 交感神経が優位になると、心拍が速くなり、血管が収縮し、腸の動きは抑えられる
  4. 自律神経は、自分の意思で自由に切りかえられる神経である
答えと解説

答え:3

  • 正解の理由:交感神経は、活動や緊張のときに優位になり、心拍が速くなり、血管が収縮し、腸の動きが抑えられます。
  • 1:心拍がゆっくりになり、腸の動きが促されるのは、副交感神経が優位なときです。
  • 2:副交感神経は、休息やリラックスのときに優位になります。
  • 4:自律神経は、心臓や血管、胃腸などの働きを、意思とは関係なく調整する神経です。

復習:ストレスと肌

第7問 酸化に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 活性酸素は、体の外からの刺激でだけ発生し、呼吸や代謝では発生しない
  2. 皮脂の酸化は、熱ではなく、UVBだけで起こる
  3. 抗酸化成分を配合した化粧品は、「老化を防ぐ」と表示できる
  4. 紫外線や熱で皮脂が酸化して過酸化脂質になると、バリア機能の低下や炎症につながるとされる
答えと解説

答え:4

  • 正解の理由:皮脂が酸化してできる過酸化脂質は、バリア機能の低下や炎症につながると報告されています。
  • 1:活性酸素は、紫外線などの外的な要因に加えて、呼吸や代謝、炎症など、体の内側でも発生します。
  • 2:皮脂は、紫外線や熱などで酸化します。UVBだけに限りません。
  • 3:「老化を防ぐ」は、化粧品の効能の範囲(56項目)にない表現です。

復習:酸化と肌、化粧品の効能の範囲

復習先

分野記事
外的要因肌を劣化させる外的要因|乾燥・紫外線・大気汚染
紫外線紫外線と肌|UVA・UVBの違いと光老化
内的要因肌を劣化させる内的要因|加齢・食生活・代謝不良
ホルモンホルモンバランスと肌|女性ホルモンと月経周期
ストレスストレスと肌|自律神経のしくみ
酸化酸化と肌|活性酸素と抗酸化

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