肌を劣化させる外的要因|乾燥・紫外線・大気汚染

皮膚と肌悩み(2級)

肌を劣化させる外的要因は、肌の外側から受ける影響のことで、空気の乾燥・空気の汚れ・紫外線が代表です。外的要因は、バリア機能の低下、炎症、酸化などを引き起こします。日々の対策で影響を減らしやすいのが特徴です。(確認日:2026年11月3日)

このテーマのまとめ:肌を劣化させる要因まとめ|外的・内的と酸化・糖化

「肌が老化する原因」というと内側の要因を想像しがちですが、じつは外からの影響も大きいんです。まず、全体像を見てみましょう。

外的要因の一覧

外的要因主な内容肌への影響
空気の乾燥低い湿度、冷暖房、季節の変化角層の水分が蒸発し、バリア機能が下がる
空気の汚れPM2.5、花粉、黄砂など酸化、炎症、バリア機能の低下、肌荒れ
紫外線太陽光に含まれる紫外線光老化(シワ・たるみ・シミ)、日焼け

外的要因に加えて、内側の要因(肌を劣化させる内的要因)が重なると、肌の状態は大きく変わります。外的要因と内的要因の両方に関わるものが、酸化です。

空気の乾燥

空気が乾燥すると、角層から水分が蒸発しやすくなります。水分が減ると、バリア機能が下がり、肌は刺激を受けやすくなります。

  • 冬、冷暖房の効いた室内は湿度が下がりやすい
  • 乾燥した肌は、角層を厚くして守ろうとするため、ごわつくことがある
  • 水分が足りないと、キメが乱れて、透明感がなくなって見える

乾燥のしくみとお手入れは、乾燥肌の原因とお手入れと肌のバリア機能で詳しく扱います。

空気の汚れ

空気中には、肌に付着してダメージを与えるものがあります。

空気の汚れ内容
PM2.5直径2.5μm以下の微小な粒子。周りに有害物質が付着し、肌を酸化させたり炎症を起こしたりする原因になるとされる
花粉・黄砂もともと自然界にあるものだが、PM2.5が付着するとアレルギー反応を起こしやすくなるとされる

空気の汚れによる影響を減らすには、外出から戻ったら、肌に付いた汚れをやさしく落とし、保湿でバリア機能を保つことが基本です。こすりすぎると、かえって肌を傷めるため注意します。クレンジングと洗顔の方法は、クレンジングの種類と選び方と洗顔料の種類と正しい洗顔で確認できます。

肌が赤くなる、かゆい、ヒリヒリするなどの症状が続くときは、化粧品の使用をやめて、医療機関に相談してください。

紫外線(概要)

紫外線は、外的要因のなかでも、肌への影響がとくに大きいとされます。

  • 肌の奥の真皮に届いて、コラーゲンやエラスチンを傷める(光老化)
  • メラニンが増えて、シミの原因になる
  • 皮脂を酸化させたり、バリア機能を下げたりする

紫外線の種類(UVA・UVB)や届く深さ、光老化については、紫外線と肌で詳しく扱います。日焼け止めの使い方は、UVケアの基本で確認できます。

試験での問われ方(取り違えやすい点)

  • 外的要因と内的要因:外的要因は肌の外側から受ける影響(乾燥、空気の汚れ、紫外線)です。加齢やホルモンは内的要因です。
  • 乾燥の影響:角層の水分が減り、バリア機能が下がります。
  • 花粉・黄砂とPM2.5:PM2.5が付着するとアレルギー反応を起こしやすくなるとされます。
  • 紫外線の影響:光老化(シワ・たるみ)、シミ、日焼けなどです。
  • 外的要因の特徴:日々の対策で影響を減らしやすい要因です。

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