2級の本試験と同じ60問を、50分で解く総合演習です。 2級の出題範囲は、2級テキストと準2級・3級テキストなので、準2級・3級の内容も含めて出題します。各問の解説から、根拠の記事に戻れます。(確認日:2026年11月3日)
この演習の出題の配分(準2級・3級の内容12問、皮膚の構造としくみ11問、肌悩みの原因とお手入れ15問、肌を劣化させる要因10問、骨格に合わせたメイクアップ3問、生活習慣美容5問、筋肉・ツボ・リンパ4問)は、このサイトの提案です。公式に出題割合はありません。
この分野の入口:日本化粧品検定とは|級の違い・出題範囲・勉強の順番
問題の進め方
- 本試験と同じ60問・50分で解いてみましょう(2級の本試験の問題数と時間は公式の値です)。時間を計ると、時間配分の練習になります
- 各問は4択で、正解は1つです。答えは「答えと解説」を開いて確認します
- 迷った問題には印をつけて、先へ進みます。最後に見直す時間をとります
- 間違えた問題は、解説の復習先の記事に戻ります。最後の「分野別の得点と復習先」で、弱い分野をたしかめます
この演習は、公式の配点・出題割合を再現したものではなく、得点で合格を保証するものでもありません。記事の内容から作ったオリジナル問題の抽出問題で、全論点の確認ではありません。
準2級・3級の内容
第1問
同じメイク・同じ使い方で比べたときの一般的な傾向として、ふだんのメイクや乾燥が気になるときに向くとされる、油分が多めで洗浄力は中程度のクレンジングはどれか。
① オイルタイプ
② クリームタイプ
③ バームタイプ
④ ミルクタイプ
答えと解説
正解:②
② 「油分が多めで洗浄力は中程度、しっとり洗い上がる傾向」があり、ふだんのメイクや乾燥が気になるときに向くとされるのがクリームです。
他の選択肢
- ① 油性のメイクになじみやすく洗浄力が高い傾向で、しっかりメイクやウォータープルーフ、日焼け止めに向きます。中程度ではありません。
- ③ オイルを半固形にしたもので、しっとり洗い上がる傾向はありますが、向くのはしっかりメイクです。ふだんのメイク向けの中間タイプではありません。
- ④ マイルドで肌への負担が少ない傾向があり、向くのは薄づきのメイクです。洗浄力が中程度とされるのはクリームです。
第2問
はじめから泡の状態で出てくるため泡立ての手間が少なく、泡をつぶさないようにのせて使う洗顔料はどれか。
① 泡で出てくるタイプ
② 洗顔フォーム
③ パウダー
④ 固形せっけん
答えと解説
正解:①
① はじめから泡の状態で出てくるので、泡をつぶさないようにのせます。「泡立ての手間が少ない」のが特徴です。
他の選択肢
- ② 洗顔フォームはチューブなどから出し、手のひらやネットで泡立てます。「粉を水でといて泡立てる」のはパウダーです。
- ③ パウダーは粉を水でといて、製品の使用方法に従って泡立てます。「チューブなどから出して手のひらやネットできめ細かい泡にする」のは洗顔フォームです。
- ④ 固形せっけんは、ネットなどで泡立ててから泡で洗います。「はじめから泡の状態で出てくる」のは泡で出てくるタイプです。
第3問
導入美容液のように、化粧水より前に使うタイプの製品があるとき、スキンケアの順番の考え方として最も適切なものはどれか。
① 油分の多いものから先に使うのが基本なので、クリームを化粧水より前に使う
② 基本の順番を優先し、導入美容液も化粧水のあとに使う
③ 美容液は種類にかかわらず乳液のあとに使い、最後にクリームでふたをする
④ 基本は水分から油分の順だが、順番は製品の使用方法を優先する
答えと解説
正解:④
④ 化粧水→(美容液)→乳液→クリームが基本ですが、導入美容液のように化粧水より前に使うものもあるため、製品の使用方法に書かれた順番を優先します。
他の選択肢
- ① 基本は水分を先に補い、油分をあとにのせる順番です。油分の多いものを先にするのは、ベースメイクの考え方です。
- ② 基本の順番にそろえることより、製品の使用方法を優先します。導入美容液は化粧水より前に使うものがあります。
- ③ 美容液は化粧水のあとに使うのが一般的で、乳液のあとに使うものと決まっているわけではありません。
第4問
指の滑りをよくして摩擦を減らすために使い、適量を使って強くこすらないようにするスペシャルケア用品はどれか。
① 美容液
② シートマスク
③ マッサージ料
④ 洗い流すパック
答えと解説
正解:③
③ 指の滑りをよくして摩擦を減らすためのもので、適量を使い、強くこすらないようにします。
他の選択肢
- ① 美容液は目的に合わせた成分を配合したもので、化粧水のあとに使うのが一般的です。「肌にのせて洗い流す、またははがして使う」のは洗い流すパック・はがすパックの特徴です。
- ② シートマスクは、美容液などを含ませたシートを顔にのせて使います。「保湿やハリ感など目的に合わせた成分を配合し、化粧水のあとに使う」のは美容液です。
- ④ 洗い流すパックは、肌にのせて洗い流すか、はがして使います。「美容液などを含ませたシートを顔にのせ、表示された時間を守る」のはシートマスクです。
第5問
レジャーやスポーツで屋外に長時間いる日の日焼け止めの選び方と使い方として、最も適切なものはどれか。
① 日常用と同じ使い心地重視のものを選び、朝に1回しっかり塗る
② SPF・PAが高めで耐水性の表示があるものを選び、塗り直しをこまめにする
③ 落としやすさを最優先に選び、塗り直しの代わりに帽子や日傘を使う
④ SPFとPAが高いものを選び、量を減らして薄くのばす
答えと解説
正解:②
② 屋外で長時間過ごす場面では、SPF・PAが高めで汗や水に強い(耐水性の)表示があるものを選び、塗り直しをこまめにします。
他の選択肢
- ① 使い心地重視の選び方は日常の場面の考え方です。汗や水、こすれで落ちるため、2〜3時間ごとを目安に塗り直します。
- ③ 落としやすさは日常で表示を確認する点の一つです。帽子や日傘は塗り直しの代わりではなく、あわせて役に立つ対策です。
- ④ SPFは決められた量を塗ったときの値で、少なく塗ると表示どおりの効果は得にくくなります。数値が高くても量は守ります。
復習先:UVケアの基本、スキンケアの基本まとめ
第6問
手の乾燥や手荒れについての説明として、適切なものはどれか。
① 手は皮脂の分泌が多く、紫外線や乾燥の影響を受けにくい部位である
② 指先のかさつきや皮むけは、手荒れが治りかけているサインである
③ 手のひらには皮脂腺が多いので、手荒れはおもに皮脂の出すぎで起こる
④ 指先のかさつきや皮むけは、手荒れの初期のサインである
答えと解説
正解:④
④ 手は皮脂の分泌が少なく、紫外線や乾燥の影響を受けやすい部位です。指先のかさつきや皮むけは、手荒れの初期のサインです。
他の選択肢
- ① 手は皮脂の分泌が少なく、乾燥や紫外線の影響を受けやすい部位です。
- ② 指先のかさつきや皮むけは、手荒れの初期のサインです。治りかけのサインではありません。
- ③ 手のひらには皮脂腺がありません。皮脂が少ないため、乾燥しやすい部位です。
第7問
チークやリップの色が濃くなりすぎたときの対処として、適切なものはどれか。
① チークもリップも、ブラシで広げてぼかす
② チークもリップも、ティッシュで軽く押さえる
③ チークはブラシで広げてぼかし、リップはティッシュで軽く押さえる
④ チークはティッシュで軽く押さえ、リップはブラシで広げてぼかす
答えと解説
正解:③
③ チークが濃くなりすぎたときはブラシで広げてぼかし、リップの色が濃いときはティッシュで軽く押さえます。
他の選択肢
- ① ブラシでぼかすのはチークの対処です。リップの色が濃いときは、ティッシュで軽く押さえます。
- ② ティッシュで押さえるのはリップの対処です。チークが濃くなりすぎたときは、ブラシで広げてぼかします。
- ④ 対処が入れ替わっています。ブラシでぼかすのはチーク、ティッシュで押さえるのはリップです。
復習先:ポイントメイクの基本、メイクの基本まとめ
第8問
アイライナーの役割として、適切なものはどれか。
① まつげを長く、濃く見せる
② 眉の足りない部分を補い、顔の印象を整える
③ まぶたに色や陰影を加える
④ まつげの生え際に線を引き、目元を引き締める
答えと解説
正解:④
④ アイライナーは、まつげの生え際に線を引いて目元を引き締めるために使います。ペンシルとリキッドがあります。
他の選択肢
- ① まつげを長く濃く見せるのはマスカラの役割です。
- ② 眉の足りない部分を補うのはアイブロウの役割です。
- ③ まぶたに色や陰影を加えるのはアイシャドウの役割です。
復習先:ポイントメイクの基本、メイクの基本まとめ
第9問
リンス・コンディショナーとトリートメントの説明として、最も適切なものはどれか。
① コンディショナーは毛先を中心に、トリートメントは頭皮を中心になじませる
② コンディショナーはダメージを補う成分を内部に届けることをねらい、トリートメントは表面をなめらかにして保護する
③ コンディショナーは表面をなめらかにして保護し、トリートメントはダメージを補う成分を内部に届けることをねらう
④ トリートメントは水気を絞らず毛先になじませて、すぐにすすぐ
答えと解説
正解:③
③ コンディショナーは髪の表面をなめらかにして指通りをよくし、髪を保護します。トリートメントは、ダメージを補う成分を髪の内部に届けることをねらいます。
他の選択肢
- ① どちらも毛先を中心になじませ、頭皮にはつけません。頭皮につけるとトラブルの原因になります。
- ② 目的が入れ替わっています。内部に届けることをねらうのはトリートメント、表面をなめらかにして保護するのはコンディショナーです。
- ④ トリートメントは水気を絞ってから毛先を中心になじませ、製品の使用方法に従って数分置いてからすすぎます。
第10問
爪に色をのせるときの基本の流れと、ベースコートの目的の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① トップコート→ネイルカラー→ベースコートの順で、トップコートは爪の保湿を目的とする
② ネイルカラー→ベースコート→トップコートの順で、ベースコートは爪の表面の凹凸を整えて発色を高める
③ ベースコート→ネイルカラー→トップコートの順で、ベースコートは爪の表面の凹凸を整えて発色を高める
④ ベースコート→ネイルカラー→トップコートの順で、ベースコートは仕上げに重ねて色を保つ
答えと解説
正解:③
③ ベースコートで爪の表面の凹凸を整えて発色を高め、ネイルカラーを薄く塗って乾かし、仕上げにトップコートを重ねます。
他の選択肢
- ① 順番が逆です。トップコートは仕上げに重ねるもので、爪の保湿を目的とするものとは説明されていません。
- ② ベースコートはネイルカラーの前に塗ります。ネイルカラーのあとに塗る順番ではありません。
- ④ 順番は合っていますが、仕上げに重ねるのはトップコートです。ベースコートは爪の表面の凹凸を整えて発色を高めます。
第11問
歯と歯の間の汚れを取る歯間ブラシの使い方として、適切なものはどれか。
① すき間が狭い人は歯間ブラシ、広めの人はデンタルフロスを選ぶ
② すき間の大きさに合うサイズを選び、無理に押し込まず、歯ぐきを傷つけないようにそっと通す
③ 大きめのサイズを選び、すき間にしっかり押し込むほど汚れが落ちる
④ サイズが合っていなくても、ゆっくり通せば歯ぐきを傷つけることはない
答えと解説
正解:②
② 歯間ブラシは、すき間の大きさに合うサイズを選びます。無理に押し込まず、歯ぐきを傷つけないようにそっと通し、使い方は歯科医師や歯科衛生士に相談します。
他の選択肢
- ① 使い分けが逆です。すき間が狭い人はデンタルフロス、広めの人は歯間ブラシです。
- ③ サイズが合わない歯間ブラシや、無理な押し込みは、歯や歯ぐきを傷つけることがあります。すき間の大きさに合うサイズを選び、そっと通します。
- ④ サイズが合わないと、歯や歯ぐきを傷つけることがあります。すき間の大きさに合うサイズを選ぶことが基本です。
第12問
シャンプー後のタオルドライの方法と目的として、最も適切なものはどれか。
① タオルで髪を挟んで押さえるように水気を取り、ドライヤーを省く
② タオルで髪を挟んで押さえるように水気を取り、そのまま自然に乾かす
③ タオルで髪を強くこすって水気を取り、ドライヤーの時間を短くする
④ タオルで髪を挟んで押さえるように水気を取り、ドライヤーの時間を短くする
答えと解説
正解:④
④ タオルドライはこすらず、髪を挟んで押さえるように水気を取ります。先に水気を取ると、ドライヤーの時間が短くなります。
他の選択肢
- ① 方法は合っていますが、目的が違います。タオルドライのあとは、なるべく早くドライヤーで乾かします。
- ② 方法は合っていますが、そのあとが違います。濡れた髪を長時間そのままにするのも髪の負担になるため、なるべく早く乾かします。
- ③ 目的は合っていますが、方法が違います。ゴシゴシこすって水気を取る方法は基本ではなく、髪を挟んで押さえるように取ります。
皮膚の構造としくみ
第13問
表皮のうち、角層に変わる準備として、NMFや細胞間脂質のもとをつくる層はどれか。
① 角層
② 基底層
③ 顆粒層
④ 有棘層
答えと解説
正解:③
③ 顆粒層は角層に変わる準備をする層で、うるおいを保つNMFのもとや細胞間脂質のもとをつくります。
他の選択肢
- ① 角層は、核のない角質細胞が重なるバリアの本体です。準備を終えたあとの層で、NMFや細胞間脂質のもとをつくる層ではありません。
- ② 基底層は、1層の細胞が並び、細胞分裂で新しい細胞を生み出す層です。メラノサイトもここにいます。
- ④ 有棘層は、トゲのような突起で細胞どうしがつながる層で、生きた細胞の層のなかでもっとも厚い層です。ランゲルハンス細胞が主にここにいます。
第14問
表皮の4層を、外側(皮膚の表面側)から順に並べたものとして、正しいものはどれか。
① 角層 → 有棘層 → 顆粒層 → 基底層
② 基底層 → 有棘層 → 顆粒層 → 角層
③ 顆粒層 → 角層 → 有棘層 → 基底層
④ 角層 → 顆粒層 → 有棘層 → 基底層
答えと解説
正解:④
④ 表皮は、外側から角層・顆粒層・有棘層・基底層の4層です。細胞は最も深い基底層で生まれ、上へ向かいます。
他の選択肢
- ① 顆粒層と有棘層の順が入れ替わっています。顆粒層は角層のすぐ内側にあります。
- ② 内側(深い側)から並べた順です。外側から並べると、角層が先頭になります。
- ③ 角層は最も外側の層です。顆粒層の外側にはなりません。
復習先:表皮の構造、皮膚の構造としくみまとめ
第15問
皮膚の3層の厚さについての説明として、適切なものはどれか。
① 表皮は平均約0.2mmで、真皮よりも薄い層である
② 表皮は平均約0.2mmで、真皮よりも厚い層である
③ 皮下組織は、線維芽細胞がコラーゲンをつくる層で、部位による差は小さい
④ 手のひらや足の裏は、まぶたなどより表皮が薄く、皮膚全体も薄い
答えと解説
正解:①
① 表皮の厚さは平均約0.2mm(0.1〜0.3mm)で、真皮より薄い層です。真皮は1〜3mm程度(1〜5mmとする資料もある)で、資料によって幅があります。
他の選択肢
- ② 表皮の平均は約0.2mmで数値は合っていますが、真皮(1〜3mm程度)より薄い層です。
- ③ 線維芽細胞がコラーゲンをつくるのは真皮です。皮下組織は脂肪組織が主体で、脂肪の量によって、部位や個人で差が大きくなります。
- ④ 手のひらや足の裏は厚く、まぶたなどは薄くなります。
復習先:皮膚の構造としくみまとめ、表皮の構造
第16問
加齢でターンオーバーが長くなったときに、肌に起こりやすい変化として、適切なものはどれか。
① 角層がはがれ落ちやすくなって薄くなり、肌がなめらかで明るく見えやすくなる
② 古い角層が肌に残りやすくなって角層が厚くなり、ごわつきやくすみが気になりやすい
③ 基底層の細胞分裂が盛んになり、新しい角質細胞が次々に補われて、ごわつきが起こりにくくなる
④ 十分に育っていない未熟な角層が表面に出てきて、バリア機能が下がり、乾燥しやすくなる
答えと解説
正解:②
② 加齢で遅くなると、古い角層が残って厚くなり、ごわつきやくすみが気になりやすくなります。
他の選択肢
- ① 遅くなると古い角層は残りやすくなります。はがれ落ちやすくなるという説明は逆です。
- ③ 周期が長くなるのは入れ替わりが遅くなることで、新しい細胞が次々に補われるという説明は逆です。
- ④ これは、紫外線などの炎症でターンオーバーが早まったときの変化です。加齢で長くなる場合とは方向が逆です。
第17問
角層をレンガとモルタルにたとえたとき、モルタルにあたるものはどれか。
① 角質細胞
② 皮脂膜
③ NMF
④ 細胞間脂質
答えと解説
正解:④
④ 細胞間脂質は角質細胞と角質細胞のすき間を埋める脂質で、モルタルにあたります。セラミドなどからなります。
他の選択肢
- ① 角質細胞は、レンガにあたります。モルタルではなく、モルタルに囲まれる側です。
- ② 皮脂膜は、角層の表面をおおう皮脂と汗が混じった膜で、角層のすき間を埋めるモルタルではありません。
- ③ NMFは、レンガにあたる角質細胞の中にあって水分を抱え込む成分です。すき間を埋めるものではありません。
第18問
真皮の乳頭層と網状層の説明として、適切なものはどれか。
① 乳頭層は表皮との境目が波打っていて毛細血管があり、網状層は太い線維が発達して真皮の大部分を占める
② 乳頭層は真皮の下側で皮下組織に接し、網状層は表皮側にあって毛細血管がある
③ 乳頭層も網状層も毛細血管を含まず、表皮の栄養は表皮の血管から届く
④ 網状層は表皮との境目が波打っていて毛細血管があり、乳頭層は太い線維が発達して真皮の大部分を占める
答えと解説
正解:①
① 乳頭層は表皮側で毛細血管があり、その下の網状層は太い線維が発達して真皮の大部分を占めます。
他の選択肢
- ② 位置が逆です。表皮側にあるのが乳頭層で、その下にあるのが網状層です。
- ③ 表皮には血管がなく、栄養は真皮の毛細血管(乳頭層)から届きます。
- ④ 乳頭層と網状層の特徴が入れ替わっています。毛細血管があるのは乳頭層、大部分を占めるのは網状層です。
復習先:真皮の構造、皮膚の構造としくみまとめ
第19問
汗腺と皮脂腺が開く場所の組み合わせとして、正しいものはどれか。
① エクリン腺とアポクリン腺は毛包、皮脂腺は皮膚の表面に開く
② エクリン腺とアポクリン腺は皮膚の表面、皮脂腺は毛包に開く
③ エクリン腺と皮脂腺は皮膚の表面、アポクリン腺は毛包に開く
④ エクリン腺は皮膚の表面、アポクリン腺と皮脂腺は毛包に開く
答えと解説
正解:④
④ エクリン腺は皮膚の表面に直接開き、アポクリン腺と皮脂腺は毛包に開きます。
他の選択肢
- ① エクリン腺は毛包ではなく皮膚の表面に開きます。皮脂腺は毛包に開きます。
- ② アポクリン腺は皮膚の表面ではなく、毛包に開きます。
- ③ 皮脂腺は皮膚の表面ではなく、毛包に開きます。皮脂は毛穴を通って表面に出てきます。
第20問
皮膚の作用と、それに関わる部分や条件の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① 免疫――異物を見つけて、免疫に伝えるランゲルハンス細胞
② 感覚――触れる刺激を受け取る皮脂腺と汗腺
③ 貯蔵・クッション――脂肪をたくわえて力をやわらげる真皮
④ ビタミンDの合成――紫外線のUVAを受けて皮膚の細胞がつくる
答えと解説
正解:①
① 免疫には、異物を見つけて免疫に伝える見張り役のランゲルハンス細胞が関わります。
他の選択肢
- ② 感覚に関わるのは、皮膚にある感覚の受容器と神経です。皮脂腺と汗腺は、皮脂や汗を出す分泌に関わります。
- ③ 脂肪をたくわえてクッションになるのは、真皮ではなく皮下組織です。
- ④ ビタミンDの合成は、紫外線のうちUVBを受けて行われます。UVAではありません。
第21問
キメが整った肌の皮溝と皮丘の状態として、正しいものはどれか。
① 皮溝が細くはっきりしているが、皮丘の大きさや形がばらつく
② 皮溝が浅く不明瞭になっているが、皮丘が小さくそろう
③ 皮溝が細くはっきり刻まれ、皮丘が小さく、大きさや形がそろう
④ 皮溝が浅く広がり、皮丘の大きさや形がばらつく
答えと解説
正解:③
③ キメが整った肌は、皮溝が細くはっきりしていて、皮丘が小さく、大きさや形がそろっています。
他の選択肢
- ① 皮丘の大きさや形がばらつくのは、キメが乱れた肌の状態です。整った肌は皮丘もそろいます。
- ② 皮溝が浅く不明瞭になるのは、キメが乱れた肌の状態です。整った肌は皮溝が細くはっきりしています。
- ④ これは、乾燥や加齢、紫外線などでキメが乱れた肌の状態です。
復習先:皮膚表面の構造、乾燥肌の原因とお手入れ
第22問
毛と毛包についての説明として、適切なものはどれか。
① 毛包は、唇、手のひら、足の裏を含む、全身の皮膚にある
② 毛は、成長期、退行期、休止期の順に生えかわる(毛周期)
③ 毛は表皮の表面でつくられ、毛包の中ではつくられない
④ 毛は、休止期、成長期、退行期の順に生えかわる(毛周期)
答えと解説
正解:②
② 毛は一定の周期で、成長期、退行期、休止期の順に生えかわります。これを毛周期といいます。
他の選択肢
- ① 毛包はほぼ全身の皮膚にありますが、唇、手のひら、足の裏にはありません。
- ③ 毛は、毛包という袋状のつくりの中でつくられます。
- ④ 毛周期の順が入れ替わっています。成長期、退行期、休止期の順に進みます。
復習先:皮膚の付属器官、皮膚の構造としくみまとめ
第23問
皮膚から物質が入る「経皮吸収」についての説明として、適切なものはどれか。
① 皮膚は外からの物質をまったく通さないので、経皮吸収は起こらない
② 最も外側の角層が物理的なバリアとして最も寄与が大きく、入りやすさは成分の性質によっても変わる
③ 物理的なバリアとして最も寄与が大きいのは真皮で、入りやすさは成分の性質に関係しない
④ 経皮吸収とは、皮膚の表面に出た汗や皮脂が、体の外へ出ていくことをいう
答えと解説
正解:②
② 皮膚の物理的なバリアで最も寄与が大きいのは、最も外側の角層です。入りやすさは、分子の大きさや、水・油へのなじみやすさなど、成分の性質で変わります。
他の選択肢
- ① 皮膚は外からの物質を通しにくい構造ですが、まったく通さないわけではありません。
- ③ 物理的なバリアで最も寄与が大きいのは、最も外側の角層です。入りやすさは、成分の性質によって変わります。
- ④ 経皮吸収は、外から皮膚を通って物質が入ることです。汗や皮脂が出ることではありません。
肌悩みの原因とお手入れ
第24問
肌タイプとお手入れの方向の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① 脂性肌は、余分な皮脂を落としつつ、保湿は省かずに続ける
② 乾燥肌は、余分な皮脂を落とすことを重視し、保湿は控えめにする
③ 混合肌は、Tゾーンは保湿を厚めに、頬などのUゾーンは軽めにする
④ 乾燥肌は、水分を補う保湿を重視しつつ、さっぱりさせるために熱いお湯で洗う
答えと解説
正解:①
① 脂性肌は余分な皮脂を落としつつ、保湿は省かないのが方向です。洗いすぎるとかえって乾燥しやすくなります。
他の選択肢
- ② これは脂性肌の方向です。乾燥肌は、水分を補う保湿を重視し、洗いすぎず、熱いお湯を避けます。
- ③ 混合肌は部位ごとに使い分けますが、向きが逆です。Tゾーンは軽め、Uゾーンは保湿を厚めにします。
- ④ 乾燥肌は洗いすぎず、熱いお湯を避けます。熱いお湯で洗うのは当てはまりません。
復習先:肌タイプと見分け方、乾燥肌の原因とお手入れ
第25問
乾燥が続いた肌に見られる変化として、適切なものはどれか。
① キメが整い、化粧品はしみにくくなるが、角層が厚くなってごわつくことがある
② キメが乱れて化粧品がしみやすくなるが、つっぱりやかさつきは出にくい
③ キメが乱れて化粧品がしみやすくなり、角層は薄くなってごわつきが減る
④ キメが乱れて化粧品がしみやすくなり、角層が厚くなってごわつくことがある
答えと解説
正解:④
④ 水分が減るとキメが乱れて刺激に敏感になり、化粧品がしみやすくなります。また、肌を守ろうとして角層が厚くなり、ごわつくことがあります。
他の選択肢
- ① 乾燥では水分が減ってキメが乱れ、刺激に敏感になって化粧品がしみやすくなります。キメが整うという説明は当てはまりません。
- ② 乾燥では、つっぱりやかさつきが出やすくなります。出にくくなるという説明は当てはまりません。
- ③ キメが乱れてしみやすくなる点は合っていますが、角層は薄くなるのではなく厚くなることがあり、ごわつきも出やすくなります。
復習先:乾燥肌の原因とお手入れ、皮膚表面の構造
第26問
乾燥肌の原因と、肌への影響の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① ホルモンバランスの乱れで、水分・皮脂のバランスが変わる
② 加齢で、皮脂の分泌が増え、バリア機能が上がりやすくなる
③ 睡眠不足や栄養の偏りで、皮脂の分泌が減り、バリア機能の障害が生じやすくなる
④ 空気の乾燥や冷暖房で、NMFや皮脂が流れ出る
答えと解説
正解:①
① ホルモンバランスの乱れは内的な原因で、水分・皮脂のバランスが変わり、乾燥しやすくなります。
他の選択肢
- ② 加齢では、皮脂の分泌が減り、バリア機能の障害が生じやすくなります。増えるわけではありません。
- ③ 睡眠不足や栄養の偏りは、ターンオーバーが乱れ、バリア機能が下がりやすくなる原因です。皮脂の分泌が減るのは、加齢の影響です。
- ④ 空気の乾燥や冷暖房では、角層から水分が蒸発しやすくなります。
第27問
化粧品に表示される「ノンコメドジェニックテスト済み」の説明として、適切なものはどれか。
① ニキビの炎症が起きにくいかを調べる試験を行った、という意味の表示である
② コメドができにくいかを調べる試験を行ったので、効能として「ニキビを防ぐ」と表示できる
③ アクネ菌の増殖を抑える有効成分が配合されていることを示す表示である
④ コメド(ニキビのもと)ができにくいかを調べる試験を行った、という意味の表示である
答えと解説
正解:④
④ この表示は試験を行ったという意味で、すべての人にコメドやニキビができないことを保証するものではありません。
他の選択肢
- ① 調べているのは炎症ではなく、コメド(ニキビのもと)ができにくいかどうかです。
- ② 試験を行ったことと、表示できる効能は別です。効能として表示できるのは、56項目の範囲に限られます。
- ③ 試験を行ったという意味の表示で、有効成分の配合を示すものではありません。
第28問
ニキビ(尋常性ざ瘡)ができるしくみについて、起こる順に並べたものはどれか。
① 毛穴の出口が詰まる → アクネ菌が増える → 皮脂がたまる → 炎症が起こる
② 毛穴の出口が詰まる → 皮脂がたまる → アクネ菌が増える → 炎症が起こる
③ アクネ菌が増える → 毛穴の出口が詰まる → 皮脂がたまる → 炎症が起こる
④ 皮脂がたまる → 毛穴の出口が詰まる → 炎症が起こる → アクネ菌が増える
答えと解説
正解:②
② 角質が厚くなって出口が詰まり、皮脂がたまり、アクネ菌が皮脂を栄養にして増え、炎症が起こる流れです。
他の選択肢
- ① アクネ菌が増えるのは、皮脂がたまったあとです。皮脂がたまる段階と入れ替わっています。
- ③ アクネ菌は、詰まった毛穴の中にたまった皮脂を栄養にして増えるため、最初ではありません。
- ④ 炎症は、増えたアクネ菌をきっかけに起こります。アクネ菌の増殖より先ではありません。
第29問
肌荒れのときのお手入れの考え方として、適切なものはどれか。
① 刺激を減らすために、保湿はいったん控えて、洗顔を中心にお手入れする
② バリア機能が下がっているときは、紫外線対策を控えて肌を休ませる
③ こすり洗いやスクラブ、角質ケアを控えて刺激を減らし、保湿でバリア機能を守る
④ 汚れをしっかり落とすために、熱めのお湯で洗い流してから保湿する
答えと解説
正解:③
③ 肌荒れのときは、刺激を減らし、保湿でバリア機能を守ることを優先します。症状が続くときは医療機関に相談します。
他の選択肢
- ① 保湿でバリア機能を守ることが基本で、いったんやめるのは当てはまりません。
- ② バリア機能が下がっているときほど、紫外線から守ることが大切です。
- ④ 熱いお湯は避けます。ゴシゴシこすらず、刺激を減らしてから、保湿でバリア機能を守ることが基本です。
第30問
肌荒れと敏感肌の関係を、起こる順に並べたものとして、記事の整理に合うものはどれか。
① 外からの刺激が入りやすくなり炎症が起こる → 乾燥や刺激でバリア機能が下がる → 少しの刺激でも反応して肌荒れが起こりやすくなる → 炎症が繰り返されて刺激に敏感になる
② 刺激に敏感になる → 乾燥や刺激でバリア機能が下がる → 外からの刺激が入りやすくなり炎症が起こる → 炎症が繰り返される
③ 乾燥や刺激でバリア機能が下がる → 外からの刺激が入りやすくなり炎症が起こる → 炎症が繰り返されて刺激に敏感になる → 少しの刺激でも反応して肌荒れが起こりやすくなる
④ 乾燥や刺激でバリア機能が下がる → 炎症が繰り返されて刺激に敏感になる → 外からの刺激が入りやすくなり炎症が起こる → 少しの刺激でも反応して肌荒れが起こりやすくなる
答えと解説
正解:③
③ 記事では、バリア機能の低下から炎症、刺激への敏感化、さらに肌荒れが起こりやすくなる悪循環へとつながると整理されています。
他の選択肢
- ① 刺激が入りやすくなるのは、バリア機能が下がったあとです。炎症が繰り返されるのも、敏感になる前の段階です。
- ② 敏感になる段階は、炎症が繰り返されたあとです。バリア機能の低下が最初の段階にあたります。
- ④ 炎症が繰り返される前に、外からの刺激が入りやすくなって炎症が起こる段階があります。段階の順序が入れ替わっています。
復習先:肌荒れの原因とお手入れ、肌タイプと見分け方
第31問
頬で縦にしずく型に伸びて見える毛穴に合う、お手入れの方向として適切なものはどれか。
① 保湿とUVケアを続け、ハリを保つ生活習慣を心がける
② 余分な皮脂を落としつつ、保湿を省かない
③ 角質ケアで詰まりをためないようにし、角栓を取り除く
④ 毛穴の汚れを取り切るために、洗顔を1日に何度もくり返す
答えと解説
正解:①
① 縦に伸びて見えるのはたるみ毛穴で、ハリや弾力の低下が背景です。保湿とUVケア、ハリを保つ生活習慣が方向になります。
他の選択肢
- ② 余分な皮脂を落としつつ保湿を省かないのは、皮脂の多さが背景の開き毛穴の方向です。
- ③ 角質ケアで詰まりをためないようにするのは、詰まり毛穴のお手入れの方向です。
- ④ 洗顔を何度もすると、必要な皮脂まで落ちて乾燥し、そこから皮脂が増える悪循環になることがあります。やさしい洗顔を基本にします。
第32問
メラニンがつくられてから、排出されるまでの流れとして正しいものはどれか。
① 基底層のメラノサイトでメラニンがつくられ、袋に包まれて角化細胞へ渡され、真皮へ沈んでそのまま蓄積する
② 真皮の線維芽細胞でメラニンがつくられ、袋に包まれて表皮へ渡され、ターンオーバーで角層に上がって垢としてはがれる
③ 基底層の角化細胞でメラニンがつくられ、メラノサイトへ渡され、ターンオーバーで角層に上がって垢としてはがれる
④ 基底層のメラノサイトでメラニンがつくられ、袋に包まれて角化細胞へ渡され、ターンオーバーで角層に上がって垢としてはがれる
答えと解説
正解:④
④ メラニンはメラノサイトでつくられ、袋に包まれて周囲の角化細胞へ渡されたのち、ターンオーバーとともに押し上げられて垢として排出されます。
他の選択肢
- ① ターンオーバーで角層へ押し上げられ、垢として排出されます。正常に排出されずに残るとシミになります。
- ② メラニンをつくるのは表皮の基底層にいるメラノサイトで、真皮の線維芽細胞ではありません。
- ③ メラニンをつくるのはメラノサイトで、角化細胞に渡される向きです。細胞の役割が逆になっています。
第33問
医薬部外品ではない化粧品について、シミに関係する効能として表示できる表現はどれか。
① メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
② できてしまったシミを、薄くして消す
③ 日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ
④ 肌の色を白くして、透明感を高める
答えと解説
正解:③
③ 化粧品の効能56項目の範囲には、「日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ」があります。
他の選択肢
- ① 厚生労働省が承認した美白の有効成分を配合した医薬部外品が表示できる表現です。
- ② できてしまったシミが消える、なくなると言い切れる化粧品はありません。
- ④ 「美白」は肌の色を白くする意味ではありません。また、透明感を高めるといった言い切りは、効能の範囲の表現ではありません。
第34問
くすみのタイプと、お手入れの方向の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① 角質肥厚によるくすみ――やさしく古い角質をケアしつつ、保湿をする。強くこすらない
② メラニンによるくすみ――入浴、軽い運動、睡眠、冷え対策で血行を促す
③ 血行不良によるくすみ――紫外線対策を続け、摩擦を避ける
④ 乾燥によるくすみ――強めの角質ケアでごわつきを取り除いてから、保湿は控えめにする
答えと解説
正解:①
① 古い角質が残るごわつきには、やさしく角質をケアしつつ保湿を続け、強くこすらないことが記事のお手入れの方向です。
他の選択肢
- ② これは血行不良によるくすみのお手入れです。メラニンによるくすみは、紫外線対策を続け、摩擦を避けます。
- ③ これはメラニンによるくすみのお手入れです。血行不良によるくすみは、入浴、軽い運動、睡眠、冷え対策で血行を促します。
- ④ 乾燥によるくすみは、保湿を重視し、洗いすぎないことが方向です。保湿を控えるのは当てはまりません。
復習先:くすみの原因別ケア、美容液・パックの使い方
第35問
シミのお手入れの考え方として、適切なものはどれか。
① 紫外線を防げば十分なので、摩擦や炎症は気にしなくてよい
② シミが気になる部分は、角質ケアで強めにこすって落とす
③ 紫外線対策は、日差しの強い夏の間に行えばよい
④ 「これ以上メラニンを増やさない」予防が中心で、紫外線を防ぎ、摩擦や炎症を避ける
答えと解説
正解:④
④ 記事では、化粧品でのシミ対策は予防が中心です。紫外線を防ぎ、摩擦や炎症を避けて、保湿でバリア機能を守ります。
他の選択肢
- ① 紫外線を防ぐことは大切ですが、それだけでは足りません。摩擦や炎症も避けて、メラニンを増やさないことが中心です。
- ② 強くこすることは摩擦の刺激になります。摩擦は避けたい要因で、中心は「これ以上メラニンを増やさない」予防です。
- ③ 紫外線は年間を通して防ぎます。日焼け止め、帽子、日傘などを使います。
復習先:シミの種類とできるしくみ、UVケアの基本
第36問
くまの種類と、お手入れの方向の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① 黒ぐま――ホットタオルなどで温めて血行を促し、やさしくマッサージする
② 茶ぐま――摩擦を避け、紫外線対策をして、メイクをやさしく落とす
③ 青ぐま――摩擦を避け、紫外線対策をして、メイクをやさしく落とす
④ 青ぐま――保湿と紫外線対策でハリを保つ
答えと解説
正解:②
② 茶ぐまは色素沈着が背景です。目をこする習慣や強いクレンジングを避け、紫外線対策をします。
他の選択肢
- ① これは青ぐまのお手入れです。黒ぐまはたるみによる影で、保湿と紫外線対策でハリを保ちます。
- ③ これは茶ぐまのお手入れです。青ぐまは血行不良が背景で、温めて血行を促すケアや睡眠、冷え対策をします。
- ④ これは黒ぐまのお手入れです。ハリを保つ方向は、たるみによる影の黒ぐまに当てはまります。
復習先:くまの種類
第37問
たるみが起こる背景として、適切なものはどれか。
① 角層の水分不足により、浅く細かい線が増えること
② メラノサイトが活発になり、メラニンが肌に残ること
③ 皮脂腺の働きが落ちて、皮脂膜が薄くなること
④ 真皮のコラーゲン・エラスチンの減少や変性に、筋肉や脂肪の衰え、重力が重なること
答えと解説
正解:④
④ たるみは、真皮の線維の減少や変性に、表情筋などの筋肉や脂肪の衰え、重力が重なって、皮膚が下に引っぱられてハリがなくなる状態です。
他の選択肢
- ① 角層の水分不足は、乾燥でできる表皮性の小ジワの背景です。
- ② メラニンが残るのはシミの背景です。
- ③ 皮脂膜が薄くなるのは、乾燥など、バリア機能の低下の説明です。たるみの背景ではありません。
第38問
毛穴の角栓について、できるしくみの説明として、適切なものはどれか。
① 汗と古い角質が混ざって毛穴の中にたまり、出口でかたまって角栓になる。表面が空気にふれて酸化すると、黒っぽく見える
② 皮脂だけが毛穴の中でかたまって角栓になる。古い角質は関係せず、表面が乾燥すると黒っぽく見える
③ 皮脂と古い角質が混ざって毛穴の中にたまり、出口でかたまって角栓になる。表面が空気にふれて酸化すると、黒っぽく見える
④ 皮脂と古い角質が混ざった角栓は、表面が空気にふれても色は変わらず、黒く見えるのはメラニンがたまるためである
答えと解説
正解:③
③ 角栓は、毛穴の中にたまった皮脂と古い角質の混ざったかたまりです。表面が空気にふれて酸化すると、黒っぽく見えます。
他の選択肢
- ① 角栓をつくるのは、汗ではなく、皮脂と古い角質です。
- ② 角栓は、皮脂と古い角質の混ざったかたまりです。黒っぽく見えるのは、表面が空気にふれて酸化するためです。
- ④ 角栓が黒っぽく見えるのは、表面が空気にふれて酸化するためです。メラニンがたまるためではありません。
復習先:毛穴の悩み、表皮のターンオーバー
肌を劣化させる要因
第39問
自然老化と光老化の、現れやすい部位と主な変化の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① 自然老化――日光にあたる部位に強く現れ、深くて不規則なシワや色素の沈着が主な変化である
② 光老化――日光にあたる部位に強く現れ、深くて不規則なシワや色素の沈着が主な変化である
③ 光老化――日光にあたらない部位にも現れ、たるみ、シワ、乾燥、皮膚が薄くなることが主な変化である
④ 自然老化――日光にあたる部位に強く現れ、たるみや乾燥が主な変化である
答えと解説
正解:②
② 光老化は、年齢に加えて紫外線を長年浴びることで進みます。日光にあたる部位(顔など)に強く現れ、深くて不規則なシワや色素の沈着が主な変化です。
他の選択肢
- ① 自然老化は日光にあたらない部位にも現れ、主な変化はたるみ、シワ、乾燥、皮膚が薄くなることです。深くて不規則なシワや色素の沈着は、光老化の主な変化です。
- ③ これは自然老化の説明です。光老化は日光にあたる部位に強く現れます。
- ④ 自然老化は、日光にあたる部位に限らず、日光にあたらない部位にも現れます。
復習先:肌を劣化させる内的要因、紫外線と肌
第40問
内的要因のひとつである「代謝不良」の説明として、適切なものはどれか。
① 自律神経やホルモンを介して、肌に影響が出る状態
② 血行不良などで体の巡りが低下し、肌に酸素や栄養が行き届きにくくなる状態
③ 栄養の偏りや不足によって、肌に影響が出る状態
④ 女性ホルモンの変動や月経周期にともなって、肌の状態が変わる状態
答えと解説
正解:②
② 代謝不良は、冷え、運動不足、睡眠不足などによる体の巡りの低下で、ターンオーバーの乱れ、くすみ、ごわつき、くまにつながります。
他の選択肢
- ① これはストレスの説明です。代謝不良は、体の巡りの低下を指します。
- ③ これは食生活の乱れの説明です。代謝不良は、体の巡りの低下を指します。
- ④ これはホルモンバランスの乱れの説明です。代謝不良は、体の巡りの低下を指します。
復習先:肌を劣化させる内的要因、くすみの原因別ケア
第41問
日本での紫外線の強さの傾向として、適切なものはどれか。
① UVインデックスは、冬の朝夕に最も大きくなる
② UVAは大気に吸収されるため、冬はほとんど地表に届かない
③ UVBの量は12月ごろにピークとなり、夏は少なくなる
④ UVインデックスは、夏(7〜8月)のお昼ごろに最も大きくなる
答えと解説
正解:④
④ 日本では、紫外線の強さを示すUVインデックスは、夏(7〜8月)のお昼ごろに最大になります。
他の選択肢
- ① UVインデックスが最も大きくなるのは、夏のお昼ごろです。
- ② UVAは大気の吸収をあまり受けずに地表へ届くため、対策は夏だけでなく一年を通して意識するのがおすすめです。
- ③ UVBの量は7月ごろにピークとなり、冬は低くなります。
第42問
年代によるホルモンの変化と、肌の傾向の組み合わせとして、正しいものはどれか。
① 更年期――エストロゲンの分泌が減るため、乾燥やハリの低下を感じやすくなる
② 更年期――皮脂が増えて、ニキビができやすくなる
③ 思春期――月経周期にあわせて、肌の状態が周期的に変わる
④ 思春期――エストロゲンの分泌が減るため、乾燥しやすくなる
答えと解説
正解:①
① 更年期(閉経の前後)はエストロゲンの分泌が減り、乾燥やハリの低下を感じやすくなるとされます。
他の選択肢
- ② 皮脂が増えてニキビができやすくなるのは、思春期の傾向として説明されています。
- ③ 月経周期にあわせた肌の周期的な変化が出やすいのは成人期です。思春期は、性ホルモンの影響で皮脂が増え、ニキビができやすくなる時期です。
- ④ 思春期は、性ホルモンの影響で皮脂が増え、ニキビができやすくなる時期です。
復習先:ホルモンバランスと肌
第43問
ストレスによる肌への影響と、関連する肌の状態の組み合わせとして、正しいものはどれか。
① 血行が低下する――くすみ、くま
② 血行が低下する――毛穴の詰まり、ニキビ
③ バリア機能が下がる――毛穴の詰まり、ニキビ
④ 皮脂が増える――乾燥、肌荒れ
答えと解説
正解:①
① 交感神経が優位になって血管が収縮し血行が低下すると、くすみやくまにつながるとされます。
他の選択肢
- ② 血行の低下は、くすみやくまに関連します。毛穴の詰まりやニキビは、皮脂の増加です。
- ③ バリア機能の低下で関連するのは、乾燥や肌荒れです。毛穴の詰まりやニキビは、皮脂の増加に対応させます。
- ④ 皮脂が増えると、毛穴の詰まりやニキビにつながるとされます。乾燥や肌荒れは、バリア機能の低下に対応させる組み合わせです。
第44問
酸化の原因となる活性酸素が増える要因を、外的なものと内的なものに分けた組み合わせとして、正しいものはどれか。
① 外的は呼吸や代謝、内的は紫外線
② 外的は炎症、内的は空気の汚れ
③ 外的は喫煙、内的はストレス
④ 外的はストレス、内的は喫煙
答えと解説
正解:③
③ 喫煙は紫外線、空気の汚れなどと並ぶ外的な原因で、ストレスは呼吸や代謝、炎症などと並ぶ内的な原因です。
他の選択肢
- ① 呼吸や代謝は内的、紫外線は外的で、入れ替わっています。
- ② 炎症は内的、空気の汚れは外的で、入れ替わっています。
- ④ 外的と内的が入れ替わっています。ストレスは内的、喫煙は外的です。
復習先:酸化と肌、肌を劣化させる外的要因
第45問
糖化の位置づけの説明として、適切なものはどれか。
① 内的要因5つのひとつとして、公式の試験範囲に挙げられている
② 公式の外的・内的・外的+内的の区分には含まれず、第3版テキストで追記された内容として扱う
③ 酸化と同じく、外的+内的の区分に含まれる
④ 外的要因3つのひとつとして、公式の試験範囲に挙げられている
答えと解説
正解:②
② 糖化は、公式の試験範囲ページの区分には記載がなく、新旧テキストの対応表で追記とされた内容です。外的+内的の欄に入るのは酸化です。
他の選択肢
- ① 内的要因は、加齢、食生活の乱れ、代謝不良、ホルモンバランスの乱れ、ストレスの5つで、糖化は含まれません。
- ③ 外的+内的の区分に挙げられているのは酸化です。糖化はこの欄に入れません。
- ④ 外的要因は、空気の乾燥、空気の汚れ、紫外線の3つで、糖化は含まれません。
復習先:糖化と肌、第2版と第3版の違い
第46問
PM2.5の説明として、正しいものはどれか。
① 直径2.5μm以下の微小な粒子である
② 直径2.5mm以下の、目に見える粒子である
③ 直径25μm以下の粒子で、おもに花粉を指す
④ 黄砂を指す呼び名で、直径は2.5μmより大きい
答えと解説
正解:①
① PM2.5は、直径2.5μm以下の微小な粒子です。
他の選択肢
- ② 単位がmmではなくμm(マイクロメートル)で、目で見える大きさの粒子ではありません。
- ③ 直径は2.5μm以下で、花粉を指す呼び名でもありません。花粉は自然界にあるもので、PM2.5が付着するとアレルギー反応を起こしやすくなるとされます。
- ④ 黄砂を指す呼び名ではありません。黄砂もPM2.5が付着するとアレルギー反応を起こしやすくなるとされる、別のものです。
第47問
食生活の乱れが肌に与える影響の考え方として、適切なものはどれか。
① 糖質や脂質をとりすぎると、皮脂が減って乾燥しやすくなると考えられている
② 栄養の偏りは、皮脂を増やして糖化を進める
③ 糖質や脂質のとりすぎは、皮脂が増えやすくなったり、糖化が進みやすくなったりする可能性がある
④ 糖質のとりすぎは、皮脂を増やすことはあるが、糖化には関係しない
答えと解説
正解:③
③ 食生活の乱れは、「栄養の偏り・不足」と「食べすぎ、糖質・脂質のとりすぎ」に分けて考えます。後者は、皮脂が増えやすくなったり、糖化が進みやすくなったりする可能性があります。
他の選択肢
- ① 糖質や脂質のとりすぎでは、皮脂が増えやすくなる可能性があります。減って乾燥しやすくなるという説明は逆です。
- ② 皮脂が増えやすくなったり糖化が進みやすくなったりするのは、糖質や脂質のとりすぎ・食べすぎです。栄養の偏りや不足は、コラーゲンの合成やターンオーバーに影響する可能性があります。
- ④ 糖質のとりすぎは、皮脂が増えやすくなることに加えて、糖化が進みやすくなる可能性もあります。糖化に関係しないわけではありません。
復習先:肌を劣化させる内的要因、糖化と肌
第48問
空気の汚れ(PM2.5・花粉・黄砂など)による肌への影響を減らす基本的な考え方として、適切なものはどれか。
① 外出から戻ったら、肌に付いた汚れをやさしく落とし、保湿でバリア機能を保つ
② 外出から戻ったら汚れをやさしく落とすが、保湿は夜だけにまとめて行う
③ 汚れを落とすより先に、保湿で膜をつくって守ることを優先する
④ 汚れは強くこすって落とし、そのあと保湿でバリア機能を保つ
答えと解説
正解:①
① 空気の汚れによる影響を減らすには、外出から戻ったら、肌に付いた汚れをやさしく落とし、保湿でバリア機能を保つことが基本です。
他の選択肢
- ② 汚れを落としたあとは、そのつど保湿してバリア機能を保ちます。夜だけにまとめません。
- ③ 汚れを残したまま保湿しても、肌は守れません。まず汚れをやさしく落としたうえで、保湿します。
- ④ 保湿は大切ですが、強くこするとかえって肌を傷めます。汚れはやさしく落とします。
骨格に合わせたメイクアップ
第49問
一重・奥二重のまぶたの人のアイメイクの考え方として、適切なものはどれか。
① キワのメイクまではっきり見えるので、濃くしすぎると目立ちすぎることがある
② 目を開くとメイクが隠れる部分が多いので、見える範囲に影や質感を足してメリハリを出す
③ 二重幅を強調しすぎず、なじませながら奥行きを出す
④ 目を開くとメイクが隠れる部分が多いので、目を閉じたときに見える範囲に濃く入れる
答えと解説
正解:②
② 一重・奥二重は、まぶたが瞳にかぶさり、目を開くとメイクが隠れる部分が多いため、見える範囲に陰影を足す考え方です。下まぶたを強調すると目力が出ます。
他の選択肢
- ① これは二重のまぶたのポイントです。キワまで見えるのは二重で、一重・奥二重はメイクが隠れる部分が多くなります。
- ③ これは二重のまぶたのポイントです。一重・奥二重は、目を開いたときに見える範囲に陰影を足します。
- ④ 目を開いたときに見える範囲に足します。目を閉じたときに見える所に濃く入れても、目を開くと隠れてしまいます。
第50問
パーソナルカラーの考え方として、適切なものはどれか。
① 診断でシーズンが決まったら、そのシーズン以外の色は使ってはいけない
② 診断結果は一つに決めつけず、似合う色の方向を知る目安として使い、好みや場面に合わせて取り入れてよい
③ パーソナルカラーに合ったコスメを使うことは、化粧品の効能として表示できる
④ パーソナルカラーは肌の色だけで決まり、髪や瞳の色は関係しない
答えと解説
正解:②
② パーソナルカラーは、肌・髪・瞳の色になじむ「似合う色」の考え方です。診断結果は目安として使い、苦手な色や好きな色も、取り入れ方を工夫して楽しめます。
他の選択肢
- ① 苦手な色も、使ってはいけないわけではありません。バランスや取り入れ方を工夫できます。
- ③ パーソナルカラーは、化粧品の効能とは別の、色選びの考え方です。
- ④ 肌・髪・瞳の色になじむ「似合う色」の考え方です。肌の色だけではありません。
第51問
顔型と、メイクで調整する方向の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① ベース型――額の張りとあごのとがりをやわらげる
② ベース型――縦のラインを足して、シャープに見せる
③ 逆三角形――額の張りとあごのとがりをやわらげる
④ 逆三角形――横のラインを足して、縦の長さをやわらげる
答えと解説
正解:③
③ 逆三角形は、額が広くあごがとがって見える顔型です。額の張りとあごのとがりをやわらげる方向で考えます。
他の選択肢
- ① これは逆三角形の調整の方向です。ベース型は、輪郭が四角くエラが張って見える顔型で、角張りをやわらげます。
- ② 縦のラインを足してシャープに見せるのは、丸顔の調整の方向です。ベース型は角張りをやわらげます。
- ④ 横のラインを足して縦の長さをやわらげるのは、面長の調整の方向です。逆三角形は額の張りとあごのとがりをやわらげます。
復習先:チーク・リップのテクニック
生活習慣美容
第52問
睡眠の質を高める習慣として、適切なものはどれか。
① 朝はカーテンを閉めて光を避け、夜は室内を明るく保ってメリハリをつける
② 就寝前は画面を見る時間を減らし、部屋の明かりも落としていく
③ アルコールやカフェインは、寝つきには影響するが、睡眠のサイクルには影響しない
④ 就寝前の光は、メラトニンの分泌に関係しないので、部屋の明るさは気にしなくてよい
答えと解説
正解:②
② 画面や強い室内照明の光はメラトニンの分泌を抑えるため、就寝前は光を減らすと眠りに入りやすくなります。
他の選択肢
- ① 光のタイミングが逆です。朝や日中に光を浴びて活動と休息のメリハリをつけると、体内時計が整いやすくなります。
- ③ アルコールやカフェインは、寝つきだけでなく睡眠のサイクルにも影響します。夜は量やタイミングに気をつけます。
- ④ メラトニンは暗くなると分泌され、強い光で抑えられます。就寝前の光は睡眠の質に関わるため、明るさは気にしなくてよいとは言えません。
第53問
食生活の整え方の考え方として、適切なものはどれか。
① 肌によいとされる食品を決めて、その食品や栄養素を集中してとれば、肌が変わると言える
② 主食・主菜・副菜をそろえれば、食事は1日2回でもよい
③ 1日3食を基本に、主食・主菜・副菜をそろえて、偏りなく食べる
④ 1日3食を基本にしながら、主食・副菜は減らして、主菜を中心にしっかりとる
答えと解説
正解:③
③ 「一汁三菜」の和食がバランスの目安になります。特定の食品や栄養素で肌が変わると断定できないため、偏りなく食べることが基本です。
他の選択肢
- ① 特定の食品や栄養素で肌が変わると断定することはできません。偏りなく食べることが基本です。
- ② 1日3食を基本に、主食・主菜・副菜をそろえて、偏りなく食べることが基本です。
- ④ 主菜だけでなく、主食・副菜もそろえて、偏りなく食べることが基本です。
第54問
屋外で運動をしたあとの、汗と皮脂のお手入れの考え方として、適切なものはどれか。
① 汗や皮脂を放置せず、洗顔だけを行い、保湿は省く
② 汗や皮脂をこすり落とすため、ふだんより強い力で、洗顔の回数を増やす
③ 汗や皮脂を落とすために、熱めのお湯で、洗顔料を多めに使って洗う
④ 汗や皮脂を放置せず、洗顔と保湿をふだんの手順で、こすらずにやさしく行う
答えと解説
正解:④
④ 汗や皮脂を放置せず、洗顔と保湿をふだんの手順で行います。こすらず、やさしく洗います。
他の選択肢
- ① 洗顔のあとの保湿も、ふだんの手順で行います。保湿は省きません。
- ② 強くこすったり、洗いすぎたりすると、肌を傷めます。ふだんの手順で、こすらずやさしく行います。
- ③ 洗顔は、ぬるま湯で、こすらずやさしく行います。熱いお湯や洗いすぎは避けます。
復習先:運動と美容、洗顔料の種類と正しい洗顔
第55問
運動と皮膚についての研究報告の内容として、適切なものはどれか。
① 有酸素運動では、加齢で薄くなる真皮の厚みの改善が報告された
② 筋力トレーニングでは、弾力性と真皮の構造に加えて、加齢で薄くなる真皮の厚みの改善も報告された
③ 筋力トレーニングでは、真皮の厚みの改善だけが報告され、弾力性の改善は報告されなかった
④ 筋力トレーニングでは、弾力性の改善が報告されたが、真皮の構造の改善は報告されなかった
答えと解説
正解:②
② 報告では、有酸素運動も筋力トレーニングも弾力性と真皮の構造を改善し、筋力トレーニングは加齢で薄くなる真皮の厚みも改善したとされています。
他の選択肢
- ① 有酸素運動も、弾力性と真皮の構造の改善が報告されています。真皮の厚みの改善が報告されたのは筋力トレーニングです。
- ③ 筋力トレーニングでも、弾力性と真皮の構造の改善が報告されています。厚みだけではありません。
- ④ 筋力トレーニングでも、真皮の構造の改善が報告されています。
復習先:運動と美容
第56問
熱いお湯や長湯で肌が乾燥しやすくなる理由として、適切なものはどれか。
① 皮脂や、角層のうるおい成分(NMF・細胞間脂質)が流れ出やすくなるため
② 皮脂の分泌が増えすぎて、角層の水分が奪われるため
③ 熱いお湯で交感神経が刺激され、血圧が上がることで角層の水分が減るため
④ 入浴時間が10〜15分を超えると、皮脂の分泌が止まって角層が硬くなるため
答えと解説
正解:①
① 熱いお湯や長湯で、皮脂や角層のNMF・細胞間脂質が流れ出やすくなります。NMFは水に溶けやすい成分です。
他の選択肢
- ② 熱いお湯や長湯で起こるのは、皮脂やNMFなどのうるおい成分が流れ出ることです。皮脂が増えて水分を奪うわけではありません。
- ③ 交感神経の刺激や血圧の上昇は、熱いお湯が体に与える負担の説明です。乾燥する理由は、うるおい成分が流れ出ることです。
- ④ 入浴時間は10〜15分程度が目安ですが、長湯で乾燥しやすくなるのは、皮脂や角層のうるおい成分が流れ出やすくなるためです。皮脂の分泌が止まるわけではありません。
復習先:入浴と美容、肌のバリア機能、乾燥肌の原因とお手入れ
筋肉・ツボ・リンパ
第57問
たるみと筋肉の関係についての説明として、適切なものはどれか。
① 表情筋の衰えはたるみの要因の一つだが、筋肉を鍛えればたるみが治る、恒久的に引き上がる、とは言えない
② マッサージ料を使えば、筋肉への効果を表示できる
③ 表情筋は下顎の骨に付いてあごを動かす筋肉なので、たるみとは関係しない
④ 表情筋は皮膚につく筋肉だが、動きは皮膚の見え方に影響せず、しわとは関係しない
答えと解説
正解:①
① たるみは、表情筋などの筋肉の衰えも要因の一つとして整理されますが、真皮の線維の変化など複数の要因が重なって起こるため、鍛えれば治るとは言えません。
他の選択肢
- ② 化粧品やマッサージで、筋肉への効果を約束する表現はできません。
- ③ 下顎の骨に付いてあごを動かすのは、咬筋などの咀嚼筋です。表情筋は皮膚につく筋肉で、たるみは表情筋などの筋肉の衰えも要因の一つとして整理されます。
- ④ 表情筋は皮膚につくため、動きによって皮膚の見え方にも影響します。皺眉筋は、眉を寄せるクセで強く収縮すると、眉間に縦じわができやすくなります。
第58問
顔のツボ押しについての説明として、適切なものはどれか。
① ツボは、手のひら全体を使い、顔の内側から外側へなでるように流す
② 指の腹をくぼみに当て、10秒ほどかけて押して離す動作を20〜30回くり返す
③ 目のまわりは皮膚が薄いので、骨のふちに沿ってやさしく押す。赤み・かゆみ・発疹・傷があるときは行わない
④ ツボを押すときは、クリームやオイルで滑りをよくして、すべらせるように行う
答えと解説
正解:③
③ 目のまわりは皮膚が薄くデリケートです。骨のふちに沿ってやさしく押し、痛みが強いとき、赤み・かゆみ・発疹・傷があるとき、気分が悪くなったときは行いません。
他の選択肢
- ① 手のひら全体で内側から外側へなでるように流すのは、リンパマッサージの方向と手順です。ツボは、指の腹をくぼみに当てて押します。
- ② 押して離す動作は、数回くり返す程度です。20〜30回も続ける必要はありません。
- ④ クリームやオイルで滑りをよくするのは、リンパマッサージの考え方です。ツボ押しは、指の腹をくぼみに当てて、気持ちよい強さで押して離します。
復習先:美容のツボ
第59問
顔まわりのリンパ節の名称と位置の組み合わせとして、適切なものはどれか。
① 耳下腺リンパ節――耳の前
② 耳介後リンパ節――耳の前
③ オトガイ下リンパ節――耳の後ろ
④ 耳下腺リンパ節――あご先のすぐ下のくぼみ
答えと解説
正解:①
① 耳下腺リンパ節は耳の前にあり、マッサージの目印になります。
他の選択肢
- ② 耳介後リンパ節は耳の後ろにあります。耳の前にあるのは耳下腺リンパ節です。
- ③ オトガイ下リンパ節は、あご先のすぐ下のくぼみにあります。耳の後ろにあるのは耳介後リンパ節です。
- ④ あご先のすぐ下のくぼみにあるのはオトガイ下リンパ節です。耳下腺リンパ節は耳の前にあります。
復習先:リンパとマッサージ
第60問
リンパ液とリンパ節の説明として、適切なものはどれか。
① リンパ節は、鎖骨のあたりでリンパ液を静脈に注ぐ合流点である
② リンパ節は、余分な水分や老廃物を回収して流れる液そのものである
③ リンパ節は、リンパ液が流れる通り道となる管そのものである
④ リンパ節は、リンパ管の途中にあり、ろ過のはたらきをもつ
答えと解説
正解:④
④ リンパ節は、リンパ管の途中にあり、ろ過のはたらきをもつ場所です。リンパ液は、リンパ管自体の収縮と筋肉の動きなどで流れ、最終的に鎖骨のあたりで静脈に合流します。
他の選択肢
- ① 鎖骨のあたりで静脈に合流するのは、太いリンパ管です。リンパ節は、リンパ管の途中にあります。
- ② 余分な水分や老廃物を回収して流れるのは、リンパ液です。リンパ節は、リンパ管の途中にあってろ過のはたらきをもつ場所です。
- ③ リンパ液が流れる通り道は、リンパ管です。リンパ節は、その途中にある場所です。
分野別の得点と復習先のまとめ
間違えた問題の番号を、次の表の分野に当てはめて、復習するまとめに戻りましょう。分野ごとに、正解数をメモしておくと、弱い分野が見えます。
| 範囲(公式の項目名、またはテキストの節名) | 問題番号 | 復習するまとめ |
|---|---|---|
| クレンジング・洗顔の基本 | 1、2 | スキンケアの基本まとめ |
| 化粧水、乳液・クリームの基本 | 3 | スキンケアの基本まとめ |
| スペシャルケアの基本 | 4 | スキンケアの基本まとめ |
| UVケアの基本 | 5 | スキンケアの基本まとめ |
| ボディケア、ハンドケアの基本 | 6 | ボディ・ヘア・ネイルの基本まとめ |
| メイクアップの基本 | 7、8 | メイクの基本まとめ |
| ヘアケアの基本 | 9、12 | ボディ・ヘア・ネイルの基本まとめ |
| ネイルケアの基本 | 10 | ボディ・ヘア・ネイルの基本まとめ |
| デンタルケア | 11 | ボディ・ヘア・ネイルの基本まとめ |
| 表皮の構造としくみ | 13、14 | 皮膚の構造としくみまとめ |
| 皮膚の構造としくみ | 15 | 皮膚の構造としくみまとめ |
| 表皮のターンオーバー | 16 | 皮膚の構造としくみまとめ |
| 肌がもつバリア機能 | 17 | 皮膚の構造としくみまとめ |
| 真皮の構造としくみ | 18 | 皮膚の構造としくみまとめ |
| 皮膚の付属器官 | 19、22 | 皮膚の構造としくみまとめ |
| 皮膚の作用 | 20、23 | 皮膚の構造としくみまとめ |
| 皮膚の構造 皮膚表面の構造 | 21 | 皮膚の構造としくみまとめ |
| 肌タイプと見分け方 | 24 | 肌悩みの原因とお手入れまとめ |
| 肌悩みの原因とお手入れ | 25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38 | 肌悩みの原因とお手入れまとめ |
| 肌を劣化させる要因 | 39、40、41、42、43、44、45、46、47、48 | 肌を劣化させる要因まとめ |
| 骨格に合わせたメイクアップ | 49、50、51 | 骨格に合わせたメイクまとめ |
| 生活習慣美容 | 52、53、54、55、56 | 生活習慣美容まとめ |
| 筋肉・ツボ・リンパ | 57、58、59、60 | 筋肉・ツボ・リンパまとめ |
正答率が低い分野が1つに偏っていれば、その分野のまとめから読み直します。分野がばらけているときは、間違えた問題の解説にある復習先を順に読み返します。
再挑戦の手順
- 間違えた問題に印をつけ、復習先の記事を読む
- 同じ分野の練習問題(基本確認問題・テーマ別の問題)を解き直す
- 数日あけて、間違えた問題だけをもう一度解く
- 全体をもう一度、時間を計って通して解く

